タグ： 明良の犬小屋

職業ベース：俳優【EDU×10+APP×10】 特記：APP+1。ファンに対して<信用>に+10%のボーナス。 知名度：28 一人称：ボク 二人称：キミ 口癖：冗談だよ 自分の事を話すのが苦手で、会話をする際の一人称がほぼない。 例えば落とし物をした時、拾い主に「これは誰の？」と聞かれても答えられず、 ニコニコ黙っているか、己の事を指さす程度だ。 「これはあなたの？」と聞かれば「そうだよ」などの返答はする。 基本的には他人優先で、人を笑顔にするのが好きである。 傷付いた分だけ相手に優しく、手を取るような人間だ。 元々の性格として、少し気の強さも残っている。 幼少期に両親は離婚し、母親と新しい男から精神的、身体的虐待を受けて入院経験あり。 その後、7歳～16歳まで児童養護施設で暮らす。 施設では自分の感情に気づかないふりをして大人を警戒し、他の子達の心と体のケアを積極的に行う。 冗談を言っては子供達を笑わせたり、頼られることが嬉しかった。 そんな施設暮らしの中で、入江 真実(いりえ まこと)という3つ上の男と仲良くなる。兄のような存在だ。 画家を目指す真実が卒園すると同時に、都内のアパートで共に暮らすようになる。 学生時代には色恋沙汰でいわれのない恨みを買い、友人関係や恋人と上手くいかず。 アルバイトした先々で周囲に争いが起き、その度にバイトを転々として最終的には、 真実の描く絵画モデルや、街中でスカウトされて雑誌モデルとしての活動に落ち着いた。 一番売れたのはジェンダーの人魚を題材としたファッション雑誌だ。 ある時、雑誌の撮影時に権力者に騙されて襲われかけた事がある。 拒絶し法的制裁を加えたが、事実を捻じ曲げられて相手は無罪。 そして相手の妻から「夫がお前に唆された」と恨まれてありもしない噂や写真、動画を捏造しネットでバラ撒いた。 自宅にも殺害予告と脅迫文、写真等を数年に渡り送り付けられている。 ネットに流失した虚偽の映像から特定に至るまで早く、多大な誹謗中傷やセカンドレイプが多発。 頭のおかしいストーカーまで出現し、被害は同居している真実にまで及ぶ。 「金目当てのくせに」「俺にもやらせろ」などとほざき、待ち伏せや不法侵入、刃物を突き付けて警察沙汰になった事がある。 対処しきれない被害に巻き込まれた真実は徐々に疲れ果て、彼方にストレスをぶつけるようになる。 彼の心底迷惑そうな視線と拒絶、暴言と暴行の最中に、いつしか目の奥に快楽が含まれていた。 「怯えたお前(彼方)の顔が好きだ」と吐き捨てられた事もある。 警察や司法すら信用できず、唯一の味方まで巻き込んでしまった事、 真実の変わりように耐えかねた彼方は絶望し、自傷と希死念慮が顕著となる。 そして、真実は画家としての才能が頭角を現し、一部で評価されている。 暴行を受ける前と後のモデルとなった絵画もいくつか売られており、 暴行後にモデルとなった絵画の方が高く評価されているらしい。 現在、真実は電撃結婚を果たし、彼方とは別々に暮らしている。 ★読まなくてよいもの 幼少期のトラウマ詳細① 彼方が生まれて間もなく、父親がよそに子供を作り母親と離婚。母親に引き取られ、父親とは絶縁している。 母親は最初こそ一生懸命働き育児もしていたが、いつからか男を家に招いては、彼方をいないものとして扱っていた。 そして男は母親に金をせがみ、額が足りないと暴力を振っては母親名義で借金するなど傍若無人に振舞っていた。 虐待されていても親は親だ。この狭い世界で愛情は捨てきれない。 目の前で行われる暴力を止めようとした時、バケモノの目をした男が初めて視線を彼方へ向けた。 打ち付けられる痛み、骨の折れる音、内臓が抉れる感覚など、声にならない声が鼓膜に響く。 死の間際、意識が途切れる寸前に聞いたのはサイレンの音と乱暴に扉が開かれるだった。 目覚めると病院にいて、一命を取り留めたのかと他人事のようにぼんやり思う。 男は傷害罪で警察に逮捕されたと聞いた。母親も無事みたいだ。 退院してから、今度は暴力ではなく取り立てに怯える日々が続いた。 彼方は母親を守りたいと小さな腕で抱きしめようとしたが、しかし。 母親はその腕を拒絶し「お前さえいなければ、あの人が離れていく事もなかったのに」 「お前のせいで私の人生めちゃくちゃだ」「お前なんか産まなければ良かった」と、言い放つ。 刃物で刺されたような胸の痛みと込みあげる涙、そして伸ばした腕を隠し「産まれてごめん、冗談だよ」と、己の言葉が追い打ちをかけた。 その後、すぐに児童養護施設に預けられる。 シナリオ ・海枯れ(HO1)

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