タグ： PL:中二病 SSS.Sho2

3-10　平凡な容姿　自身が《変装》する場合+20 　エンジニアとしての腕に加え拳銃の腕を買われ採用された。 　目の下の隈と無精髭が特徴。（一応独身）。 　基本的には淡々と仕事をこなしているがテンションがあがると洒脱な言葉を使うようになる。 　派手な仕事よりも地道な捜査を重点に置いている節がある。 　誕生日　6/7 当初は映画的な活躍に憧れFBIに入る。 　映画のような大活劇を繰り広げ、時に知略を用い陰謀に立ち向かい、時に仲間と協力し巨悪を成敗する。 　いずれは捜査の過程で出会った女性とドラマチックな恋に落ち、家庭を持つようになるのだとおもっていた。 　しかし、正式に部署配属が決まってすぐのことだ。 　あっけなく、命は終わっていった。 　なにも気付かなかった、なにもわからなかった。 　ただ気づけばたくさん死んでいた。 　その後のことは、茫然自失として覚えていない。 　アカデミーでならった判断力も 　大学で学んだ知識も　 　昔から抱いていた夢も全て吹き飛んでいた。 　ふと、目線が動く。 　脚だけとなった我が子を抱いて泣く母親の姿がそこにあった。 　ガツンと頭を殴られたような気がした。 　 　理想で目が曇っていて、目の前にいる人たちも救えない自分はなにをやっているんだ。 　そもそも、俺に家族を作る資格があるのか。 　その日から　俺は夢を封印した。 　PTSDの診断を受けて数週間、俺はアパートに引きこもっていた。ワシントンの片隅の古いアパートだ。 　夢も捨て、停滞した現状に自分が腐っていくのを自覚した。 　ドンドンドン！！！ 　扉がノックされる。そういえば家賃を振り込みわすれていたな…… 　でも、体がベッドから動かない。 　……このまま滞納してここから追い出されて、仕事場から信用を失って退職。それもまたいい、そもそも俺は向いていなかったんだ。これを機に諦めるのも…… 　バタム！！！ 　勢いよく扉を開けた誰かに布団を剥がされる。 「もう！！　しばらく見ないと思ったらこんな……って臭い！！！　いつからお風呂入ってないんですか！！」 　それは最近ジュニアハイになったばかりの大家の娘、キリエだった。 　こちらに越して以来の付き合いで、宿題を見てやったり大家さんの代わりに送り迎えする程度の中だ。俺の夢や壮大な妄想、理想を楽しそうに聴く少女だった。 「ほらお兄さん、とりあえず歯磨きしてお風呂入って！！　家賃はまた今度でいいから……」 「……放っておいてくれ。人様に見せられる状態じゃない。」 「もう、そんなんじゃあカッコいいFBI捜査官になれませんよ」 「いいんだ、もうFBIもやめるから……」 　そう言ってもう一度毛布にくるまろうとした所を、思いっきり殴られた。 「……やだ。」 　キリエの目にはたっぷりの涙が蓄えられていた。 「お兄さんがFBIやめるって言うの、やだ。」 「やだって言われても、俺はもう」 「そんなお兄さん、かっこよくない。」 「……は？」 「決めた。私、お兄さんがまたかっこいいFBI捜査官になれるまで面倒見ます。」 　その日からキリエは毎日家に押しかけてきた。 　どれだけ無様に泣きわめいた次の日も 　感情に任せ口汚く罵った次の日も 　あの日の肉片を思い出してゲロぶちまけた次の日も。 　そのおせっかいのお陰か仕事には復帰出来たが、それからもキリエの来訪は続いた。 　2週間程出張に行ってる間に「一緒に住んでた方が都合いいですから」と広い部屋に無理やり引っ越しされてた（しかも2人暮らし仕様の広い部屋）時は流石に参った。 　それから、20年の時が過ぎた。 「それで、いつまでここにいるつもりなんだ？」 「おにい……じゃない。おじさんがかっこいいFBI捜査官になったら、かな？」 　週のはじめの恒例行事。 　今日も彼女はここにいる。 　キリエ・エレソン（Kirye　Eleson） 　女性　12→32歳 　未婚、アパート経営者。 　マイペース（トロくはない）で押しが強い。基本的に言ったことは曲げない。 　表情のコントロールが上手く、考えが読まれにくいらしい。 　リヴァイに対しての口調はくだけた敬語。たまに敬語が取れたりする。 彼に「いい歳なんだから、そろそろ彼氏の一人でも作ったらどうだ？」等と言われた日の夕食は漏れなくズッキーニ（リヴァイの嫌いな食材）が大量に並ぶ。 　SSS.S　エンド1 - 夜明けの聖者　全生還 　左腕欠損　　欠損箇所に関係する技能-20 　未契約 　ゲームマスターKPC END2　「黒幕によろしく」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