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　天才科学者。アッシュフォールの技術研究所所長を務めていた。 　童顔で珍竹林な見た目から、年齢よりも若く見られやすい。常に笑顔を絶やさず、穏やかな人物。そうやって自分すらも騙している。基本的に他人を信用していない。しかし、誰かを利用する行為をすると自国のクズ共と同じになると思っているため、自分の持ちうる全てを利用する主義。自国への復讐心だけで生きており、他国のことは興味がない。ただしC国に対しては長々と戦争を続けたことに対する怒りは抱いている模様。しかし彼女なりに割り切っているため、それに対して何かを言うことはない。見た目が幼いのは過酷な環境での研究を強いられたストレスによるもので、途中で発育が止まってしまったためである。 　幼い頃に近隣諸国の小規模な戦争で戦争孤児となった際に、義父・ユージン=アッシュフォール(Eugene=Ashfall)に拾われた。優秀な技術者であり、科学者であり、発明家であったユージンの元で英才教育を受けた彼女は、元より才があったのか、若き天才科学者となる(12歳)。しかし、ユージンが病に倒れ、彼のために技術研究所へと入り、戦争の道具を作ることを余儀なくされてしまう。ただ研究していたかっただけの彼女は、人殺しの道具を作ることとなる。幼い頃から武器の扱いに長けていたために、あらゆる兵器を作った。持ち前の化学や薬学の知識を元に殺傷能力の高い化学兵器などの作成も行った。しかし情報流出により、今まで潤っていた国の財政が破綻、人質同然だったユージンは数年前に亡くなっており、死に目に会うこともできなかった。 　義父からの愛ある手紙で、完全に絶望してしまった彼女は、自国への復讐を決意する。しかし、報復、そしてその頭脳を恐れられ国上層部が保身のために国際同盟に彼女も身柄を引き渡し、今回処刑されることになる。 　ユージンを盾に彼女を利用したのも、すべての責任を彼女に押し付たのも、技術研究所副所長であり現在の国の代表である。 　姓は育ての親であり師であるユージンのものであり、名はサクヤの生まれ故郷で使われる名をユージンがつけた。服装も生まれ故郷の文化。 ※日本みたいな国の生まれ。 ◆個人的関心のある技能 化学、薬学 ◆特徴表 ・3-4 戦士 ・3-5 銃火器の達人 ◆国の設定 国名：アッシュフォール(別名:灰の降る国) 首都：都市国家のため首都はない 人口：15万人弱(うちの10万人が研究所所属、研究所の研究員たちは各国の寄せ集め) 面積/気候：1200㎢弱/ずっと雪が降っている 政治/思想:社会主義より、研究者たちが偉いとされている、崇拝されるべきは神ではなく、絶対的な頭脳を持った人間であるという思想がある 歴史/宗教：宗教は特になし、理由は上記参照、優秀な研究者にのみ国名を姓として名乗ることを許される 特産品/特産物：機械類 国の代表：本来は技術研究所の所長であるサクヤが代表だが、名ばかりで実際の権限は全て副所長が持っている その他の各国との関係性 対A国：戦前から資金援助してもらってたかも？ 対B国：戦前から資金援助してもらってたかも？ 対C国：戦前から資金援助してもらってたかも？ どの国ともそれほど深い関りはないイメージ、戦前は中立な立ち位置にあった ◆ユージンの手紙 サクヤへ お前と出会って20年が経とうとしている。 ずっと研究室に閉じ込められて、無茶をさせられているのだろう。 ちゃんとご飯は食べさせてもらえているか？睡眠はとれているか？体を壊していないか？ どれだけ心配していても、この言葉を直接伝えてやることができないことを許してくれ。 お前が今やっている研究は、お前にとってはつらく悲しいものだろう。 でもいつか戦争が終われば、きっとお前は大好きな研究ができるようになって、その研究が沢山の人を救う日がくる。 私はそう信じている。 愛しているよ、サクヤ。私のたった一人の愛娘。

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