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UGN医療班、即ちホワイトハンドに所属する、幼い少女。 元々はFHの科学者「ロバート・ショート」の所有する実験施設にて「レネゲイドによる精神干渉実験」の被検体とされていた身の上であり、今から約4年前にUGN戦闘部隊"ストライクハウンド"が実験施設を強襲した際、隊長である「有城雅也」によって保護された。 経歴上、両親や家族、血縁といった関係者が居らず、そのため実験施設からの救出後はUGNチルドレンとして教育と訓練を施され、今から二年前に特異なDロイスやエフェクトの適性からUGN医療班「ホワイトハンド」に配属。 その一員として実戦に出るようになる。 まだ幼い彼女の起用に関して、上層部では賛否あるようだが、本人は他に身寄りがないこともあり、「みんなの役にたてるなら」と、献身的に任務に取り組んでいる。 特に他者の精神や記憶に干渉することのできる能力から、レネゲイドに過剰に浸蝕されたオーヴァードや一般人の治療に宛てられる場合も多い。 本人の性格としては、上述の発言の通りに真面目で温厚、育った環境からか即物的な価値観に疎く、むしろかつて受けた実験のトラウマから精神的な充足やつながり、安心感といったものに価値観の重きを置く。 そのため、外見よりは幾ばくか大人びた物言いをする一方で、「休日の過ごし方がわからない」など悪い意味でも年不相応で、なまじ大人びている分甘え下手。 そもそもが医療班の所属であるため、直接戦闘は専門外であり、後方支援が本職。 携行する単発式拳銃に能力で生成した薬剤を弾丸として装填。発砲し散布する手法をとる。 コードネームの「咲かない花-アンブルーム」は彼女の「目に見えるものより見えないものが大切」という考え方と、「幼いうちからUGNに属し、日常の中で幸福を受けることなく育っていく」という皮肉から名付けられたもの。戸籍上登録されている名前はFHから救助された際、有城雅也とその部下たちによって名付けられたものである。

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