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【大学教授(2015)】信用、心理学、説得、図書館、値切り、他の言語（英語等から指定）、次の中から研究分野を２つ（医学、化学、考古学、人類学、生物学、地質学、電子工学、天文学、博物学、物理学、法律、歴史）→天文学、物理学 【職業特記】信用に+10。大学の関係者には信用+20。 ───── 人称：私 / 君、あんた / 〇〇（呼び捨て）、〇〇くん 誕生日：3月21日（牡羊座） 成金趣味の両親の元、やたらとデカい邸宅（※持ち家）で何不自由ない暮らしをしていた大学生・那由多恵橙(21)。 両親は、暇ができれば海外旅行、ブランド物の家財や衣類を買ったりと散財が目に余り、親子間の折り合いは良くなかったが、放任主義の教育方針のお陰で勝手に伸び伸びと育った。 夢は天文学者になること。天文台で働くことを目標に、名門大学の理学部天文学科に進学し、学業・人間関係ともに充実した学生生活を送っていた。 そんな大学三年生のある日、事故により両親が急死。人並みに悲しく思いつつも、恵橙は生活の殆どをラボか同好会の部室で過ごし、家では寝るだけの生活をしていたため、両親の仕事を何も知らなかった。 投資家だと聞いた覚えはあるものの、諸連絡や遺産の引き継ぎはどうすれば……と考えていた矢先、黒ずくめの男達が葬儀に訪れる。彼らに示されたのは、両親が遺したという『2,000万円の返済義務』だった。ウソ！！？浪費していたあのお金って負債だったの～～！？！？ 急遽、家財や服の殆どを売り、いくらかを即金で支払った。残ったのは、大した値のつかなかった恵橙の部屋の家具と、最低限の生活必需品、どうしても手放せなかった天体望遠鏡だけ。 大学には一先ず休学届を出して職を探したが、これ以上の学費を払うアテなどなく、教授に惜しまれながらも退学することとなった。 あれから1年。派遣会社に登録し、昼間は大学病院の医療事務、夜は(毎日ではないものの)ホテルのフロントマンとして働いている。 本来であれば大学院に進学する年齢だ。やがては博士号を取得して、夢の為の足掛かりにするはずだった。 大学を辞めて以降、友達とはすっかり疎遠になり、近づいていくるのは借金取りと闇金業者ばかり。両親を殺してやりたいがもう死んでいる。 たった一人で、いつか完済できるのだろうか。 もし返せたとして、その先に夢を追おうにも、研究者になるには博士号が必須。プラネタリウムでさえ大学の学位が必要だった。 あの天体望遠鏡も、もう売ってしまうべきなのかもしれない。──そう考えながらも、未だ手放せずにいる。 大学時代は清楚で真面目な優等生だったが、たった1年ですっかり荒み、今や一周回って雑草のように強く生きている。 孤独な日々に終止符を！ウェルカム弟！！！！ただし養う金はない！！！！！ 【命名由来】 那由多…『先生』探索者の遠縁の親戚。両親がクズすぎて、恵橙が生まれるより前に実質勘当されているため助けなどない。 恵橙…恒星の中でも3番目に明るいとされる、うしかい座の橙色巨星「アークトゥルス」から。一流にも二流にもなれなかったね…。

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