タグ： 浮さんちの子

▶さよならを言いに来た-優等生×不良- 神乃高校2年生。品行方正、成績優秀で絵にかいたような真面目な黒髪眼鏡青年。 典型的な優等生で基本誰にでも優しく愛想がいいが、実は周りの人間にそんなに興味はない。 小中高と同じように優等生であったため、ノートや宿題を写されたりいいように利用されがちだったので、同級生をちょっと冷めた目で見ている。 愛想よくニコニコと対応するが、話が終わるとスッと真顔になってしまう。そういえば最近素で笑ってない。 「努力もしようとしないでイージーモードで生きようとする奴」と「固定観念に縛られて枠に嵌めようとする奴」が嫌い。 だがそんな奴らに抗うことが出来ていない自分に一番嫌気がさしている。 朝6時に起床し、夜は23時に寝ることを徹底しているため日付をまたぐと結構眠くなる。 ・得意科目は国語と生物。好きな食べ物はたらこパスタ。 ・忽那家はごく普通の家庭だが、教育熱心な家である。父方の親戚が特にお堅い人々なこともあり長男である澄人に重圧がかけられている状態。 澄人の下に弟と妹がいるが、まだ幼い彼らにもその重圧はかけられつつある。 特に長男である澄人は「常に模範たれ」と幼少期から教え込まれたため、違反行為をすることに猛烈なためらいが生じてしまう。 本当は自室の机にある山のような参考書も何もかもすべて窓から放り投げて、感情に任せて暴れだしたくてたまらないが、 17年かけて敷かれた「模範」というレールに縛られているためその道を自分から外れることが出来ない。 余程のことがなければ自分からはやりたがらない。（できない） ・東条のことは自分とは別次元に生きている人間だと思っている。 基本的にヤンキーは嫌いなので何かあっても自衛できる程度の近接攻撃ができる。ただし正当防衛の域を出た攻撃は基本しない。 しかし東条の自由気ままな姿は自分にはないものなので若干の憧れがある。無自覚。 彼が基本的に屋上でサボっていることを澄人は把握している。授業中の時間に屋上で寝そべることができたらどんなにいいだろうと思っている。 ・17年分のレールをぶち壊して、常に受動的で何もできない自分にさよならを言いたい。

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