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爽やか体育教師。いつもにこにこ。かなり長身のためよく目印代わりにされている。 料理が趣味で、毎日弁当を作って学校に持っていっている。元々陸上部は任されていたが、家庭科部担当の先生が退職した関係で新任ということもあり兼部することになった。 ---------------------------------------------------------------------------- 母親が女の子を生みたかったと言われ、小さい頃はことあるたびに「女の子らしくしなさい」とモラハラまみれの過激な教育されていた。いつもにこやかにしてなさいとかお淑やかにしてなさいとか。それに同調した父からも躾と称して殴る蹴るの暴行をされ、今でも一部跡が残っている。特に左手にやけど跡などが残っているため隠すために常に手袋を装着。中学生までは親の命令で髪を伸ばしており、背も低かった。 基本的に見えないところを殴られることが多かったため中々気づかれず、中学を卒業するタイミングでDVが発覚し、親戚に引き取られることに。引き取ってくれた親戚は優しく育ててくれた。栄養不足もあったためか高校に入ってから急に身長が伸びてしまったようだ。また引き取られた際、里親に護身術を勧められ合気道を始める。才能もあり大会に出させられたこともあったがだんだんいたたまれなくなり、現在は個人的に練習する程度しかやっていない。高校の頃は陸上も兼部しており短距離選手として活躍していた。また身長が高くなってからはなぜか跳躍の練習もさせられていた。とにかくお願いされたら断れないため「とりあえず」こなしてそれなりの成績を収めるくらいの実力はあった。正確に言うと実力はあるが上を目指す気はない。教師になったのも他のだれかに勧められたからだ。しかし、教師として生徒の成長を見守るのは思っていたよりも楽しく、意外と向いていたのかもしれないとも思っている。たまに昔を思い出し苦い気持ちにはなるが自分が先生になったからにはいじめは起きないように気を付けよう。気を付けていたはずだ。 ---------------------------------------------------------------------------- 親が躾と称してDVをしていたのが原因で、「ちょっとでも悪いことをしたら殴られるものなんだ」と思っていたこともありいじめに加担してしまっていた。しかし、引き取られてからは自分の認識が間違っていたと気づきそれ以降は一度も暴力はふるったことはない。未だにいじめていたことを悔いてはいるが誰にも言えずずっと抱え込んでいて、コミュニケーション能力はそれなりにはあるが、他人には深く関わらないようにしている。 苗字も名前も女の子っぽいので名前を呼ばれるのが苦手。（引き取られてはいるが苗字自体は同じ）女性は全く苦手ではないがコンプレックスは抱いている部分がある。 いつもにこにこ笑っているのは小さい頃から愛想よくしなさいとしつけられたことが原因。また、笑っているのが一番だれも傷つかないと思っているからでもある。 ---------------------------------------------------------------------------- 御影さんは途中から顧問を担当することになった家庭科部に所属していたため、詳しくは話したことはないがお淑やかで『母が望んだようなイメージの子』だなと失礼だと感じつつも思っていた。なんとなく気になってしまい、よく保健室にいくのを見かける度に心配になって声をかけていたが、「大丈夫です」といわれるとうまく深くは踏み込めずにいた。 ---------------------------------------------------------------------------- 色々書きましたが簡潔に言うと「事なかれ主義の器用貧乏」なキャラクターです。

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