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人間失覚殺人癖 HO3 ※クトゥルフ2015職業表より ≪ネット犯罪者≫+≪暴力団組員≫ベース 【モチーフ:曼珠沙華、曼陀羅華、ダンテ「神曲」】 妖しい色香の漂うお兄さん。 のらりくらりと人を食ったような態度で振る舞う。 人の懐に入り込むのが上手く諜報活動を担当しているが、本人は危ない目に遭うのは嫌いなためダルそうにしている。 ただ人を策略謀略破壊工作に陥れるのは気分がいいのでそれはそれは嬉々としてやる。 俺が堕落していることに、心身に傷があるわけでもないし、過去に何かあったからだとか誰かの教えに基づいているだとかはたまた特別な信条や思想があったからとかそんな後付けの理由は存在しない。 水が方円の器に随うことに誰が異を唱えようか？ それはただそこにあるものをそうと受け入れている自然な姿だ。 つまり、だ。 俺は俺であるが故、人間という器に随い生きているが故に矮小にも歪み委ね堕落しているだけなのだ。 とかなんとか言っているが要は傷つきたくないだけの臆病な男なのである。 繊細で傷つきやすい心を巧みに隠し、本音や本心を飄々とした風を装ってまやかしながら道化を演じている。 自分を好きな人間のことは大好き。 こと身内と認めた者へは甘く、相棒の井波 狗朗くんにはそれなりに信頼を置いている。 好きになった女と心中をしたがる癖があり、異能を使っては心中を試みてはみるものの、結果いつも自分だけが生き残ることとなってしまい「あぁ、またフられてしまった。」と100%被害者ヅラをして帰ってくる。 #882255 【参加シナリオ】 ・人間失覚殺人癖 【接触した神話生物】 【発狂】 ・短期 ・不定 ・後遺症 【AF】 ・ 【習得した呪文】 ・ ※人間失覚殺人癖 HOネタバレ HO3 道化の華 貴方は堕落している、だから何も知らない。 【幻惑を見せる能力】を持つ。 異能について 君の力は、索敵や諜報に向いている。 時には戦闘の役にも立つ。例えば、仕事をする現場での冷静な分析を行ったり、と。 君の異能は相手に幻惑を見せることが出来る。 そして真骨頂たる能力は、その効果だ。発揮するのは人に限らず、物や異形にも作用する。 その力を上手く活用して情報収集をする、主な仕事はそれに近いだろう。 君は【探索系技能として〈異能:道化の華〉】を取得することが出来る。初期値は50。 また、加えて君は諜報を行うこともある。 それらの経験として〈変装〉〈隠れるまたは忍び歩き〉〈コンピューター〉に+40すること。 ◇〈異能:道化の華〉について 成功すれば、如何なるものにも自分が望む幻惑を見せることが出来る。 物によっては自身に負荷がかかってしまうが。 パソコンや書籍のような情報の宝庫に、この異能を使うことで君は他の人間が気づけないような物に気づくことが出来るかもしれない。 「ああ、もう僕を信ずるな。僕の言うことをひとことも信ずるな」 「不用意にもらす言葉こそ、ほんとうらしいものをふくんでいるのだ」 君は、不治の病を患っている。 この病については、君が自由に創造していいものとする。 例については下記に記しておく。 しかし、その病は一体いつから患っていたものだっただろうか。 君はその病と併発して記憶障害も患っている。 君はとても病弱という訳では無いのに、何でも屋として活動する以前の記憶が薄らいでいる。 ただ、君にはひとつ覚えていることがある。 君は、誰かと心中をして、そして君だけが助かったのだ。 その誰かは覚えていない。 けれど君は共に心中したその人物に酷く罪悪感を抱いていた。 それだけが鮮明に頭に残っている。 君は、自殺をしながらも気がつけば死を恐れていた。 生に執着するのではなく、ただ、死を恐れている。 だというのに自殺愛好であるからなのか、きっぱり辞めることはないだろう。 時折、君の身を案じて声をかけてくれる仲間がいる。 それがHO4と坂口江奈子である。 HO4は荒事担当であり、君と共に仕事に出ることが多く、次に共になる回数が多いのは坂口である。 坂口のことは君にとって妹のような存在で、君もとても大切にしていることだろう。 彼女は、何故か放っておけないのだ。 そして君は近頃奇妙な夢を見る。 その夢の内容が近頃巷を騒がせている「桜桃事件」と関連しているような気がしてならないのだ。 君の「無い記憶」の手がかりにもなるかもしれない。 君の目的は「記憶を取り戻すこと」である。 ⇒夢について 自分は何かに許されたがっている。 もう責められたくなくて、許してほしくて仕方がないのにソレに真正面から向き合えないでいる。 記憶はないがそうなのだろうという確信だけがある。 だからこそ、あえて道化を演じる。堕落を選ぶ。自分の心を守るために。それがこの苦しみを長引かせるとは知りつつも。 生きたいのではない、死にたいわけでもない、ただ「生きていたくない」から現実から目を逸らし続けている。 この身体を蝕む病はきっと、そんな自分への戒めなのだろう。 ⇒不治の病について 四肢の末端から次第に身体が氷漬けにされていく病。 症状が現れる際決まって共通しているのは「己が罪悪感を抱いている状態」であることだ。 何も見ない知らないフリをしてやり過ごしてはいるものの、時折見る夢によってこの症状は悪化し続けている。 指先から氷に侵され、凍える寒さと酷い凍傷により身体が蝕まれてゆくのだ。 ダンテ「神曲」の「地獄篇」、冥府の最下層にある川より「コキュートス病」と呼ばれている。 自らもいずれ、かのルチフェルのように、永遠に氷の中に閉じ込められることになるのだろう。 誰にもこの病を打ち明けたことは無いが、医療班の佐野鏡花からは幾分かのモルヒネ(鎮痛と精神安定のため)を頂戴している。 ⇒異能について 自らの影から真っ黒な枯れ華のようにも鉤爪のようにも見える触腕が現れ、対象を絡め取り幻惑へ引きずり込む。 幻惑や情報収集以外にも、敵の足止めや自分の椅子代わりにも活用できるスグレモノ。

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