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【一人称/二人称/三人称】 私/あなた・名前/あなたたち 【性格など】 身長が高く、目付きが悪く、そしてぶっきらぼうな物言いなので、初対面の人には怖い人に思われることが多い。実際は義理堅く、仲間の危機となると周りが見えなくなる。 実は可愛いものが本当に好きなのだが、「自分なんかが」と隠している。ただ、路地裏の猫は惜し気もなく目で追っている。また、手先が器用で、よくヘアアレンジに凝っている。近頃のマイブームはお団子。 休日は主に図書館で、熱心に知識を蓄えている。 【秘匿情報】 図書館ではほとんど心理学を学んでいる。自分がスパイだと悟られない行動を取れるように、そして不審がる相手から信用を勝ち取るために。 正義感の強いキョウのもとで生活をするなかで、自分でも「正しい行い」というものが何か、ということが分かってきたはずだった。傷付く人を一人でも巣食う。犯罪者をこの世から無くす。そんな自身の胸のうちの正義が、HO3と会うたびにすり減っている。話すたびに、背中を預けるたびに、目をみつめるたびに。警視庁に潜入する前の自分はただの犯罪者であり、警視庁の情報を横流しにしている今の自分はもっと重い犯罪者なのだと、毎朝毎晩、自分に言い聞かせるように暮らしている。 HO3と過ごすうちに、何やら特別な情が湧いていることに薄々気が付き始めた。しかし、自分は警察の敵のスパイ。それでなくても、アンドロイドはそもそも候補にすらなれないのだ。もし私が人間だったなら。もし組織で目覚めていなければ。そんなことばかり、最近は考えている。でも、私は組織のみんなが大好きで、組織に忠誠を誓っている。だからこそ、ハッキングなんて裏切り行為をさせてくる組織のみんなが嫌いだ。そして、こんな自分が一番嫌いなのだ。

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