タグ： 沼の住人ロスト・引退

◆作家/2015ベース 駆け出しの作家として世に出始めた頭夢児家の末っ子。 非常に端正な顔立ちをしており、肌も白く、黙っていれば人形のよう。 しかし可憐な見た目に反し、幼い頃からやんちゃな暴れ馬で気の強い性格。 争いが好きなわけではないため、表面上は波風立てないよう大人しくしているが、ひとたび蓋を開けると少々蛮族の気がある。 そのくせ感受性豊かで絆されやすいところがあり、よく動物ものの映画とかで泣いている。 どうでもいいことでよく騙されている。 基本的に人当たりが良い明るい性格だが、初対面の人の前ではかしこまって猫をかぶっていることが多い。 末っ子故に甘え上手な部分がある。 趣味は読書と映画鑑賞。 外で遊ぶことももちろん好きだったが、幼い頃から箱入りだったために本土についてよく知らず、館からもあまり離れた経験がなかったことに由来する。 よく使用人に本の読み聞かせをせがんだり、本土から映画のDVDを持ってきてくれとせがんだりしていた。 やがて自分でも「自分の世界」を描き出すことに対して情熱を感じ始め、筆を持つようになる。 数年前に本土から取り寄せた雑誌を読んで新人賞に応募し見事入選、以降作家としてデビューを始める。 ペンネームは『中 夢未（あたる ゆめみ）』。由来は「未だ夢の中にいる」という意味を込めて付けた。 ジャンルは様々だが、人間模様をテーマにしたものが多い。 自らの生家である館をモチーフとした場所を舞台に作品を書くことが多く、ある種のシリーズとして読者に受け入れられている一方、舞台が一辺倒すぎると厳しい感想を受けることもある。 ◆特徴 鋭い洞察力 俊敏 ◆参加シナリオ 『頭夢児島殺人事件』HO2 『愛ではなく情』 ↓とむじHO2に関わる設定↓ 辛く当たってくる姉とは非常に折り合いが悪く、家族と言えど彼女のことは好きになれずよく言い合いになっている。 幼馴染で使用人であるHO3・見砂原いととは同年代で、一緒に育ってきたため父・兄・姉よりも信頼している節がある。 幼い頃はお互いに名前で呼び合う仲であり、いととは現在でも3人でいるときも変わらないが、HO3に対しては成長につれ主従としての関係が色濃くなってきたことに対し不満を覚えている。 それに反抗してか、理世はというとどちらも基本的に昔のように下の名前で呼んでいる。 HO3に昔からぼんやりと淡い恋心のようなものを抱いているが、伝えたことはない。 自分の記憶がないこと、美しい顔に違和感があることを誰かに伝えたことはない。 これまでもこれからも自分は頭夢児家の末っ子であり、そう言われて育ってきた。 けれど自分自身を証明できるものがわからない。 そんな自分の状況から逃避するように、作家としての世界を構築するに至る。 未だ夢の中にいるような、不思議な感覚を振り切るように。 自分自身が書いた作品を、証明のように世界に残す。 ↓通過後 本名：見砂原 いと その姿を本来の自分へと戻し、頭夢児島で新しい生活を始める。 事件後、『頭夢児島殺人事件』の小説を書き、それなりに売れ（るといいな）、彼女の代表作となる。

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