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私は幼少期から身体が弱くて、外に遊びに行けなくて…本を読むのが好きだったんです。 いろんな世界へと行って、いろんなものを見て。 自分が主人公じゃないですか？ 何でもなれる。ヒーローにだって、お姫様にだって、悪役にだって。 自らの頭の中を整理して組み立てて、新しい物語を作るのが好き。 ――新しい世界を作ることが好きなんです。 ―――――― 仲のいい友達がお話し好きで、あ、言ってもいいのかな…？巴っていうんですけど…。 外であった話をよく聴いていました。 Aちゃんはどんな人で、Bくんが△△したとか、そんな他愛もない話です。 あまりにも楽しそうに話すものだから、ニコニコと私も頷きながら自分の中で新しい世界が広がっていくんですよ。まるで自分も経験したかのように。 最初はただそれを整理し、考えるために文字に移していただけ。 友だちの話を私も楽しく聴きたかったから。ただそれだけなんです。 この文は自分の世界の延長線みたいなものでした。 私ならどうするだろう、友達なら？Aちゃんなら？ 誰にも見せるつもりはなかった。 それは違うよって怒られちゃうと思ってましたし… 今ならそんなことで怒らないってわかるんですけどね。 ふふふ、巴はとっても優しいんです。遊びに行けない私のために病院にまで来てくれて…。 本当に優しい子なんですよ。 巴が遊びに来た時、そのノートを片付けるのを忘れちゃってて、見られちゃったんです。 えぇ…と、見られちゃったっていうのは良くないな。 どう考えても見えるような場所においていたから。 もしかしたら見てほしかったのかもしれない。 誰かに聞いてもらって感想を話してほしかったのかもしれない。 だって友達が嬉しそうに弾んだ声で話すから。 とっても楽しいんだろうなって思ったから。自分の経験を、世界を語るのってとってもいいなって 巴には見せてもいいかなって思えたから。 見たあの子は、その物語をとてもうれしそうに肯定してくれた。 それは私が肯定されたかのように感じた。くすぐったかった。 一緒に物語を作ることもあったんですよ。 とっても楽しくて。遊びに行けない私の代わりに、巴が見てくれたものを話してくれる。 私にとって、巴は主人公なんです。 小さいわたしたちも、一緒に物語の中で冒険して楽しめるような 私のファンでいてくれる人たちが、何にでもなれるような。 色んなジャンルでそんな小説を書いていきたいなって思っています。 ━━━━━引用：特集記事どうして小説家になろうと思ったのですか？ 連絡先：月隠　巴（つきがくれ ともえ） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【AF：翡翠の万年筆】 インクが切れる事のない、翡翠で出来た万年筆。 所持している間、POW対抗時、成功値に+5%。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 月が隠れると空が紺色になるから紺野。 月の反対は太陽だから、陽葵。 妖刀：月光　ともちゃんのために考えた刀。ともちゃんといえば侍だもんね！！！ 月光…月と太陽の光から 月華…月と葵（華）から 『ともちゃんの心は月のように綺麗だから、そこも大好きなんだ。』

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