タグ： アオゾラ宅

年収350万。 真面目な青年だったが、家族がいなくなってから人が変わった。 頭の中は復讐することでいっぱい。復讐心を募らせすぎると独り言でぶつぶつと「殺す殺す殺す…」と唱えだす。 いらいらしては、台所で料理をする際にストレス発散で肉切り包丁をまな板に叩きつけがち。まな板はボロボロ。 肉切り包丁はネット通販で買った。 ブラック企業で睡眠時間を削って残業していたときの目の下の隈が未だに取れない。 〈生い立ち〉 9年前、ろくでなしの父親は他に女を作って家を出ていった。それから母親は働きながら子供3人を育てた。裕福な家庭ではなかったが、家族4人で身を寄せ合って仲良く暮らしていた。母親の苦労を間近で見てきた幸太郎は、将来いい会社に就職して母に楽させてやろうと決意し、学生時代は勉強に励んだ。しかし、大学を卒業しても、なかなか就職先が見つからず、23歳でやっとつかんだ就職先は過重労働・違法労働・パワハラが横行するブラック企業だった。すぐにでも辞めたかったが、下の妹や弟を将来いい大学に行かせてやりたかった幸太郎はお金を稼がなければならなかった。何より、自分の就職を心から喜んでくれる家族を前にして辞めたいだなんて言いだせなかった。幸太郎はブラック企業に耐え忍んで3年働き続けた。仕事は過酷だったが、家族の笑顔を見れば、その苦労も報われた。家族さえいれば幸せだと思えた。 それなのに3ヶ月前──家族が全員失踪した。その日も仕事で遅くまで残業をしていて、家に帰宅した頃には深夜だった。結果、自分だけ事件に巻き込まれずにすんだが、家族がいなくなってしまっては、なんのために残業してまで仕事を頑張っていたのかと幸太郎にとっては皮肉でしかなかった。事件の日以降、幸太郎は寝る間も惜しんで家族の情報を集めようとしたが、あんな事件があったというのに会社の人間はこっちを気遣うこともなく相変わらず理不尽な仕事を押し付けてくる。やっぱり世の中はクソだ！とついに幸太郎の中で堪忍袋がキレた。ずっと真面目に生きてきた幸太郎だったが、上司に汚い言葉と辞表を叩きつけて会社を辞めてやった。はっ、いい気分だ。それからは、家族を奪ったやつに復讐する機会がいつ訪れてもいいよう家にこもって身体を鍛えている。彼は復讐の鬼となった。復讐を遂げられるなら、自分がどうなったっていい。社会的に死んだって構わない。 ＜家族構成＞ 薄井 芳子（よしこ）:母。47歳。事務職。 薄井 樹生（みきお）:弟。高校1年生。15歳。 薄井 彩乃（あやの）:妹。中学2年生。13歳。 ＜自宅＞ 自宅は二階建ての一軒家。ベランダ付き。門扉の横にかかった表札には「薄井」と名字だけ書かれている。建物の外観は白い壁に黒い屋根。内装は白い壁にフローリングの床。寝室だけ砂壁に畳。弟の部屋と妹の部屋がある。自分の部屋には筋トレ器具が色々置かれている。ダンベル、フィットネスバイク、アームバー、腹筋ローラー、プッシュアップバーなど。キッチンには肉切り包丁が置かれている。 ＜LINE＞ ユーザネームは「KOUTARO」。アイコンは妹が家庭科の授業で作ったパンダの形をしたクッキー。妹いわく幸太郎の顔がパンダに似ているかららしい。 口調 「真面目な人間がいつだって損をするんだ」 「探偵、ね……（うさんくせえ）」 「俺の邪魔をしたら殺す」 「殺す殺す殺す絶対に殺す」ぶつぶつ ⬛自宅警備員（2015） 職業技能：隠れる☑,聞き耳☑,コンピュータ☑ー,忍び歩き☑,図書館☑ ＋個人的な関心の技能３つ（目星、言いくるめ、心理学を選択） ⬛2015特徴表 ・3-10「平凡な容姿」 　平凡な顔のため、他人の印象に残りにくい。＜変装＞に+20％。 　加えて、1度しかあったことのない相手ならば、相手が＜アイデア＞ロールに失敗すれば、「よくある顔です」と言い訳するだけで、別人としてごまかせる。 ・6-7「不屈の精神力」 　気絶しても、次の各ラウンドの最初に［CON×2］ロールを行う。成功なら治療を受けずとも自分から目覚めて、そのラウンドから再び行動が可能となる。 ⬛不定の狂気 5か月、家族の幻覚を見る。今2か月以上経過。 ⬛後遺症 ・空間バグの歴史：死亡した際に異空間内で５万回死んだ時の事を思い出す。異空間内で死亡した際のsan減少値を適用しても良いししなくても良い。 ・フェティッシュ（血液、暴力、死体）発症。この効果は永続である。 ⬛所持呪文 肉体の保護 無欠の投擲 ⬛通過シナリオ 「不思議の国の？？？？？」<SAN>60→33→41→73 <図書館>+8 <クトゥルフ神話>+11 「5万回ボタン」<SAN>73→-6262→71 「加虐性ヒロイズム」<SAN>71→63→71 <聞き耳>+3 「違法:人体改造部」<SAN>71→50→53 <目星>＋7 <クトゥルフ神話>+1　< 図書館>と<隠れる>から引いて<拳銃>に30p移動

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