タグ： 【ヴィア・ドロローサ】

　記憶喪失により覚醒原因や自身、家族、関係者に関する記憶の一切を失ったレネゲイドビーイング。 　自身同様にレネゲイドビーイングの家族を持ち、家族はそれぞれ別の仕事を、鴉は傭兵業を営み生活している。 　人間に憧れを持ち、人間になりたい、人でありたいという願望を持っており、レネゲイドビーイングである事は基本隠している。 　正体を教えた相手からはもう”人”だと思われない為、自身がレネゲイドビーイングであると告げる事を潜在的に嫌っている。 　趣味：興味深い人物の観察、小動物などを眺める事、読書、流行になっている物を一度は飲み食いする。 　好きな物：麺類。家族。いつものメンバー。 　嫌いな物：神野 　人間くさい人物や、他とは根幹に違う物がある人物や、芯の太く強い人物に興味を持つ。 　反面率直に興味があると伝えたり、何故なのかと問うのは人間的ではないか？　とあくまでも観察に留めている。 　小動物を眺めるのを好むが、若干烏であった際の本能的な観察である。がひよこ類を見ると非常に心安らぐ。 　良く吠える犬は小さくても苦手。 　物語よりは情報誌を読む、社会情勢なんかも読んでいるが、社会がどうなっているのかではなく、人が何をしてどうなっているのかを見ている。 　一応流行りの服なんかも調べるが、基本的に黒い綺麗な生地の服が好みである。 　流行になっている飲食物はとりあえず一度飲み食いしてみる、何故人気なのかどこが良いのかを把握する為である。 　神重は何か根幹に普通とは違う物を抱えていると思われる為、何故そういった状態にあるのか、どうしてそうなったのか非常に興味を持っている。 　浅間はレネゲイドビーイングと共生している為、興味深いと思っているが、連れている片方が強すぎて少々怖気づいている。 　村木にも神重に対する物と同じ興味関心を持っているし、末の妹が出来たような気分でもあるのだが、絡みが濃過ぎて若干食傷気味。 　筆木支部長には元は強い興味を持っていなかった。芯の太く強い最後の言葉を聞き強い興味関心を抱くのだが、この時に亡くなってしまった為、もっと話しておくべだったと後悔している。 　人になりたい人でありたい、と思う反面、パスタなどを啜っている時に烏であった頃の様な懐かしさを感じており、その懐かしさ故に麺類が好みである。 　特にパスタ類がお気に入りで、スープのある麺類も美味しいと思うし食べるのだが、やはりスープに浸っていない麺類が好き。 　神野に対して、初期は面倒な変な奴だし名前で読んでくるがそこまで嫌ってはいなかった。後々神野から害意ある発言や行動をされつづけ、しまいには家族すら奪われた為、殺意の対象となっている。 　ただ、同時に住んでいた家の事や家族の事の全てが元から無かった物ではないのかいう言い知れぬ恐怖と、今の自分を形成してきた全てを否定しかねない状況の為、若干アイデンティティークライシスを引き起こしている。 　記憶を失う前の仕事が情報屋だったのは、人間観察という趣味と、商売である実益を兼ねていたのではないかという推測である。 　バイザー装備中は相手を苗字かつ呼び捨てで呼ぶ。口調が荒く攻撃的な発言が多くなりがちである。 　バイザー未装備は相手を名前で呼び捨てで呼ぶが、強気に出られない為口調はマシ。 　素の状態では相手を名前で、君、ちゃん、さん、などを付けて呼ぶ。口調は丸いし、ヘタれ。 　気が付くと何も覚えておらず、どうにか自身の持ち物や情報を頼りに家族の元へ辿り着いた。 　自身の家の住所と一致した建物に辿り着くと、その家の住人がさも当然の様に家の中へ迎え入れた。 　そして彼らに記憶を失ってしまった事を告げると、彼らも彼ら自身の事を説明した。 　彼らも鴉同様にレネゲイドビーイングであり、鴉の営む用兵業のちょっとしたサポート等もしている様だが、普段は人間社会で人間同様に仕事を持って生活しているとの事である。 　いままで通りの生活をしていく事に関してひとつだけ大きな問題があった、鴉が記憶を失った上に以前と性格が異なっている事である。 　鴉の仕事は傭兵であり、固定客が少ないとはいえ以前と違う性格のまま相対するのは客側からの不信感を抱かれるのでは、という家族の助言の下、家族と協力し記憶喪失以前の鴉の性格を仕事中だけども真似出来る様に特訓した。 　そのおかげでバイザー等で顔を隠すという意識の切り替えにより、以前に近い性格で居られるまでに至ったが、外れてしまうと現在の普通の性格に戻ってしまう。 　 　現在は明るく朗らかな性格で、仕事の話を聞くとしっかりしなければいけないという重圧を感じてか胃が痛むらしい。 　性格が変わっている間は、仕事の話を聞いた所で胃が痛む等という事はないが、ある程度態度が大きくなっているのか口が悪くなりがちである。 　 　依頼であればどこからの仕事でも受ける事もありどこにも属さない事と、烏の様な黒い姿から、いつしかレイヴンと呼ばれる様になった。 　特訓していた間は休業しており、復帰後の鴉は後味の悪くなる様な仕事は受けていない。 　人に妙に惹かれる所があり、何故かは分からないが興味関心があり、人間になりたい、人でありたいと思っている。その為、神重、村木、浅間や、第三支部には自身がレネゲイドビーイングである事は伏せている。 　雪山での神重との口論により神重に対して興味を持つ、その後興味の対象である神重とより接触する為に東京第三支部に協力する形となる。 　協力するとは言ったが、要するに興味の対象を観察する為に纏わり付いているに過ぎない。 　雪山の施設内で檻を滅多斬りにしたり「俺は生まれつきで」という、過去に実験体だったと思わしきを発言をしていた事など、普段温厚な神重が何故あそこまで激昂し感情的になったのか、そして何故あそこまで頑なに正義に拘るのか、これが鴉が神重に興味を待った理由である。 　レネゲイドビーイングを宿して行動している浅間という存在は、記憶を無くしている鴉にとっては新鮮かつ不思議な存在であり、興味を惹かれている。ダレットとはどういった存在なのか、ダレットを宿している浅間はどういった状態にあるのか、それを知りたいと思っている。 　雪山で体験したフラッシュバックの中に凄まじく耳障りな声を聞いた事、第三支部で神野が鴉の記憶を奪った事を暴露した事により、神野に激しい憎悪と殺意を抱いている。 　その後、呆然としていた所を浅間の何気ない一言で落ち着きを取り戻した。 　ロールシャッハの墓の前にて自身の選択を迷う、神重の言葉により迷わない為に、やりなおさない為に、戒めとしてロールシャッハを忘れないと誓った。 　家族について　全員オリジン：アニマルを持つレネゲイドビーイングであり、記憶を失う前の鴉が見つけて拾ってきた者達。 　 　前金１億＄+達成報酬５億＄ 　ルゥ:狼のオリジン:アニマルRB。決済とかする様な仕事をしてるらしい。 　オーバードーズ 1シナリオに1回　要の陣形 1シナリオに3回　妖精の手 1シナリオに3回　支配の領域 1シナリオに3回 　情報収集チームを用いて集めた情報を自分の足で確かめに行き確度の高い情報として売りつける。 　人に憧れ人に近づこうとするが、所詮は真似事である、人の心が分かる訳もなし、顔を隠して強気に出て攻撃的な言葉を吐く様はいっそ滑稽であろう。

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