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【基本的な設定】 名前:偈路 理想(ゲロ リソウ) 一人称/二人称/三人称 わたくし/貴方さま・貴女さま/あのお方 身長:165cm 体重:58kg 年齢:30歳 ---------- 常に優しげな笑みを浮かべている、掴みどころのない女性。よくいえば癒し系。スキンシップは激しめで、よく生徒をハグしたり頭や手を撫でている姿を見かける。 彼女の所作や言葉選びは何処か魅惑的で、「恋愛相談をすると理想先生が惚れ薬をくれる」「理想先生のカフェオレを飲むとたちまち虜にされてしまう」「放課後の保健室で男の呻き声が聞こえる」等ゴシップが絶えないが、真偽は定かではない。終いには、学校の七不思議として名前が上がる程である。九尾の狐のような髪型と十二単のようなブカブカの白衣も相まって、一部の生徒の間ではもはやそういう「妖怪」として見られている。 好きな飲み物はカフェオレ。保健室に入ると、ふんわりとコーヒーの芳しい匂いが鼻腔を擽る。談話をしに来ればカフェオレを淹れてくれる。それを飲むと身体の芯から温まる事だろう。 「偈路問疑」「偈路排他」という名の従兄弟が居る。 【サンプルボイス】 「はい。貴方さまの理想です。」 「“偈路先生”と呼ぶよりも、“理想先生”と呼んだほうが……ウフフ、ほら、親しみやすいでしょう？だから、わたくしの事は“理想”と呼んでくださいまし。“理想ちゃん”でも、“理想さん”でもいいんですのよ。」 「〇〇先生、疲れましたら……いつでもこの保健室に来ていいんですのよ？ウフフ、ならせめて、肩を揉んで差し上げましょう。マッサージは得意なんですの。」 「如何なさいましたか？まあ……すぐに手当しますわね。 知っていましたか？消毒液を傷口に付ける時に滲みちゃうのは、わたくしが魔法でバイキンをやっつけているからなのですよ。貴方さまの傷が早く綺麗に直りますようにっていうおまじないですわ。」 「ええ、それでね……あら、チャイムが鳴ってしまいましたわ。さあ、休み時間です。次の授業の準備をしないといけませんわ。……ウフフ、ダァメ。保健室はお喋りするための場所じゃありませんのよ。 はい、飴ちゃん。お昼休みにまたお話ししましょうね。」 「こんなに息が上がって……きっとお熱が出てきちゃったんですわ。(こつんとおでこを当てる)苦しいでしょう。一番奥のベッドで……わたくしとゆっくりお休みしましょうね。」 -------------- 以下秘匿情報↓ ■HO3 「HO③先生は優しく話してくれる」 ・あなたは保健室の先生です。 •¨•.¸¸☆･ﾟ•¨•.¸¸☆･ﾟ•¨•.¸¸☆*･ﾟ ▼過去 あなたの両親は幼い頃に離婚しており、中学生の時に自身を引き取った父親を亡くしています。元母親とは連絡が取れず、父方の親戚を転々とし誰の愛情も受けず、誰にも心を委ねることができず孤独の人生を歩んできました。いつか誰かを心から愛し、誰かに心から愛されたいと思っていました。 ▼自殺した生徒について よくあなたがいる保健室に来ていた生徒です。そしてあなたはその生徒と「生徒と教師」以上の関係を持っていました。彼女もあなたと同じで両親の仲が悪く家庭で居場所が無いと話していました。HO①先生が担任のクラスでも、HO②先生が顧問の部活動でも居心地が悪いとも話していました。あなたは本人から聞いた事なら彼女の事について様々な事を知っています。 ★精神分析+50% ----------- 「わたくしは貴女さまの理想。貴女さまだけの理想ですわ。 杏さんは、私を受け入れてくれますわね？だって……貴女さまを理解し、貴女さまの心の穴を埋められるのは、このわたくしだけですもの。」 愛情を知らない養護教諭。 小学校時代に母が賭博で破産し蒸発、親が離婚してからは父親は多忙の身で、邪魔してはならないという思いから大人しくする癖がつく。 中学時代に父親が没し、たらい回しで祖母の元に引き取られるが、人への甘え方が分からず変に謙る彼女への接し方が分からず、祖母従兄弟共々暗に煙たがっていた。 高校生になってバーテンダーのバイトを始め、処世術として人当たりの良い振る舞い方を身に付ける。(※この時点で未成年飲酒をしているので善悪の判断がついていません。) そして客の話し相手をしている内に「愛する」「愛される」ことに憧れを抱き、愛情とは何か？人間とは何か？という事をよく知るために医学部看護学科を目指し始める。そして目指す中で知った養護教諭という職業であれば、生徒の側について彼らの心情を知れるのでは、生徒という人たちを愛せるのでは、と思い至る。そして知識として表面上だけの愛情を学んだ理想は晴れて養護教諭となる。 そしてある日保健室に来た美影杏と出会い、逢瀬を重ねていく内に一線を超えてしまう。 --- 美影杏は大人しい子ではあったが、話していくうちに心を開いてくれ、笑顔を見せる事も多くなった。そして悩み事やその日の愚痴を話してくれるようになり、理想の人当たりの良さもありまるで友達のように接してくれるようになった。2人でプライベートに会う約束を決め、一緒にプリクラを撮ったり、ファミレスで食事をしたり、カラオケで発散したり……まるで高校時代に戻ったよう。そういえば彼女は狐が好きだった。だから狐のマスコットをお揃いで買ったんだっけ。そして彼女がお手洗いに行っている隙に彼女のドリンクに睡眠薬を仕込み…… それでも彼女は火照った顔で理想の事を受け入れてくれた。 「理想ちゃん、……大好き。」 --- 美影杏が自分を好きでいてくれているのは同じ境遇だからで、居場所がないから自分のところに来てくれる、と思っている。担任のHO1のことも部活のHO2のことも悪くは思っておらず、むしろ居場所がない状況を作ってくれたから美影杏が自分のところに来てくれていたと感謝すらしている。HO4に関しては今の所アウトオブ眼中。 また、美影杏の自殺の原因はいじめではなく自分にあると思っている。彼女の居心地の悪さは自分が埋めてあげていたと思っていた。「自分の愛情が足りなかったのではないか、上手く表現できていなかったのではないか」というのが理想の考えである。 今もその思考が理想の脳内を支配しており、失った心の隙間を埋めるために、今日も理想は行為の相手を保健室に招き入れる。 「今度はどうしたら人を愛で埋め尽くしてあげる事ができますか？ ねえ、わたくしの何がいけませんの？わたくしに教えてくださいまし、杏さん。」 -----------

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