タグ： 櫻木家 失楽のマルテュリア HO1 8/27生

8月27日生まれの女刑事。 かつて「とよのは街」が管轄区にある刑事部に所属していた刑事。 2年前、『三木本良治』という男が犯した強姦罪について取り調べをしていた。 過去、何度も取り調べをするも全てが不起訴という結果になっている男。 被害者が、報復を恐れつつも涙を流す結果になって仕舞っている元凶。どうにかして起訴をしたかったというのに。 彼の取り調べの時の言葉がどうしても頭から離れない。誰が、貴方と合意の上でなんて。 重なる精神的なストレスに、当時はまともに睡眠も取れず顔色も優れなかった。し、情緒が不安定だった。 そんな時に、バディを組んでいた浮城と共に通報を受けた路地裏へ。 威嚇射撃。浮城へとナイフを振りかぶった青年へ、撃ちたくは無かったが仕方無く威嚇の目的で足元を撃ち抜いた。 だが、それでも止まらなかった青年へ。私は。浮城の身の安全を選び、青年の額を撃ち抜いた。 でも、それが全ての間違いだった。青年は、ナイフすら持っていなかった。丸腰の相手を、撃ち殺したのだ。 浮城から知らされた事実は、大きく圧し掛かる罪の意識を鵺坂に背負わせるには十分すぎた。 誰も泣いて欲しくない。泣かせたくなくて。そんな思いから、刑事になったというのに。 私は、泣かせている。泣かせてしまっている。その涙も、拭う事すら出来ない。 その後、現在所属している街の部署へと転属している。 バディを組んでいた浮城の事は気にしているが、元気にしてくれていたらそれで…と連絡は時々に済ませている。 幼少期、とある事件に巻き込まれた時に自分と両親を助けてくれた警官に強い憧れを抱いている。 自分も大きくなって、あの時の警官の様に誰かを助けれる人になれるように。 今でもこの気持ちを抱えている。 『三木本良治』の件以降、軽い男性恐怖症を抱えてる。 極度ではないが、触れられる事に少しの恐怖心がある。会話したり同じ空間に居る分には平気。 (浮城が男性の場合は浮城以外の男性が対象) 「初めまして。刑事をしております、鵺坂 薊と申します」 「誰かが泣く結果には、私はしたくありません。…だって、そんな結末は誰も望んでいませんから」 「調べて、走って。そうして真相に、真実に。辿り着けるなら私は、何だってします」 「………、どれだけ邁進しても、到達できなかった真実がある事を、私は知っているから」 「何も、何も。…私は、あの子に何もできなかった。私は…私は、無力だったのです」 「刑事だと言うのに、守るべきものを守れずに……彼奴を好きにさせているだなんて…」 「挙句、私は………嗚呼、何ていう事を」 「いくら、精神的に参っているからと………あんな、あんなミスをするなんて」 「………………………いいえ、ミスなんて言葉で済ませて良いものじゃありません」 「結果的に、彼は薬物常習犯だという事実があったかもしれません。でも、それでも私は」 「犯してはならない罪を、この手で犯してしまったのです」 「わた、私………、永青さん、私、わたし……嗚呼、何て事を…！」 「こんな、錯覚か幻覚を見る…見てしまう、刑事なんて………、どうしようもありません」 「………ごめんなさい、永青さん…貴方に、迷惑を」 【口調】 一人称:私 二人称:～さん 三人称:貴方 (イメージはウィスパー気味のボイス) 【チャパレ用】 CCB<=　【】 CCB<=　【SANチェック】 CCB<=80　【幸運】 CCB<=85　【アイデア】 CCB<=95　【知識】 CCB<=70　【回避】 CCB<=50　【キック】 CCB<=70　【組み付き】 CCB<=75　【拳銃】 CCB<=60　【応急手当】 CCB<=80　【聞き耳】 CCB<=60　【追跡】 CCB<=75　【図書館】 CCB<=80　【目星】 CCB<=60　【言いくるめ】 CCB<=50　【説得】 CCB<=95　【母国語(日本語)】 CCB<=80　【心理学】 CCB<=30　【人類学】 CCB<=10　【法律】 【特徴表】 ・「天才」:生まれつき頭の回転が速い。INT+1。 ・「鋭い洞察力」:優れた感覚の持ち主であるため、《目星》に+30%。 【誕生花】 「ユウガオ」:「夜」「はかない恋」「罪」 「ホウセンカ」:「私に触れないで」「短気」 「ヒペリカム」:「きらめき」「悲しみは続かない」 【名前】 「鵺坂」⇒鵺は正体がつかめない、はっきりしない物事・人。元は八坂。出典元は「八坂神社」。 「薊」⇒仕事に対して「厳格」であり「報復」に恐れ「触れないで」欲しいと願うと同時に「独立」したいと願っている。実は、「人間嫌い」なのかもしれない。 【関係】 落合堂 勲(おちあいどう いさおし)/落合堂さん/どねさん(マルテュリアHO2) 葛原 環(くずはら たまき)/葛原さん/あまねさん(マルテュリアHO3) 菅野 縁(すがの えん)/菅野さん/茶越きよかさん(マルテュリアHO4) 【使用モチーフ】 オリジナル 【カラーコード】 #F2D58A　ブロンド 【参加シナリオ】 2022/1/4.5　「失楽のマルテュリア」　END2　全生還　HO1　KP:和総さん　PL(HO順):私、どねさん、あまねさん、茶越きよかさん ──────────────────以下、秘匿情報記載につき現行・未通過閲覧厳禁────────────── ■刑事PC ---------------------------------------------------------------- 　あなたは、かつて「とよのは街」が管轄区にある刑事部に所属していた刑事だ。 　あなたは人には言えない過去を持っている。 【2年前】 あなたは『三木本良治』という男の強姦罪に関して取り調べを行っていた。 男は今まで幾度となく暴行罪、強姦罪で取り調べを受けたがすべて不起訴になっている。 『三木本良治』が暴力団ともつながりのあるため、被害者が報復を恐れたのだ。 「裁かれない悪ってのもあるんだよ。それが俺だ。誰も俺を訴えない。つまり合意の上ってことだ」 げらげらと笑う三木本は、結局その時も不起訴になった。被害者は十代の少女だった。 　 そんな事件の少し後に、あなたは「とよのは街」で青年が暴れていると通報を受けた。 裏路地に逃げ込んだ青年は、あなたとバディを組んでいた『浮城』へナイフで切りかかった。 あなたは仕方なしに発砲した。一発目は威嚇、二発目は額を撃ち抜いた。 青年の名は、『神谷竜太郎』。彼はまだ20歳だった。 あなたは後になって浮城から知らされる。 青年の手にナイフはなかった。 恐らく『三木本良治』の件でストレスを受けたことによる幻覚を見たのだろう、と。 だが事件は「ナイフをもった青年が襲い掛かってきた」という事で処理された。 青年がドラック依存症であることが判明したため、あなたは疑いを持たれずに済んだのだ。 事件の後、あなたは別の街の刑事部へ転属となっている。 『関連NPC　浮城永青』 刑事部捜査一課所属、階級は警部。 あなたが「とよのは街警察署」にいた頃の上司で、現在も同署に所属している。 インテリという言葉のよく似合う男で、感情の起伏が穏やか。

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