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物心ついた時にはFHの実験体。首輪をつけられ、「D-7(ディーナナ)」の番号で呼ばれていた。同じ境遇のD-1と仲が良く、イチ、ナナと呼び合い、互いに励ましあっていた。 10年前(7歳頃)、オーヴァードの力を強制的に引き出す実験に利用され、D-1含む多くの実験体が命を落とす中、覚醒した。その後、モルモット扱いからは脱却するものの、命令のままにFHの尖兵として活動、UGNエージェント含め人も殺害している。 2年前(15歳)、FHとUGNの戦闘で重傷を負い、UGNに保護される。FH感覚で尋問後処刑されるものとばかり思っていたが、霧谷の指示で人道的に扱われたことで認識を改め、UGNに帰属した。 目の前で仲間が次々と死んでいった覚醒時のことは結構なトラウマ。実験を指示していた人物がいたことは覚えているが、痛みや薬で記憶が曖昧になっており、顔は思い出せない。 敵対する立場であったにも関わらず、FHよりよほど自分を人間らしく扱ってくれた霧谷に、尊敬と好意を抱いているが、どう考えても霧谷になんのメリットもないので、特別な関係になりたいとは思っていない。迷惑にならず役に立てるように気をつけている。 FHでは覚醒後もずっとD-7と呼ばれていたため、名前はUGNに来てからのもの。怪我が治ってから常識を学びなおしたりUGN研修を受けたりして、UGNチルドレンとして実際にミッションを受けるようになったのは一年半ほど前。 FH期間が長かった上、当時からUGNに顔と名前が割れていたため、未だに怨恨や猜疑の目を向けられることもある。 自分の過去の罪過については、そこまで悲観的になっていない。他の生き方を選べる環境ではなかったし、謝っても後悔しても誰も生き返らないので、任務を通してできることをしていくだけ。などと年甲斐もなく客観的に判断できてしまうノイマンピュア。 ビジュアルイメージは琴爪ゆかり/キュアマカロン(プリキュアアラモード)。目はあそこまでツリ目ではない。 大人っぽく上品な美人。スタイルよし。 基礎化粧品や服など気を使って綺麗にしている。 右太もものホルスターに拳銃を装備しており、それを隠すために膝丈くらいのふわっとしたスカートを好んで着る。制服のスカートも少し長めに膝丈で。 首輪を連想するのでチョーカー系は苦手。 意外と愛想は良い。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ UGNに帰属したものの元FHなのでどこも受け入れを渋ったり恨まれていたりで行き場が無かったが、PC3綾凉詩栞に拾われて1年ほど前に射干玉市支部に。 厄介者の自分を引き受けてくれた綾凉にはとても感謝している。迷惑かけられないのでいい子にしてます。 人との関わりが増えるにつれて、自分の立場が気になるようになってきた。

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