タグ： X2U探偵×助手 シグナルレッド・デッド

田舎生まれの落ち着いた穏やかな青年……かと思ったらそんなことは全くない。常識人と言えば常識人なのだが、そこはかとなく漂う反骨精神のせいで時折相手をわざと怒らせるような言動に出ることもある。器用貧乏なのでやろうと思えば何でもそれなりには出来るが何もかも常人止まり。 上京したての頃は新聞配りなど比較的簡単な仕事を生業としていたが、その際に知ったとある事件の経過を辿り、最終的には現在身を置いている探偵事務所に転がり込んでいた。 当初はみすぼらしい格好をしていたものの、仕事柄必要ということでこつこつ貯めた金で身なりを整えている。 故郷と比較してあまりにも都会の飯が(より)不味いことから胃袋の危機を覚え、料理に手を出し始めている。その才について言及してはならない。 妹を愛している……どころか大っぴらに妹の良さを語り尽くそうとするシスコン。妹の体があまり強くなかったことが原因となっている。結婚すると初めて聞いた際には「そいつはどこの馬の骨だ！！」と机を強く叩いて立ち上がったそうな。暫くやいのやいのと文句を垂れていたが、文通で妹が相手を本気で愛していると悟ると漸く認め(諦め)、(泣く泣く)妹の幸せを心から願っている。 なお探偵が妹について言及するようなら今にも噛み付きそうな剣幕を見せたこともあるかもしれない。 特段口にこそしないものの、転がり込んだ身にも拘わらず良くしてくれた探偵には感謝しており、浅学非才ながらも力添えが出来るのならばと考えている。

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