キャラクター保管所
バックアップ
リスト
モバイル版
ヘルプ
ログイン
Twitterでログイン
登録
トップ
Webサービス
キャラクター保管所
クトゥルフ PC作成ツール
Eve Tiffany(イヴ・ティファニー)
ID:3155287
MD:734df80769d9db91dd9dc87f92e1e1e4
Eve Tiffany(イヴ・ティファニー)
タグ:
たかしの子
非公開用
ラフヘローの結末
HO6
非表示
簡易表示
通常表示
生まれ・能力値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
能力値
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
↑ページ上部へ
その他メモ
非公開キャラシ ”これが私の生き方でした” 盲目に憧れ、口を縫った女 強引な友人クロエと共に立ち上げた小さなブティックのデザイナー。 従業員はデザイナーのイヴ、仕立て屋のクロエ、極小数の裁縫スタッフ クロエに見込まれデザイナーに担ぎあげられたが本人は意欲的ではない。 スタッフに殆ど会うことはせず、クロエに公私共に支えられている。 クロエの淹れるキャラメルコーヒーを飲みながらクロエとレコードを聴いていられればそれで良かった。それ以上は何も要らないし、何も見たくなかった。 ブティックの3階の、更に屋根裏が彼女の部屋。 彼女の世界は、この屋根裏と、クロエと、安いクロッキー帳と、布と、トルソーと、ミシンだけ。 彼女のデザインする服は流行りに沿ってるが、彼女自身は黒い服を選んで着ている。 人の死が見えるため、いつも葬式のような気持ちであるから。 流行りの服をデザイン出来ているのは、光への憧れかもしれない。 彼女が着ている服は自店で製作したもの。クロエは明るいカラーで軽いデザインのものを着てるが、これも彼女がデザインしたものである。 三つ編み姿。クロエにはその子供みたいな髪型を今すぐやめろと言われている。 好きな物はクロエ、クロエの淹れる甘いコーヒー、アイピロー。 嫌いなものは 喧騒、クロエが付け始めた流行りの香水 嫌いという程じゃないが男があまり好きじゃない。 特殊能力:彼女の目には死者や化け物が見える。更に、死に近いものに黒い靄がみえる。 特異性故にあらゆるものを見た際のSAN喪失が2軽くなるが、現在SAN値が45以下と低くなっている。 宣言した対象に黒い靄が見えるか。などセッション中に限定して、意識を集中させない限り能力はほとんどの場合発動しない。 目を背け、口を閉ざしてきた。耳だけ澄ませて。 友人 Chloe Tucker(クロエ・タッカー) 強引だが優しく、野心家でしっかりもの。流行りものに手が早く、先見の明がある。自分の意思や考えをしっかり持っている。世話焼き。困ってる人を放っておけない。 辛さも悲しみも愛せる強く靱やかな女性 ________ 同機 街にきな臭い噂が流れているころ、クロエとの平穏で怠惰な日常を享受していたが、ある時、突然クロエにうっすらと黒い靄がかかり始める。それはクロエがラフヘロー行きを決めたのと時を同じくしていた。 彼女はクロエの黒い靄に酷く狼狽える。 靄ことを話すわけにはいかないし、話して離れられたくない。彼女はクロエに病気を疑ったり、あの手この手調べた。そこで、街の噂と、彼女のラフヘロー行きを決めた時期に思い当たる。藁にもすがる気持ちで、一人真偽を確かめるためにラフヘローへ赴く。 幸いクロエがラフヘローへ行くのはまだ先。強引なクロエのことだ、止めても聞かないだろう。そもそも、なんと言って止めるのだろうか。靄のことは話せない。私が確かめる。私の光が死に蔭るのを許さない。死なせない。 ________ 生い立ち オシャレや流行りものが好きな少女だった彼女は、幼い頃の事故と臨死体験により、死者、人らざるもの更に死に近いものに黒い靄が見えるようになった。 両親に相談するが、困惑されるだけだった。 1913年末頃、市街の人々に一斉に黒い靄がかかる。 第一次世界大戦で命を落とす人々である。 その光景に取り乱し、両親に強く訴えかけるも、ついには精神病院に入院させられてしまう。 カウンセリングや治療を受けたが依然としてそれは見え続け、ついに開戦、多数の人々が命を落とし、黒い靄の意味を理解する。 黒い靄、死者、それらが見え続けて徐々に精神を壊していく。 一向に改善しないどころか不吉な予言を繰り返す彼女に、病院は治療と称した"教育"を行い始める。 それは凡そ治療とは程遠く、ただの体罰であった。 彼女の体には今もその痕が残っている。 繰り返される戯れに、より心を壊していく。この頃にはもう、それらが見えるとは口に出さなくなっていった。 