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▼作成にあたって ・特徴 前職：EDU×3を犯罪者の技能に技能に振り分け（目星、拳銃） ・闇医者のためカウンセリング（詐欺）の真似事のようなこともするため、隠れる、忍び歩き→精神分析へ ▼出会った神話生物 イゴーロナク、蛇人間、深きもの、クトゥルフの奴隷、淵みに棲むもの、ショゴスロード、ショゴス、ゾス人、コラジン、サニド、ニャルラトホテプ（人間体） ▼通過シナリオ（KPC含む） ①U;Mole ②自己物件 ③都市にのみこまれる ④傀逅 ⑤生を啜る者達 「モズ」と名乗る闇医者。ダウナーで物腰は穏やかだが、ところどころに人を揶揄するような言動が混ざる。 やなやつなのかお人好しなのか微妙なところ。やなやつ寄り。 内弟子を連れてあちこちをふらふらしながら、薬をばらまいている。時折外弟子のところに顔を出している。 同級生とたまに会うのが息抜きになっているようだ。 ▼特殊AF AF:守護獣の彫られたアクセサリー 身に付けている間は精神分析が12上昇するアクセサリー。 だが発狂状態に陥ると自身の奥深くに潜む悪意が顔を覗かせる。 通常の一時的発狂に加えて同期間で「自殺癖・殺人癖」も発症する。 以下『u_mole』HOネタバレ含む設定 ▼彼女が信じていること 囚人番号【MXX-XXA】 『貴方は潜在する悪意として「憤怒」を持っている。』 彼女の怒りは冷たい怒り。妹を救うことを許さなかった、当時の医療への怒り。 妹は難病に侵されていた。 彼女が海外にわたり、研究開発していた薬は、妹を救うことができるかもしれなかった。 けれど制度がそれを許さなかった。認可が間に合わず、妹は治療の術もなく命を落とした。 それ以来、モズは表から姿を消し、裏から「一般的に治療ができない人」相手に「独自に開発した薬」をばらまくことで、社会に噛み付き続けていた。 これは復讐なんて立派なものじゃない、単なる嫌がらせだ。あいつを殺したこの世界への。 「Macaca fuscata」と掘られたタグがついているブレスレットは、妹からもらったもの。正確にはもともとネックレスだったが、鎖が切れたのでブレスレットに加工し直した。 …そう、思っていた。思っている。今も。その記憶を、信じている。 しかし、時折首をもたげるのは。 『お前なんか大嫌いだ』 そう叫んだ声に、引きずられる何かだ。 ▼真相 彼女の妹は助かっていた。 助からなかったのは、かつての恩師の妻。 その悲しみを間近に見て研究を続けていた彼女は、いつしか単なる情よりほんの少し大きな気持ちと、恩師と同じ悲しみを持つようになる。妹は救えた、しかし、大切な人の愛した人は、救われなかったのだ。 その悲しみが、いつしか冷たい怒りへと変化した。 怒りで人は救えないとは知っていた。 それが憎しみに変わったら、恩師にも迷惑をかけてしまうことも。 だから、彼女は表舞台から姿を消した。自らの手で、大切な人を傷つける前に。 その後、ただ一人の家族である妹とは互いに助け合って暮らしていた。 本当に大切な家族。だった。 彼女は居なくなった。ある人物の手で、殺された。 それを知ったのは、彼女自身も人を殺めた直後だった。 家族の死、恩師への想い、怒り、制そうとしていた怒りが些細なことで芽吹き、あれほど嫌悪していた殺人を犯したこと。 少しずつ擦り切れていた彼女の精神は一度、そこで音を立てて切れる。 そうして歪に結びなおし、せめてそうありたいと信じた記憶が、『囚人番号【MXX-XXA】』である。 ▼そして ある事件で群衆から「悪魔」と呼ばれたことをきっかけに記憶を全て思いだす。 まだ狂気と正気の淵を往来している。 それでも、わずかに見つけた光を見失わなければ。 「悪魔」の自覚を持ったまま、「モズ」として。「尾燈芙雨」として。生きていけるだろう。

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