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ドイツ系の家系出身。自分にも他人にも厳しい軍人気質。 貧しい家庭の出身で基本的にガラが悪いが、鍛え上げた心身への自身があるからこその横柄さである。ときどき理不尽。 根はまじめで正義感が強い。男兄弟しかおらず、基本的に男性に囲まれて生きてきたため、女性への耐性がなく色事が苦手。 一人称：俺 二人称：てめえ、お前など 【生育歴】 4つ上の兄と3つ下の弟がいる。兄は将来を期待されたが事故死。弟は病弱。 母は幼少期に病で死別。厳格な父に育てられた。 嘘か誠かわからないが、自分はかつてドイツの名門軍人だった家系の血を引いているらしい。 父は優しく誠実な兄に一番期待をかけていたが、ついぞアルカナは発現しなかった。 三番目の弟は病弱なため、父親はバルドリックに理想を求めた。武功を上げる息子。英雄となる戦士。 期待ではなく、プレッシャーだ。 ゆえに、強くなり武功を上げ、父に自分自身の力を認めさせることが生きる目的になっている。 大人になって自分の家庭について客観的に理解し、戦う理由はそれだけではなく、人類のため、アルカナメンバーのため、自分が率いる兵士のために戦うという責任感ももちろん持っているが、根本に父親の呪縛がある。 【女性への耐性がない】 母親は物心つく頃には居なかったため、女性のいない家庭で育った。 父がたまに家に連れてくる女はみな高飛車で意地悪で、常に裸みたいな格好をしている。 弟の面倒を見ながら、バルドリックは鍛錬に明け暮れた。 16歳のある日、父が連れて来た女がバルドリックを父の寝所に呼んだ。 女を教えてあげると言って赤い爪の女が笑う。恐怖を覚えて、すぐに逃げ出した。 自分のことを棚に上げ、父親は息子たちの交友関係を締め付け、女性を寄せ付けなかった。 19歳の頃、バルドリックと弟を気にかけてくれる近所の女性がいた。 年上で、優しく、いつもやわらかな笑顔だった。 確かに惹かれ合って彼女に初めて触れてみた。信じられないほど柔くもろい身体をしていた。 夢中になって(でも未遂)気が付くと、彼女の腕は痣になっていた。 自分が触れてはならないモノだと認識し、バルドリックは彼女から離れた。 母親を知らず、母性を求めているが女性には恐怖と憧憬が色濃くあるため、自分からは求められず、それよりは父親を見返すための訓練に明け暮れて生きて来た。 【兄弟との関係】 長兄は父に期待されており、兄弟の中で唯一父に愛されてもいた。 嫉妬してもよさそうなものだが、バルドリックは長兄が好きだった。それくらい人格者で尊敬していた。 父をいなして、自分と弟に常に優しく接してくれた。悲しまず怒らず優しい笑みを湛え続けた兄は、バルドリックの中で生涯越えられない憧れになる。 兄はある嵐の日、近くの川にかかった橋が落ちて流されかけた子供を助け、自分はそのまま流されて死んでしまった。 兄らしく道徳的な行いで、紛れもない事故だ。それでも、自分と弟を置いて他人を助けに行って死んでしまった兄を、バルドリックは許せなかった。兄の成せなかったことを、自分が為さなければならないと直感した。 兄が亡くなって三日後、バルドリックのアルカナは顕現した。 弟は病弱だが感受性が豊かで優しい性格。 音楽が好きで、美しい声で歌ったり楽器を奏でたりするのが上手だが、父親からは「軟弱な趣味」と言われており家庭内では禁じられている。 時々バルドリックが背負って家の裏の森にこっそり連れて行き、彼の歌を聴くのが好き。(兄がいた時は3人で行ってた) バルドリックには細かいことはわからないがたぶんこいつは世界一上手い、と思っているのでいつもそう伝えている。 この弟のことを、この弟の歌のある世界を守らなければと強く思っている。 ※弟だけは母親似で線が細くやや華奢な体格。兄もバルドも弟が大好き 【アルカナ】 能力の発現は16歳の時。入隊は20歳の時。 兄は成人と同時に一般兵としてアルカナに入隊を予定していたが、目前に19歳の若さで亡くなった。 ---GODARCA設定--- ▼HOXI：力 └　5ターンの間、自身にダメージボーナスを追加で1d6、また〈原初のアルカナ〉をロールした際の出目が50以下だった場合、装甲貫通効果を追加付与。効果は重複しない。 ▼戦闘補正 近距離武器（刀、槍、棍棒など）……STR+2 〈こぶし〉……1d3+db（メリケンサック使用で 2d3） ▼職業技能 必須：〈回避〉〈原初のアルカナ〉〈芸術（カリスマ）〉〈オカルト〉〈目星〉 選択：〈斧〉〈拳銃〉〈図書館〉 ▼神話技能 1d20+10＝15 開始時SAN：70-15＝55

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