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クトゥルフ PC作成ツール
石積 椿
ID:3111198
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石積 椿
タグ:
うめのうめこ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
石積 椿(いしづみ つばき) OL 享年24歳 『涙の味は』 KP:もちゅ → 盲目になる・難聴になる・怒りの感情を忘れる ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― いしづみ つばき OL 24歳 STR:8 DEX:10 INT:12 アイデア:60 CON:12 APP:13 POW:10 幸 運:50 SIZ:11 SAN:50 EDU:18 知 識:90 H P:12 M P:10 回避:40 ダメージボーナス:0 《応急手当》60% 《隠れる》 50% 《聞き耳》 60% 《写真術》 40% 《図書館》 70% 《目星》 50% 《ナビゲート》50% 《信用》 60% 《値切り》 40% 《オカルト》 30% 《コンピューター》61%《心理学》25% 《法律》 35% ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 幼いころ、彼女は母から虐待を受けていた。彼女が生まれてまもなくして父は事故で他界し、それを期に母は精神を病んでしまったのだ。 彼女のせいではないのに、「父が死んだのはお前のせいだ」と、泣きながら力いっぱい殴られた。食事を抜かれたことも、満足な衣服を与えられなかったこともしょっちゅうだった。 そんな彼女の異変は、当時、小学校の担任教師だった女性を通して、祖父母へと知らされた。祖父母は彼女の様子に心を痛め、彼女の母を然る場所へ入院させると、彼女を引き取った。 しかしすでにその頃には、彼女の心は閉ざされていた。どれだけの虐待を受けても「母」に依存していた彼女は、毎日母親を想って泣いていた。 自分は、捨てられたのだと思った。 いつまでも泣き止まないから。いつまでも賢くならないから。いつまでも、なにもできない邪魔者だから。……おとうさんを殺したから。 「お母さん、ごめんなさい」「かえってきて」むせび泣く声と、時折漏れるそんな言葉に――どうすることもできない無力な自分に、祖父母は毎日涙を流した。 塞ぎこむ彼女は、当然ながら学校にも行けなくなっていた。歳はすでに12になっていた。 そんな折、祖父母の家にひとりの少年が訪れる。 歳は彼女と同い年。隣の家に住む、快活で優しい男の子だった。 彼女は少年の存在を知っていたし、たびたびこの家に遊びに来ていることも知っていた。少年の家は両親が共働きで、帰りが遅い日は祖父母が預かっていたのだ。 けれど、彼女は少年に会ったことはなかった。人と接することに臆病になっていたせいもある。「母」以外の人間を拒絶していたのだ。 そんな彼女の部屋の前で、少年が声をかけてきた。「いつもひとりで寂しくないの?」「一緒に遊ぼうよ」信じられなかった。恐ろしかった。 彼女が返した無言は、少年を部屋から遠ざけた。けれど、少年はまたやってきた。学校であった面白い話を聞かせてくれた。ある時は自分が失敗した話を照れ臭そうに語った。またある時は、体育の時間に活躍した話を楽しそうに語った。 同い年の少年の言葉に、彼女は次第に心を開いていった。痣だらけの姿を見せることはできなかったけれど、それでも少年と会話をした。 かけがえのない時間。彼女が外の世界へ足を踏み出すきっかけになったのは、少年の「一緒に学校に行こうよ」という、たった一言だった。 それから、彼女の世界は光で満ちていった。 ずっと遠ざけていた外の世界は、彼女にとって泣きたくなるほどつらいことの連続だったけれど、それでも隣には彼が居たから。 優しい祖父母のおかげで、母と、幼いころの自分と、向き合うこともできた。頑張れば、いつだって彼が褒めてくれたから。 幼かった少年は、きっともうすでにそのころから、彼女にとっての光だった。 彼に、まっすぐな想いを告げられた時の胸の高揚を、涙が出るほどの嬉しさを、彼女は生涯忘れなかった。 そして、その時はやってくる。日付も変わる時間帯。そろそろ寝ようかと枕元に置いた携帯電話が鳴った。 見れば、彼からの電話だった。「どうしたの? こんな時間に」電話に出て、開口一番そう告げれば、帰ってきたのは女性のすすり泣く声。 電話の主は、彼の母親だった。そして震える声で告げる。「あの子ね、事故に遭ったの。飛び降り自殺した人の、下敷きになって……もう……」 言葉が出なかった。それは彼の母親も同じだったようで、それ以降、確かな言葉を口にはしなかった。 もう。もう、なんだというんだ。まさか、死んだなんて、言わないでしょう? 震える声で問えば、母親は泣くばかり。泣いて、謝るばかりだ。貴女は悪くないのに。 何を言って電話を切ったかは、もう思い出せない。 ただ気が付けば、部屋はめちゃくちゃで、声は枯れて、涙で顔をぐしゃぐしゃにした状態で、祖母に抱きしめられていた。 その後、彼の葬儀は淡々と行われた。彼女が出席することはなかったけれど。 彼女は幼いあの頃と同じように、部屋に籠った。けれどあの頃のように、彼女に語り掛ける少年の声はない。 いなくなってしまった。自分自身よりも大切な人が。私の生きる意味そのものが。私を照らしてくれる、たったひとつの光が。 彼の居ない世界で、息をする理由などない。残された意識で、彼女のやることはたったひとつだった。 24歳になったばかりの春の日。彼女は自室で、首を吊って死んだ。
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