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犯罪組織『YES』に在籍する天才サイバー犯罪者。コンピュータに関して高い技術力を有する。 『YES』には5年前の結成当初から在籍しており、ムードメイカーとファッション番長を務めている。 組織では主にハッキング等の電子機器を用いた諜報活動を得意としている。 ハッカーとしての技術は天才的で機械に関して右に出る者はいない。 魔女は視線である。 幼いころから女性の化粧やドレスに興味があることに「男らしくない」と言われ、 「だったらオカマになってやるワよ！！！！！」と思い立ってオカマとして生きることになった。 美と噂話が大好きで自分磨きに余念がない。 美しさのためにハイヒールを履いているが足がガクガクして動けない。でも脱がない。 普段の移動は自作のOXBOARDに乗って移動している。 6年前、マホロバ株式会社が機密裏に開発したコンピュータウィルスに自分の端末が感染した。 それによって奏でられた奇妙な音楽を聴いたことによって精神を揺さぶられ、強く惹かれた。 コンピュータにおいて右に出るものがいない自負がありながらやすやすと端末に侵入されたこと、 自分がまだ知らない技術を用いたコンピュータウィルスであること、 さらにこのウィルスは未完成ながらも僅かながら脳に直接作用する効果があり催眠効果があること、 ”マアナ”という神を崇めた呪文が含まれていることに興味を持った魔女はデータと技術を盗もうとした。 5年前、マホロバ株式会社のデータと技術を盗む過程で出会った『狼』『悪魔』『幽霊』と出会い、 『YES』を結成し、無事データと技術を盗むことに成功した。 メンバーのことを最低限の情報しか知らないが、それでいいと思っている。 しかしゴシップ大好き魔女(おとめ)こころが騒ぐのかよく首を突っ込む。 ゴシップ話をしたいだけで、メンバーの情報そのものにはたいして興味がない。 一方でメンバーのことを友人のように恋人のように思っている。 もともと自分達の目的のために集まったチームであり、自分の目的に阻害がなければ好感を抱いている。 湖畔の静かな町の、信心深い家庭に生まれた。 特に兄が信心深く、その麗しい見目と透き通った歌声が認められ、「聖歌隊」に所属していた。 熱心に信仰し、熱心に歌唱する兄に対して、彼はさほど信心深くなかった。 歌と信仰の才があり勤勉で華々しい兄に対して、彼は機械の分野に頭角を現した。 彼もまた間違いなく天才であったが、表立つこともなくひっそりと生きてきた。 そんな兄が「サンタアンジェリ少年聖歌隊」からの招待を受け、イタリアへと旅立った。 彼としては兄がいなくなって清々した程度に想っている。 そして時がたち、彼は現在日本でハッカーとして活動を行っている。 20年前に地元の教会で火災があり、そこで密かに思いを寄せていた女性が焼死している。 彼女は自分を揶揄し嗤った町中の人たちのなかで唯一、人間性を受け止め慈しんでくれた。 そんな彼女が死んだ。 火災のあった晩、どこかから、 「魔女は救ってやらねばならぬのです」 そんな声が聞こえた。 ＝＝＝＝＝＝ 【盗聴技術】 組織のメンバーの持つ端末、及び自分が目視した事のある通信機器へハッキングする事が出来る。 しかしリアルタイムで宣言し、アクセスに集中しなければならない。 指定の端末が通話中に≪コンピューター≫を成功させれば、通話内容を得ることが出来る。 場合によってはカメラロールやメール履歴などのファイルにもアクセス出来る可能性がある。 【魔女の切り札】 あなたが何らかの技能を行い5以下の出目を出した際、≪クトゥルフ神話技能≫に成功した事になる。 その際切り札を一枚入手する。この切り札を任意のタイミングで切る事で、あなたは以下の支援を行う事が出来る。 ･どのようなダメージでも1度だけ無効にする。 ･短期･不定の狂気を即座に解除する。 ･任意の判定における出目を-30する。1以下にはならず、判定を行った直後でも可能。 ･任意の判定を必ず失敗させる。 切り札を切る際、あなたは状況を正しく把握してタイミングと対象を指定しなければならない。 シナリオ開始時点で一枚、あなたはこの切り札を持っている。

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