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歴史ある書道家の家で、我儘放題に育ったこまっしゃくれた小娘。女学校に通う女学生。 本好きで時間さえあればいつでも読んでいる。更には読む本がないという理由で自分で書き始めてさえいる。 海外の探偵小説にのめり込み、小説の取材と称して強引に少年探偵団に入ってきた。 センセイの事は最初は興味本位だったが、今は尊敬しており、数少ない口答えしない相手である。 雨然寺助手については英語を喋れるという点で大層気に入っており、後をついて回っては海外小説の翻訳について質問責めにする。 お嬢様口調で、一人称は私（わたくし） 上から目線でフンスフンスしたり、知識をひけらかしてドヤドヤしたり、少年探偵団を名乗ってエヘンエヘンする。 ＜少年探偵団の仲間＞ ●藤井千代子　→千代子お姉様。同じ女学生ということで仲が良い。手のかかる姉のように思っている。 ●紅月明華　→明華様。リーダー。皆のストッパーで常識人。口うるさい。反抗ばかりするが本心では信頼している。 ●橘希彦　→稀彦様。生意気な弟分だと思っている。時々可愛い。

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