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「キリタニ、次俺は何をしたらいい。」 「泣いているのはカナシイ、だったろうか。　ん、違う？　そうか、　泣くはうれしいだったか。　それも違う？　・・・難しいな。」 「どうして俺は壊れた存在を忘れられない？　記憶から消そうとする気持ちが沸かないのは、なぜなんだ、　しかし、　消去してしまいたいとも考える、　この矛盾は一体　」 元はとある組織で開発されていたマルウェアであり、研究者マスクウェルの手によってレネゲイドビーングとなった。 元のマルウェア自体の詳しい情報はこの世に公開される前であり、詳しい情報はわかっていない。 マルウェアのため何かを破壊する目的で作成されたということのみ判明している。 何故そのマルウェアが作成されたのかの理由などは破壊する行為そのものであったレスは知らず、また何の目的で一つのマルウェアをレネビにしたのか、というのも研究者が姿を消しているため判明していない。 しかしながら自分が開発されたコンピュータのスペックが非常に良いところや、その他大きなデータ量だったから非常に危ないデータで、いけない目的の上作成されたのではないかという推測はされている。 レネビとして存在して以降人への探求心が強く、その中でも感情という概念に興味を持ち今もなお追及を続けている。 感情に関する興味においてオーヴァードの戦いというのはレスにとって非常に興味深い観察対象であった。 自分が理解するには遠いもの。思いやり、尊び、慈しみ、悲しみ、愛しさ、時には厭い、憂い、殺意、…様々な想いが強く揺れ動き、それが救いにも破壊にもつながる。 戦いは破壊するだけではない、　そのような考えはオーヴァードの戦いに存在すると知って以来、それへの理解を深めようと現在はUGNの霧谷雄吾の元についている。 自身を研究対象として希望した場合もそれに対して応じている。 自分の目的が人の感情への強い理解のため、利害一致につながるからこそ現在は非常にUGNに協力的である。 なお目的が一致するだけならその他結社に行く可能性も０ではないが、キリタニの元が落ち着くと考えているため現在その他どこかにいこうと考えている様子はない。　何故落ち着くかは不明な模様。 自分の知的好奇心、いや、　理解に及ばぬ領域についての探究心を追い求め続け、　現在に至る。 ＋＋＋＋

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