遂に、教育と称して身体を暴かれてしまう。このことに大きなショックを受けた彼女は、「もう見えなくなったよ」と両親に告げ、逃げるように退院した。12歳のことだった。 それからは、見えないふりをして、普通の女の子のフリをして過ごしてきた。普通を演じるのに反比例して、内面は内に内にと向かっていく。クロッキー帳に描くのは、普通の女の子だったら、なりたかった姿である。 終戦後、15歳の春、クロエと出会う。 クロエは彼女の作り物の外面に気づき、彼女の心を溶かしていく。彼女のデザイナーとしての才能にもいち早く気づき、彼女に道を示す。 クロエと一緒のときは自分を偽らなくてもよく、素の、怠惰で暗いイヴでいられることが心地よかった。 ただ、自身の歪な能力については、やはり口に出さなかった。 クロエと共に学び、遂に(クロエが強引に)2人の店を持った彼女は、家を出て、ショップの3階と屋根裏に住居を構えた。これで、無理に明るくある必要が無くなった。 クロエと一緒にいられればそれで良くて、仕事には意欲的ではないが、心が零れるように新しいデザインを産んでいった。きっと彼女がデザイナーとして大成するには時間がかからないだろう。 自身の能力、境遇のせいで、少々シニカルな性格になっている。 普通の女の子のふりはやめたが、他人と心の距離をとるため、クロエと家族以外には敬語で話す。 見ないふり、知らないふり。盲目で、余計なことを口にしないことが、幸せの掴み方だと考えている。 クロエに友人以上の感情を覚えているが、それの感情も知らないふり、見えないふりをしている。 夜や暗闇が好き。暗闇に紛れてそれらを認識しづらくなるから。クロエに明るい服をデザインするのは、闇の中でも見つけやすくいてほしいから。 名前の語源は、命あるもの ______________________ ハンドアウト: ■PC6『追憶の眼に竦むもの』影を負ったキャラクター 秘密:告げない死告鳥(濡れ鴉) 特殊能力:【心も半分、彼方の国】 〇個別導入 あなたは今日も霧の町ロンドンで鬱屈とした日常を過ごしている。 街ゆく人に一斉に黒い靄が覆い被さり、次々に人が死ぬ。 怪物の仕業ではない。何故ならあなたにそんなものはまだ見えていないのだから。 あなたは自分の信頼する誰かと共に、今日も怠惰で安穏な一日を過ごしたかった。 だが、あなたには見えてしまったのだ。その信頼する相手にうっすらと黒い靄がかかり始めた、その瞬間を。 力については隠したいけど、大切な人を護りたい。 そんな想いを秘めて、靄の原因を排除するべく誰かと同伴してとある村ラフヘローに赴くだろう。 ______________________ GMより、追加導入 ─────それは、雨の降り客足のないブティックでの出来事だった。 「あのね、イヴ。地下鉄道の開発はね、ただ移動手段が増えるだけって訳じゃないのよ」 チェアに腰掛け、珈琲に少しの砂糖を溶かしながら彼女は意気揚々と語る。 「交通の便が良くなるって事は、そこにも人が集まるって事。そしたら辺鄙な村にだってビジネスチャンスが広がっていくわ」 「都市の周りにある市街はベッドタウンにもなる。そしたら生活の為に衣食住を提供する店は欠かせなくなるわ。それに開発されたばかりの鉄道なら、新しい物好きの人達だって大勢集まるわよ」 「ね?そこでならイヴのデザインをもっともっと広められる!それはとっても素敵だと思うのよ」 「今も毎日十分楽しいし、幸せよ。だけど、イヴにはここで終わってほしくないの。もっといい景色を見せて……ううん、一緒に見たいのよ」 「だから、ね。私、ラフヘローに下見に行って来るわ」 そう語るクロエの背後に、忍び寄るように靄が現れる。 ラフヘロー。何もない辺鄙な村。そこにある何が、輝かしい彼女に影を差すのだろう。 あなたはラフヘローについて調べることにした。 事前の調査で、わかったことはいくつかある ①ラフヘローへの地下鉄開発は、半ば無理矢理可決した事 ②ラフヘローの出身者には著名人が多く、ここロンドンでもかなりの権力を握っている ③ラフヘローへの地下鉄開発反対派は、悉く連続大量殺人の被害者になっている さて、この殺人事件が何を意味するのか。反対派でもないクロエに、何故死が迫るのか。それを阻止するべく、あなたはラフヘローに向かうと決めたのだ ______________________ エピローグ 「その香水嫌い……」 私の苦情に、クロエは慣れたような、涼しい顔で「どうして?」と応えた。 今日はクロエと映画を観に行った。 私の希望は「狂へる悪魔」だったのだが、彼女の希望で半ば無理やり「ザ・フラッパー」を観せられることになった。 軽薄で明るくて楽しくて、最低な映画だった。 そして今はブティックの三階で二人、並んでソファに座ってクロエが淹れた甘いコーヒーを啜りながら、ラジオから流れるジャズを聴いている。 