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本郷 響(ほんごう ひびき) いつもニコニコとしている朗らかで優しい青年。誰にでも分け隔てなく接する。何事においても、自分よりも他者を優先する傾向がある。頑張り屋なのだが、頑張りすぎて空回りしていることがしばしば。 宗教団体の教祖をしているが、その役職から受けるイメージとはかけ離れた、とても親しみやすい性格をしている。教祖という立場にあるものの、周りの人から仰々しい呼び方をされたり大袈裟な敬語を使われたりするのはあまり好まない。もっと砕けた呼び方や話し方でいいのになぁといつも思っている。 人に頼られるのが好きで、嫌な顔ひとつせずに人助けをする。でも自分から他人に頼るのは下手。人に頼み事をする時は、いつも申し訳なさそうにしている。 外的な要因ではちょっとやそっとのことじゃ傷つかないが、物事をよくない方向に考えてしまうきらいがあり、考えすぎで一人で落ち込むことがよくある。 動揺した時や焦った時、オドオドとした態度になったり、単語の最初の文字を繰り返したりしてしまう癖がある。このことを彼はちょっと気にしているので、衆人環視のなかでは平然を保てるように気を張っている。 結構な大食いだが、体質なのか全然肉がつく様子はなく、ヒョロヒョロ。体力だけはある。 本当に何もすることがない時は本を読んでいる。一ヶ月に六、七冊ほど読破するくらいのペースなので、読むのはかなり早い。読む本の種類は小説、専門書、雑学書、絵本などなど多岐にわたる。 学生の頃、国語が大の得意教科だった。だが反対に理系教科は点でダメ。数字にとても弱く大人になった今でも苦手。 ○不定 強迫観念に取りつかれた行動→祈る(0/2) --------------------------------------------------- 以下「鰯と柊」HO鰯のネタバレあり 幼少期をネグレクト家庭で過ごし、両親に大切にされなかったせいか、自己肯定感が限りなく低い。自分よりも他者を優先しがちなのはそのせい。 自分の取り柄は『神の加護』にしかないと思っていて、それがなければ自分はなんの価値もない人間だと本気で考えている。それ故に今の立場が自分の唯一の居場所であると思っており、現状に執着をしている。HO2が力を得たことに対して体調面では助かりつつも、自分の立場がHO2に取って代わられ、自分がもういらなくなるのではないかと不安を覚えている。 動揺している時のオドオドした態度や喋り方こそが本来の彼。小さい頃は常にそんな感じだったし、今より暗く弱々しい印象のおとなしい子供だった。 抑圧された子供時代を送っていた影響で、自我がとことん薄く、好きなものや趣味がない。強いて言えば人助け。 身長が低いのも、幼少期ろくな食事を取れていなかったから。本人は身長が低いことをあんまり気にしていない。人助けをする際、身長が必要な時にちょっと困るな〜と思うくらい。

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