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フランスのとある村に住む青年。村の人間には「ディ」と呼ばれている。 背はそこそこに高いが、力がないため、主に他の村や市場への売り付けを生業としている。 目元に大きな傷があるが、元の顔の造形が整っているからか、気のいい性格ゆえか、あまりひとに怖がられることなく馴染むことができている。 特徴表：「スポーツ万能」1つの技能に+20%、3つの技能に+10、合計4つの任意の運動系技能にボーナスを加える(回避20%/登攀.杖.跳躍10%)。 青空はどこまでも、あなたたちの、誰かの為に広がっている。 「おにーさん、良い目利きだね。ついでにこっちも買っていかない？」 通過シナリオ 「ジャンヌの猟犬」 以下、ジャンヌの猟犬　HO農民内容あり 前王シャルル7世が次男。 年の離れた兄と、まだ生まれたばかりの妹がいたが、10年前の革命によって両親とともにこの世を去る。 幼少期は、優秀な兄と比較されることもあったが、負けず嫌いな性格が作用し、腐ることなく、先を行くその背中を追うように勉強や剣術にのめり込み、外で遊ぶことも好んでいた。 幼いながらに、周りの人間の大半から王となることを期待されていないとわかっていたので、次期王太子として、兄とは違った立場からこの国を支えたいと思っていた。 王族であることを除けば、純粋に兄を慕い、妹を慈しんでいるだけの12歳の少年、だった。 目元の傷は、逃亡後、自分の顔を知る現王側の人間に見つからないよう、自分でナイフを使ってつけたもの。痛みから来る熱よりも、家族を失った悲しみの方が辛かった。怒りの方が苦しかった。 ペンと剣を持っていた手に鍬と麻袋を持って村で生きるうち、懸命に生きる人に触れ、共に笑い合える人たちに出会って、王族として生きていた頃とは少し違った気持ちで、国を支えたいと思う様になる。 「王という立場は、必ずしも大切なものだけを守れる立場ではないだろう。それでも俺は、国(とも)の為に生きる王になりたい。」 王になる覚悟があるのかは、まだわからない。心のどこかで兄の背を見つめ続けている自分もいる。けれど、自分が王になることで、友の幸せが手に入るなら、必ず王位を取り戻す。たとえそれで今の友を無くしても、自分がしたいからする。独りよがりでも笑って生きていてほしい。 Didier/ディディエ 意味：欲望。強く望んだ。愛された。 フレーバー：38デルフィニウム「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「幸福」 近寄ることすら勇気がいる。いつも気を配り、慈悲に満ち、知恵に富む。誰もが憧れ、誰もが恐れる。皆が貴方の側にいたいと思うだろう。そして皆が貴方から離れていくだろう。悲しむことはない。それが貴方の本質なのだから。

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