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28歳、男性。 コンビニ店員。 まずはじめに、彼は普通の人間である。普通の人間である。ただ、家族、今は亡き両親が大のアニメ好きでその影響をもろに受けているだけである。小さい頃見た「異世界転生」を題材にしたアニメにより、将来自分は異世界に転生するんだと思い込んでしまう。さらに、彼自身の統計では、コンビニが異世界転生のきっかけになる場所と出ているため、高校卒業後、実家近くのコンビニ店員に就いた。仕事も睡眠も勉強も筋トレも何かも異世界転生のための備えと考えていて、常に何かと闘っている。よく一人言を言っては周りからは変な目で見られている。彼自身は特に何も感じてないが小中高と友達はほとんどおらず、本多くん？くらいで、いじめられていた。(何も感じてないというのは後述する。) 彼の大好物はカップラーメン。高校時代は剣道部に所属。筋トレは毎日欠かさず行っていて身体はがっしりしており、無駄に運動神経がよい。いつ、どこで異世界転生しても大丈夫なように準備をしている。 高校卒業して少し後、両親が事故で亡くなり、ローンも払う必要がなくなり、実家の一戸建てに住んでいる。生活形態は少々だらしない。 ☆欠けた感情「哀」 彼は哀しみを感じない。それは相手に対しても、自分に対しても。まったく感じない。例えば両親の死、学生時代のいじめ、一般的には悲しむべきことなのだが、彼はその「哀」に繋がる感情を持たない。つまり、「父さん母さんはいなくなった」、「ぼくは独りなのか」、というように考え、最終的には性格上、「使命なんだっ！！」となってしまう。 しかし、過去に一度だけ咲間葉雪の小説を読んだ時、その欠けていた「哀」というものが分かった気がした。気がしただけでそれは定かではない。どんな小説だったかも記憶に無い？ 今回は友人の本多に宝探しを依頼され、古い鍵を手に六角塔へ向かう。 ★技能 ・制作(からあげさん) 某からあげくんとほぼ同じもの。揚げるのが上手いだけ。あとはからあげさんについての知識も少し。 ・芸術(異世界転生) その名の通り、異世界転生についての知識を有している。

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