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ヴェイン 職業：クトゥルフ2015「民間軍事会社メンバー」より引用　EDU*10+STR*10 特記：〈人類学〉に10％のボーナス 用心棒等よりもっと組織的な「傭兵」の末である。この村で彼はその一員として、知識と共に戦闘技能を学び喰らいその身に取り込んでいる。 特徴表3-3「飛ばし屋」 空間把握能力に優れている。あらゆる〈操縦〉技能の基本成功率は50％である。 乗り物に乗る機会があったらもしかしたら才能は発揮されていたかもしれない。さりげなく隠密行動時や刀を振る際の間合いの取り方などに生かされている。 「……ハイハイ、しょうがないなァ。あんまり頑張りたくないんだよ、僕。やることは山積みだけど」 　閉鎖されたの村の、いつか来たる時のために知識を植え込む勤勉の子（ルパ）。傭兵集団の末の民、と聞かされている。マフラーをしっかり巻いて口元を隠している。ダウナー気味、独特の間延びした音で気だるそうに喋る。学びは嫌いではないが必要より興味が勝つし自分のやりたいことを優先したいタイプ。規則を破ろうとするわけでは無いが、正直、ちょっと勤勉とは言い難い。 　神出鬼没、歩く際に足音をあまり立てず、いつの間にか後ろにいる。素直ではないひねくれた言動が多いが、自分のルルにはひっそりバカ甘なのでなんだかんだで我儘は聞きがち。「僕のルルが一番きれいで一番可愛い」とのことである。そうですか、はい。 　口癖は「命には感謝しないと。」。食事、特に動物性のものについては口酸っぱくそう言う姿がみえる。好き嫌いせず、出された食事は絶対に残さない。ちゃんと食事の前と後には手を合わせ、いただきますとご馳走様については欠かさないようにしている。 　村では学問と、慣習として剣を学んでいる。 　持っている刀は儀礼剣。ただし、ちゃんとした真剣であり、しっかり生物を斬れるもの、命を殺せる刃である。 　一人称：僕　二人称：君 「オット、後ろから失礼」 「アア、命に感謝はしないとだ。獣も魚も、僕らの為に殺されたんだからな。殺したモノは全部取り込んで血肉にするのさ」 「僕らルパは自給自足の傭兵集団の末なのさ。そう教えられてる。僕らの剣は辿れば人殺しの剣だけど、来たるべき時に来たるものを殺すためにあるんだ」 通過シナリオ 「口渇ルルパ」エンド5 ――以下、「口渇ルルパ」HOフォークの情報を含む 　いつか命に食べられるまで。 　 「イタダキマス。」 　人殺しの村の、いつか来たる時に呪いに殺される呪い殺しの子（ルパ）。傭兵集団の末の民、と聞かされている。学ぶ剣とは人殺しの剣であり、呪いたるルルを殺すために継がれて来たものである。 　ルパの教師にルルについてのことを教えられてから、彼は「いのちをたいせつに」して生きてきた。 「首を。その首を。首。首。首。きれいで、ほそくて、柔らかそうなその首を刎ねることをどれだけ夢に見てきたろうか」 「血が欲しい。肉が欲しい。骨が欲しい。全てが欲しい。喰らい尽くして、この胃の中に収めたい」 「僕のルル。ひとつになろう」 「ひとかけらだって誰にもあげない。呪いにもやらない」 「愛してるぜ、愛しい君よ。君を呪いにしてなるものか」 「人間として。生物として。生きるために喰うんだよ。血も肉も骨も臓腑も魂も、運命だって、この呪いすらも飲み込んで」 　ヴェインはその日自らのルルの首を落とすために剣に傾倒している。本を読むよう、知識をつけるよう言われているが、彼は何よりその研鑽を優先している。 　これは、誰かに自分のルルを殺す権利を渡したくないがため、儀式の日に彼女の首を綺麗に刎ねられるように続けている努力である。君と僕はふたりでひとつ。自分のいのちなのだから、それは自分で手にかけて食卓に並べるべきだ。殺さなければならないのならば、自分の手で殺したい。かたわれたるルルのからだもこころも、いのちも、殺す権利と義務と責任だって、当然自分のものなのである。 　その日の為に刃を研ぐ。その様はまさに"勤勉"である。 　口癖は「僕たちは、命を喰らって生きるんだ」「命には感謝しないと。そして、食べた分だけ生きないと」。それを摂理とする。人間として、生命としての当然たる営みとして。いつかかたわれを喰う運命を背負った男の言である。 　勤勉のルパ、ヴェインの目的は「生きる」ことである。 　 「――アー、デモ、顔だけはおいときたいなァ……」 「勿体ないだろ。折角あんなに綺麗なんだから」 「HO:フォーク」 ▽ステータス設定 ・STR+SIZ を db1d4 つくように調整する。 ・INT13 以上、EDU6 以上、APP13 以下で設定。 ・育ちとしてもっている技能:図書館か戦闘技能 1 つに+30% 【推奨技能】探索系、隠密系、戦闘技能 ・シナリオ間では『ルパ』で呼称する 　◆ 貴方はこの村で生まれた村人だ。 赤ん坊の頃から【HO ナイフ】と共に育ち、生きてきた。 幼少期から厳しい規則を強いられており、勉学に励む毎日だ。 知識を埋め込みなさい、貴方はとても優秀なのだから。遊ぶ暇があるなら本を読みなさい。 見目なんてどうだっていい。大切なのは外見ではなく中身なのだから。 ルパの教師から、赤ん坊の頃より教え続けられている事がある。 これは時が来るまでルルには言ってはいけない秘密ごとだよ。 「この村の血統は古より強大な呪いに罹っている。それは成人の刻を迎えると共に 完全に発露する。実は、君達のルルは人ではない。ルパ各個人に枷られた【呪い】が 形をなしたものである。日々呪いの余波を受けている君たちは体調を崩し、成人の刻に完全体となった呪いに殺されるだろう。ルル達自身も片割れを殺す絶望を知り、永久を呪う闇へと堕ちるだろう。 ルルは呪いである自覚がないが為に分離してしまった。 一つに戻れば呪いは消え共に生きれるだろう。 生きたいのなら、片割れを絶望に堕としたくないのなら忘れてはいけないよ。 愛しいパートナーを呪いから救えるのは君しかいない。 そうしなければ君は片割れを失い、自分自身も死ぬことになるのだから」 永久の病が発露する刻までに、呪いを在るべき場所に戻さなければいけない。 そう――成人の日、儀式にて貴方は【相手 PC を喰べなければ】いけない。 愛しい君よ、君を呪いにしてなるものか。

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