コーヒーの香りと、隣で帳簿を捲っている彼女の香りが嫌味に混ざって、なんとも言えない苛立ちを覚えた。 この感情の名前は焦燥だ。 「なんだか、眩しくて、活動的な気持ちにさせられるの」 「いいことじゃない」 「……いいこと、なんだけど」 カップに自分の顔が映っている。表情は読み取れなかった。 「私はまだ、この暗がりにあなたと居たいのに。光に、暗闇を否定されているようで」 暗闇。 闇。 忌まわしくて、怖ろしくて、心地よい闇。黒。死の色。 闇の暗さに慣れてしまった私にとってこれ以上の光は眩しすぎる。 クロエは光だ。生まれついての光。 クロエは太陽であり、私はクロエの光がないと自ら輝くことが出来ないただの惑星。 あなたがいないと、私は私のカタチも保てない。 活動的で、強い意志で、誰もが光の中を歩む。そんな世の中になろうとしている。 光の中で、輝くクロエを私は見つけられるだろうか?あなた以外の光でも、私は私のカタチを保てるのだろうか。 「……あなたも私も、遠くにいってしまいそう。そんな気持ちになるの」 あの日、あの地でクロエを救おうと藻掻いた日。 結局クロエは死ぬことはなく、クロエに纏わりついていた死が見えることはなくなった。 結局私の行動は何の意味も成さなかった。全てはただの暴力的な超常現象で無に帰り、クロエの死も無に帰ったのだ。 今でも時折思い出す。あの名状し難い冒涜的な最後を。 あの時から、それまで以上にクロエを、クロエを。 「今日はずいぶんと詩的ね?」 優しい目でこちらを見てくる。ハッとして私は目を逸らした。 「私はいつだって詩的で、情緒的よ。知らなかった?」 気まずくなって少しおどけてみせると、クロエはアハハと笑った。 帰ってきてから暫くは、嫌という程クロエのお叱りを聞くことになった。 不安そうな、見張るような目を見るたび、申し訳なくもうれしくなった。 たしかに無茶だった。何か言い訳してから家を空ければよかったかななんて、全てが終わってから思ったが、あの時はまったくもって、まるで冷静ではなかった。 死にかけていたんだ。なんて言えば、どれ程怒られるだろうか。抱きしめてくれるだろうか。 私は私が死のうと、あの場に居た彼らが死のうとどうだって良かった。彼女さえいれば、彼女だけが私の光なのだ。 私は、私が見捨ててきた人々を顧みない。 今日だって、死の運命に囚われた人々が、私の手の届かないところで死んでいくのだ。私は何もできない。だから、どうだっていい。 そう思っていないと、ただでさえおかしい頭が、更におかしくなりそうになるから。 何も知らない、何も見えてない。そんなフリをして、余計なことは口にしない。何も知らない女でいること。 見えないことで得られる幸せがあることを私は身をもって知っている。 私の頭はおかしいけれど、私はどうしようもなく、普通の女の子なのだ。私はジキルにもハイドにもなれない。 私は私の心を守るために、目を瞑る。口を噤む。 クロエは何も知る必要がない。 クロエに迫った危機も、あの村のことも、私の気持ちも。 また秘密ばかりが増えていく。 知らないということは、幸福なのだ。 それでもクロエは、目を開き、大きく口を開けて笑い、光の中を歩むのだろう。 「香水、似合ってる。これからの女性って感じ」 「分かってるじゃない」 「……でも、そういう時代、なのね。自立して、強くならなきゃいけない……私も革靴を履いて、胸を張って……」 「しばらくは靴擦れに悩まされそうね?」 そう言って、またいたずらっぽく笑った。 クロエが肩を揺らすたび、上品な甘くて強い香りが立ち上る。 クラクラするのは、香りのせいだけではない。 「私もいつか、その香りに似合うようになるかな」 「勿論。NO.5は全ての女の味方よ」 「……やっぱり嫌いだわ」 私が不貞腐れると、クロエはまたアハハと笑う。 それを愛しいと思う、この気持ちは祝福されない。 私は領分を過ぎたことを望もうとしている。 太陽を自分だけのものにしたいと思うのは過ぎたことだと。 抱き留めた瞬間、体が焼け落ちたとしても、私は。 行かないで、どこにも。ここにいて。闇が心地いいのは、あなたがいるからなの。 今日も、倫敦では雨が降る。 ──カタカタ、チリチリと、襤褸い映写機が音を立てる。 今日、並んでキネマの椅子に座っていた昼下がり。 ぱくぱくと口を開閉する女優は、私には魚のようにしかみえなくて、 私はただただ焦がれた横目で、隣に座るクロエの横顔を見ていた。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ
エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG