タグ： 蹂躙するは我が手にて

ボーデンベルクという国で軍人の父と軍隊医師の母との間に生まれ、幼い頃から父母より訓練や教育を受けながら心身ともに大きく育った。母については物心ついてすぐ病死した為、顔は覚えているがあまり記憶が無い。 憧れの父の背を追って自身も軍に入隊するが、その父は数年ほど前に戦地へ赴いたまま帰ることがなかった。 父を亡くす前までは、ある程度冷静に戦況の流れを読みながら動くように努力していた。が、それ以降は一時期父を亡くした悲しみと怒りに任せ、銃器や戦車による好戦的で力任せな作戦を遂行するようになる。地頭が良くないオスカーにとってその変化が功を奏したか、陸軍大将にまで上り詰めた。あまりに無鉄砲な作戦をよく思わない者たちは多いものの、一方ではシンプルで分かりやすい！との定評も受けている。上からは（自分勝手な脳筋なので）煙たがられがちで、下からは割と慕われている。 愛用の拳銃とライフルはどちらも火力や重さ、大きさを重視している。動きやすさや持ち歩きやすさは二の次三の次。大きさ＝重さ＝強い！！！！！ 好：家族、自国、率直で堂々とした奴 嫌：頭を使うこと、卑劣で小賢しい奴 一人称：俺、稀に私……？ 二人称：お前、貴様、名前呼び（フルネームで呼ぶ癖あり） 「俺はここで命を落とした戦友達の屍を省みない。が、戦地から身を引くこともしない。……誇りを胸に戦ったお前達を無駄死にだとは誰にも言わせん。俺が、前に立つ。俺が、背負って行く。独りになろうと、進むのだ」 「力で捩じ伏せるやり方が、俺には合っていたというだけのことだ。分かりやすくて良いだろう。……いや、分かり合えんならそれまでだ」 「真に頭の良い人間というのは、自ら話す相手の頭のレベルに合わせて対話することが出来ると聞いたがな。お前、さも賢そうに話す割にはそこが伴っていないぞ。俺の知能にレベルを合わせてみせろ」 「父は、俺とは違い聡明で。尚且つ、銃器等の使用にも長けていた。そして、厳しい中にも優しさや愛情を忘れなかった。……頭の良いひとだった。だからこそ、戦に敗れたのだ。俺は、きっと、容赦はしない。唯一父に足りなかったところだ。俺は俺のやり方で必ず生き延びて見せる」

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