タグ： な宅

高校卒業後フリーターとなり、今は色々なアルバイトを転々としている。 幼い頃から引っ込み思案で、あまり周りと馴染めないタイプだった。 そんな所があるせいか、小学校の頃にクラスメイトからいじめられていた。 いじめは軽い物が殆どだったが、本人はとても嫌な思いをしている。 そんなある日事件は起きた。 クラスメイトが冗談のつもりで当てて遊んでいたエアガンの弾が右目に当たり大騒動になる。 失明こそ免れたものの、右目の視力は殆ど無くなってしまった。 後遺症で目の色もくすんでしまったので普段は前髪で右目を隠している。 いじめられていた事や、右目を怪我してしまった事など、色々な事を恨み、泣き、ふさぎ込んでいた時、 たまたま知り合った一人の初老の男性から、色々と諭される。 「彼が憎いかい？じゃあ、君は彼のようになってはいけないよ。 武器を軽い気持ちで他人に向けては駄目だ。誰かに向けたそれは、いつか自分に返ってくる。 だから武器を持つ時は、それ相応の覚悟が必要だよ。」 そして、彼は強暉に強い心を持てる様に、また、子供でも本格的な武器の正しい扱い方が知れるからとサバゲ―を教えてくれた。 元々体が小さく、小回りが利く方だった強暉はみるみる内に上達し、かなり腕を上げた。 片目が不自由と言うハンデがあったが、それを補うように聴覚は発達した。 レプリカではあるものの、拳銃の扱い方や知識に詳しくなり、またサバイバル知識や背景の歴史にも興味を持ち、色々と調べ勉強する程。 特にチームなどには所属しておらず、野良で色々なイベントなどに参加している。 幼少期にいじめられていた事もあり、高校に入ったあたりから見た目をがらっと変え、舐められない様にしている。 取っつきにくい印象を受けるが、中身は昔とあまり変わっておらず、ただ内気なだけ。 高校を卒業した後、サバゲ―以外にやりたい事も無かったのでフリーターとして自由に生活している。 自分を救ってくれた初老の男性にかなり恩を感じており、 「いつか片目のおっさんにちゃんと礼がしてぇ。」が、強暉の口癖。 【彼方からの君に捧ぐ】：通過後 元々一人でいる事が多く、好きなサバゲーもソロ参戦ばっかりだった。 しかし、ある日を境に複数人で参加している所を度々目撃される様になる。 彼から直接話を聞いた他のユーザー曰く、どうやら彼と一緒にいるのは友人でもあり家族でもある人達なんだとか。

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