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エクセン・マグレックヒェン(Exen・Maglöckchen)
ID:3430456
MD:742ce9042129e4c186ddaab22b37bbb8
エクセン・マグレックヒェン(Exen・Maglöckchen)
タグ:
ざいちか
013
お疲れ様
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
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EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
彼はD国の技術研究所所長を勤めている。 彼を技術研究所に招いたのは国のお偉い軍人だそう。招いた、というより拾ったと言ったが適切かもしれない。彼の技術力の高さを相当買っているようだ。 その見込み通り、彼の作った兵器は戦場においてその威力を遺憾無く発揮し、多くの死をもたらした。その数は戦死者の全体の8割を占めているという。 彼の作った兵器は機械仕掛けの鬱奇しい青い蝶である。その名も『パーピリオド』。"終わりを告げる蝶"という意味を持つ。歯車でできた蝶は内に毒を秘めており、それを鱗粉に纏い、優雅に舞って振り撒くのだ。その毒性は非常に強く、生身で触れれば火傷を負ったかのように皮膚が爛れ落ち、目の粘膜を侵されれば視界にノイズが走る。血中を巡れば内臓の諸器官が活動を停止し始め、一度吸えばひどい嘔吐感と呼吸困難に苛まれることだろう。撃ち落とすことは勿論可能だが、撃ったところで毒の鱗粉から逃れることは叶わない。死に至るまでのタイムリミットは10分と記録されている。永遠に近い10分もの間、苦しみ悶えながらゆっくりと黄泉へと誘われるのだ。拷問のような10分間。自ら死を選ぶ者も少なくはなかっただろう。 彼は孤独な人だった。なんてことはない。人と関わることよりも機械と関わるのが好きだったというだけだ。そんな彼の遊び場は、偶然見つけた寂れた何かの研究施設であった。毎日のようにそこへ訪れては一人でひっそりと機械を作って過ごした。周りから奇異の目で見られたのは言うまでもない。同年代の子達からは虐められ、周りの大人達は根も葉も無い噂を囁いた。両親はというと、そんな彼にうっすらと畏れを抱いていた。彼を子として愛していなかった訳ではないが、彼への接し方はおおよそ腫れ物に触れるような、得体の知れないものを扱うような、そんな感じだった。 やはり人間なんか好きになれなかった。だが、寂しさを覚えていたのも事実。友人というものに憧れていない訳ではなかったらしい。 ─それならいっそ、それに近いものを機械で作ればいいのではないか?─ そうして彼が作ったのは自律思考型機械人形。所謂"アンドロイド"というやつだった。友人像がいまいち浮かばなかったため一番気の合いそうな"自身"をモデルとして、脳の知識情報、思考回路、行動パターン等の一切を数値化しプログラムとして組み込み、本体には皮膚装甲を施して自身と瓜二つの姿形をした精巧なデザインのアンドロイド。齢15にして作ったものにしては上出来過ぎた。自身をモデルとしたのは正解だったらしく、それまで過ごしてきた時間より遥かに充実した毎日となった。"彼"と共に会話し、思考し、創造して過ごしていく内に"彼"を機械としてではなく個人として興味を持つようになっていた。それもそのはず。自身を模して作った"彼"は自身とは別の、似て非なる独立した存在だったから。自身に関するほぼ全ての情報を"彼"に写し取ったのはいいが、その情報を更新する術を持ち合わせていなかったのだ。自身と"彼"とでは経験するものが異なったのだから独立した存在と思うのは当然である。だからこそ、彼は"彼"個人に興味を示したのだろう。 彼らは元より気の置けない間柄であり、その距離は"彼"が死ぬまで離れることはなかった。 そう。 "彼"は死んだのだ。 彼を庇って。 彼の目の前で。 "彼"は殺された。 市民の手によって。 何処から洩れたのか、"彼"のことが表沙汰になったらしい。 呪術だの悪魔儀式だのスパイだの言われた気がするがよく覚えていない。 元々彼は厭われていたから対話の余地は無かった。 "彼"に庇われていた時間は数秒だったようにも感じるし、何百時間だったようにも感じた。 実際のところは10分くらいなのだろう。 必死に退いてくれと懇願しても"彼"は聞いてくれなかった。 それは決して意地悪などではないことは分かっていた。 これはきっと優しさなのだ。 不幸というものは重なるもので、町が襲撃にあったらしく民衆はそそくさとその場を後にした。 そんな中ただ一人、彼だけはその場から動くことなく無惨なガラクタを呆然と眺めていた。 そこにあったのは一つの華。 こんなものを"彼"に備えた覚えは無かったが妙に惹かれた。 青く輝きを放つ美しい一輪の華。 手に取ればそれは小さく、掌に収まった。 脆くも強い、青色の華。 それを抱き抱えて蹲る。嗚咽を洩らさずにはいられなかった。 ふと頭上から声がした。 「これは君が作ったのか?」 顔を上げた先には知らない軍服に身を包んだ厳かな人間が立っていた。 「あぁ、そうだ。僕が作った。」 また一つ、軍人は疑問の声を上げた。 「どうして壊れてるんだ?」 おずおずと答える。 「……殺された、んだ。」 答えると軍人は、ふむと一言溢し彼とガラクタを一瞥すると、思ってもみなかった言葉を紡いだ。 「うちの研究所で兵器の開発をしないか?君の技術は目を見張るものがある。是非引き受けて欲しい。引き受けてくれれば望みの一つや二つ叶えてあげるよ。」 断る道理は無かった。 彼が育ったのはB国。適材適所を謳う裏で純粋な兵力に力を注ぐこの国は、兵力にならない者を嫌悪する。彼は高い技術を持っていたが、兵士としては些か力不足だった。だから忌み嫌われた。そんな彼が愛国心など抱いているだろうか。そんな訳ないだろう? 彼は躊躇無く軍人の手を取った。 国を裏切った。 敵国に寝返った。 "彼"を保護することを条件にD国の技術者となったのだ。 D国にて兵器の開発に努めながら何度か"彼"の修復を試みたものの深刻なエラーが発生した。バックアップは正常にできたというのにどこか違和感が拭えない。デバッグをしてもどこにも異常は見られない。"彼"は変わらず笑みを湛えて見つめてくるが、違う。違うのだ。 これじゃあない。 これは"彼"じゃない。 耐えきれなくなった彼は、"彼"を眠らせ続けている。"彼"から生まれた華と共に。 この華の意味を知らない限り、"彼"を目覚めさせることはできないだろうね。 あー……いや、違うな。それを知ったところで"彼"が戻るなんていう保証はできないね。 だってあれは─────────────。 一人って寂しかったんだな。 鏡を見るのが辛くなったよ。だって君、僕とそっくりだったからさ。まぁ、そうしたのは僕だけど。 でも、つい鏡を見てしまうんだ。だって笑うとそこに君がいるような気がするから。 そういえば、どうして君はいつも笑ってたんだ? あぁ、ごめん。 もう、答えられないんだったな。 ごめん。 ごめん。 僕のせいで。 あーあ、人間なんて大嫌いだ。 誕生日:5/1 誕生花:鈴蘭 花言葉:純粋、再び幸せが訪れる 【通過シナリオ】 ・蹂躙するは我が手にて(永久ロスト) 願わくば、彼の魂が"彼"と共にあらんことを─────。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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「クトゥルフ神話TRPG」は
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