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チャットカラーコード：8D3043 【クトゥルフ2015より、私立探偵】 自称：酒呑探偵を名乗る私立探偵である。 元々は、酒が好きなだけのしがない探偵だったが、ある映画をみてからその主人公に憧れ、強い共感を得たために、自身の探偵社を引き払い 近所に有った行きつけのBARに、それこそ入り浸るようになった。 と本人は吹聴しているが、実際にはもう少し情けない理由で、知り合いのBARに転がり込むことになっただけである。 というのも、彼の探偵業は、その解決手段の粗雑さが原因で、あまり業績が振るわずにいたのだ。 そこに、彼の元来の好奇心旺盛さと中途半端な正義感が災いし、藪蛇をつつきにつつきまくり、様々な反社会組織に目をつけられ始める。 最初こそ大丈夫だとタカをくくっていた彼も、次第にその脅威に恐れをなすようになり 挙句、自身の探偵社を引き払う必要が生まれるほどに経済的にも、社会的にも追い詰められていったのである。 住む場所にも困り、各地を転々としていたものの、生活に瀕するようになると、彼はなけなしの金を握りしめ、数少ない友人の一人であるBARへと駆け込む。 ......酒乱探偵の出来上がりである。 昼間は酒を片手に数少ない依頼をこなし、一つ一つ資料を徹底して洗う。BARがオープンすれば奥のカウンターやテーブル席で酒浸り、依頼を待つ。それが彼の常である。 本人曰く、地獄の先に天国が待っていた、そうで、この自堕落とも言える生活をかなり気に入っているようだ。 それに伴ってか、藪蛇をつつく癖は全く治っておらず、好奇心の赴くままに、危険な依頼も深掘りしていくようだ。 ただし、それは、彼の類い稀なる才能があってこそである。 一言で言えば、彼は、とんでもなく逃げ足が速いのだ。 どんな状況においても、危機察知に余念がなく、器用な身のこなしで状況を回避する術に彼は長けていた。 いつしか世間からは“千鳥足のヨウ”と呼ばれ始める。 本人はかなり不服なようだが。 【俊敏】どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。＜回避＞の基本成功率はDEX×2ではなくDEX×5となる。 【大酒飲み】酒にはめっぽう強く、酔いにくい。アルコールを毒のように扱う場合、すべてのアルコール関連のPOTを半減(端数切り捨て)して対抗する。 【半ロスト】

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