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シンシア・アイリ（Sincere・Airi）・11歳　CCCCFF 　裕福な家庭で何不自由なく育ってきた3人兄妹の真ん中。親に与えられた知識や思想を何も疑うことなくそのままに吸収している。 　お母様とお父様が教えてくださることだもの、それが正しくて当たり前なんだろう。 　穏やかな両親と優しい兄のレウ、そして愛らしい妹のリゼ。愛に溢れた素敵な家庭。 　そんなある日“サンタ・アンジェリ少年聖歌隊”への招待状が届く。聖母様に選ばれたんだと、愛される資格を得たのだと、家族みんなが祝福してくれた。 　寂しさも残るけれど、笑顔で送り出してもらえるのならこれは幸せなことなのだろう。 　それならば、望まれる通りに天使様にならなくちゃ。だってそれが正しいんでしょう？ 　そう、心から信じている。 　（少年聖歌隊に我が子が選ばれるこそが生きる使命であり意味である、と行き過ぎた聖母信仰を持った家庭で育つ。 　　兄は死んだ。青年になったから。妹は死んだ。女だったから。けど何も怖がらなくていいのよ。あなたは天使様になるのだから。 　　夜闇のなか赤だけが存在を主張する、なにかから　母の声を　聞いたような。） ================================================== 　6歳上の兄と3つ下の妹がいた。 　兄は16歳の誕生日に母親に殺された。妹は4歳の時に父親に殺された。 　それも全部愛ゆえに。神から愛される希望がないまま生を享受するより、生まれ変わって希望を抱くべきでしょう？ 　シンシアへの招待状が届いたときは心から涙した。ああ、ようやく愛されるに値する子を育てられたのだ！ 　天使様のお話、もとい聖歌隊の話は毎日毎夜聞かされていた。選ばれたらこの愛を返すために歌を、命を捧げようと心から思っている。 　名誉だとか誇りだとかはよくわからない。ただ、それが当たり前なのだろうという刷り込みの認識。 　歌ったらみんなが喜んでくれるから歌うのは好き。母国語よりも英語を使って生活してきたため、あまりイタリア語は知らない。 　10歳のある真夜中に、殺された兄と返り血で赤く染まった母親を見て防衛本能から記憶のねつ造が起きる。 　兄も妹も生きている。愛に溢れた正しい家庭。歪んだ認識を守るために判断力も思考力も放棄した。 　それが異常だなんて気づかず、今日も兄と妹の亡霊と話をする。 ================================================== ✑Sincere 　うそ偽りのない、心からの、偽らぬ、本当の 　ラテン語「純粋な」が語源 ✑花ダイス 　91：春紫苑（はるじおん）・ハルジオン「追想の愛」 　　会えない人を、いつまでも思い偲ぶ。あの人しか考えられない。あれ以上の思い出など出来るはずもない。 　　いつまでもいつまでも、過去にしがみつく悲しい人なのが貴方。悲しみでは前へ進めないのも知っている。 　　悲しみを活力に変えられるのが貴方だ。 －－－－－－♪通過シナリオ♪－－－－－－ 　✧〖ヴェルネの天使は死を歌う〗ルナ卓 　✧〖クピドは僕に口付けない〗ルナ卓 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ♪「ヴェルネの天使は死を歌う」KP:ルナ 　PL:けしかす、るた、わをん 　PC:ノヴァ・ヴィオーラ、ルカ・チェスティ、ナセル・ジブリール 　　　みんなに会えてぼくは幸せだった。色んな考え方を知った。 　　　おやすみなさい、いつか会える日まで 　　　＿＿＿＿＿2019.6.16～2019.6.20　永久ロスト ♪「クピドは僕に口付けない」KP:ルナ 　PL：じゃてむ、106、りべる、新太 　PC：フィン・、ルッカ・ギルランダイオ、グリム・ビンカ・ラーク、レオナルド・颯懍・ヒューズ 　　　　いつかぼくの友達を迎えに行くとき、彼らの話を聞きたいな 　　　　大好きだよ、ぼくと友達になってくれてありがとう。おとなのみんな 　　　＿＿＿＿＿2021.10.10 【ヴェルネ：特殊ルール】 　＜STR/2d6＞＜APP/1d3+15＞＜SIZ/2d6＞＜EDU/3d3＞＜年齢/EDU+6＞ 　　※職業技能は設定似合う好きなものを８つ以内で取得して構わない。（何かの職業をベースにしてもよい） 　　　→聞き耳、図書館、芸術（歌唱）、目星、隠れる、英語 　　※公用語である英語は 30％以上の取得が必須。 　　※技能上限は 65％、芸術（歌唱）は 85％までとする。 【クピキス/天使：秘匿】 　貴方はセッション中自分の記憶がないものとする。 　自分の名前と、自分が歌えること、そして自分が何か素晴らしい仕事をしていたことはぼんやりと覚えているが、 　何故ここにいるのか、今まで何をしていたのかも曖昧である。 　もちろん前回のセッションの記憶もない。 　気が付けば、見知らぬ大人たちの傍にいて、歌を歌っていた。 　ただ、彼らに関してはどこか懐かしさのようなものを覚える。 　他の天使たちに関してはどこかこことは違う遠いところに一緒に居たような記憶はあるという程度のみ。 　・CSは子どもの頃をそのまま、APPを25に、POWを今の値から+10すること。技能は以下の技能以外変動不可。 　・APPは人間が見ればSANcが入るほどまで進化しています。貴方を見たものは皆涙し祈りを捧げるでしょう。 　・貴方は狂気に苛まれることはありません、よってセッション中のSAN値チェックは適用されないものとします。 　・歌唱を95%、そのほかは前のCS通りの技能になります。　…＞その他+3％ 　・特殊能力＜天使の歌：95%＞ 　　この歌を歌えば、人々の苦しみは癒されるでしょう（一種の精神分析のようなものです） 　・＜天使の子守唄＞を使う際、SANは減らないもののMPは通常通り減るものとします。 <呪文/天使の子守唄>(オリジナル) 　これを聞いた者は皆天使に導かれるまま深い眠りへと誘われてしまう。 　この呪文をかけるためには8MPと1d8正気度ポイントのコストと3ラウンドの時間がかかる。 　対象にその歌声が聞こえる限りどんな対象にでもかけることができる。 　子守唄は若く幼い天使の声をしている間しか歌うことが出来ず、 　その声が枯れてから歌えば人を操る悪魔の歌へと成り果てるだろう。

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