タグ： 商・不幸堂

職業：ディレッタント ・鉄扇 ・芸術(バイオリン) ・聞き耳 ・図書館 ・信用 ・中国語 ・心理学 登代國グループのお嬢さん。人格者と有名なご子息との婚約も決まっている。清楚で可憐。控え目ではあるが芯は強い。 趣味はバイオリンとバラの鑑賞。 　＜信用＞＜芸術：バイオリン＞＜生物学＞ 主な取引先が中国であったこと、仲の良い友人が中国人であったこともあり、ある程度中国語は堪能。二人きりで内緒話をするのに重宝し、今回の不幸堂に関してもその友人が情報をくれた。 　＜中国語＞ 扇子より重いものは持ったことがない（鉄扇）。 【不幸を買う理由】 実兄・嘉明(よしあき)と長らく相思相愛の近親相姦の関係にあった。嫡男である兄の結婚は仕方ないにせよ、自分は結婚はせず一生兄の横にいようと思っていたにも関わらず、当の兄が自分の結婚を勧めようとしているのを知る。 抵抗はしたが拒むこともできず、着々と入籍の日が差し迫る中、親しい使用人から「不幸を売る店」の噂を聞いて行くことを決意する。 不幸を買う理由は「兄への愛を貫くため」。 愛しい貴方と一緒にいられないのであればもはや一欠片の幸福もないのだと、底の底に堕ちて差し上げましょう。 「お兄様には私が何も知らない幸福なお姫様に見えたのかしら？ まぁ、間違いではありませんね。お兄様と一緒にいられるなら、私は何も怖くはなかった」 「けれど既に袂は別れてしまった。それなら、私は残る全てを使って私達の愛を証明する他ありませんわね？」

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