タグ： 商・不幸堂 HO2

クトゥルフ神話TRPG2015 暴力団組員ベース/改変(風俗店のボーイ) 職業技能：言いくるめ、隠す、芸術（刺青彫り、イカサマ）、心理学、値切り、目星 ＋次の技能から２つ選択：隠れる、こぶし/パンチ、キック、組みつき、武道（任意）、日本刀、ナイフ、拳銃 〈クリアシナリオ〉 商・不幸堂 END2 両生還 福綏たれ 【技能】 戦闘技能▶︎回避《73%》→喧嘩 キック《80%》→喧嘩 空手《71%》→習い事 探索技能▶︎応急手当《70%》→怪我が多かった為 聞き耳《65%》→バイトの経験や付き合いで身についた 目星《75%》→バイトの経験 行動技能▶︎制作(料理)《40%》→バイトの経験、よく自炊していたり気に入られて人に作っていた 交渉技能▶︎ほかの言語(中国語)《46%》→勉強 知識技能▶︎心理学《45%》→人の顔色をうかがってきたため 【人柄】 のらりくらりとしており自由奔放な性格。挙句、自分に都合が良ければすぐに意見を変える手のひらドリル。お金と酒とタバコを好む。自分を構ってくれる人も好き。 厄介な悪癖を抱えている自覚があるが、反省どころか直そうともしない。 一応ソープ店のボーイをしているが、今は仕事無断欠勤中。前職は簡単な「剥がし」の仕事をしていた。 喧嘩は積み重ねでできるようになったが、ダルいという単純な理由で喧嘩は好まない。しかし、喧嘩で負かされた相手に自分の納得のいくまでやり返さないと気が済まず暴れたり、奪われたものを奪い返すまで執着したりと一度固執すると面倒な性格の為、一部では「猿」と呼称されている。 身軽で足技が得意。幼少期の頃から続けていた空手は黒帯を期待されていたが、ある日を境にパタリとやめた。 【経歴】 中学三年生の時に家族を亡くし、妹夫婦の家へと預けられる。預けられたばかりの頃は埋めようのない虚無感を机にかじりつくことで埋め、心を閉ざし誰とも会話をしなかったが、特に問題もなく中学を卒業。義務教育を終えた頃、家を出る為高校卒業後就職を決意する。 妹夫婦の一人息子(義兄)との比較を無意識のうちにするようになり、複雑な気持ちを自覚した頃には元々肩身の狭い思いが徐々に深い溝となっていった。家の居心地の悪さが顕著になった頃、遂に耐えきれなくなり家を出て夜遅くまで放浪したり、バイトに学生時代の大半の時間を費やすようになる。 高校二年生になりいつも通り夜遅くまで放浪していたところ、中学でお世話になった先輩と偶然再会し、悩みを打ち明け居場所と言えるような心地になった。はじめは夜に度々連絡を取り合うだけであったが、恩を感じた相手の非行を黙認し、そのまま付き合いが続いたことで影響を受けてしまい、それを機に道を踏み外す。 そんな関係がのんべんだらりといつまでも続き、卒業が迫り来る頃、就職先に悩んでいることを相談した事で暴力団と繋がりのある店(現在の職場)を紹介され、店先で出会った風俗の女に惚れ更に人生が一変してしまう。 【不幸堂にたどり着くまでの経緯】 惚れた女に貢ぐため、上手く隠れながら6年もその他大勢のどうでもいい女をたらしこみ、金銭的搾取(贈答品は売った)をしていた。が、雑に扱われた女から恨みを買ったことで告げ口をされてしまい、遂には本命の女にフラれて人生に絶望して死にたくなりヤニに逃げた。ついでに人の女取ったので命狙われてるから逃げてきた。 女は高校の時に大事な家族を失ってから虚ろになっていたところを｢自分も同じ境遇だ｣と話を聞き、慰め、理解し救ってくれたため、人生を捧げていたも同然の存在だった。 悪癖は“依存“。しかしただの無節操でもなく、特別人への執着や依存度がそこそこ高いため一度ハマると抜け出せない。その為依存するものは特定の限られたものであり、今までのめり込んだ(依存した)ものは勉学、バイト、女の計3回。 フラれてから一年経ち、追ってくる男から逃げつつ、特に何にも依存することなくヤケになっていたところ｢買える不幸｣の話を聞き興味を持った。｢どうせ人生終わるなら小者に殺される前に自分で終わらせよう、なるべく面白いものがいい｣と思い立つ。 はじめは「不幸」への執着や関心を無理やり向けていたが、今はそれを頼りにして生きている。破滅するまで執着できるような新しい依存先が欲しい。 (自己憐憫に浸っている間は幸福、そして今は死が救済) 若干人生を諦観してる時期のため、態度は全盛期より気持ち大人しめ(セッション中) 【余談】 日本中を逃げ周りながらも不幸堂の情報を集めるために、交渉手段として相手を酔わせて話を聞いていたりもしていた。閉店時間が過ぎた居酒屋から酔っ払って寝ていたところを外に捨てられていたため、酒臭いまま朝ゴミ捨て場のゴミ袋の上に捨てられていることもざら(寝ている)。お金が無く寝泊まり代もない時は野宿を構わずにした。 その為お酒や寒暖差にも強い。 自殺は怖くないと思っていたが、手が震えてしまい出来なかった。見ないことにした。 語学を学ぶのは好きではなかったが、惚れた女が大学で中国語を専攻しており、彼女を知りたいという一心だけでまあまあ取得していた。不幸堂を宛にしてからは、自分の執着のためでもあるが、過去に勉学に没頭していた時期もあってなんだかんだ効率良くモノにした。 好きになった女性は勤勉で真面目。清楚で照れ屋だが話上手聞き上手でいかにも裏表なのない人だった。 髪は唯一の家族の形見だと思っているので生まれてから切ったことがない。 傍に居てくれたら、という願掛け。 得意料理はチャーハン。 誕生日は 8/29 百日紅(花言葉「雄弁」「愛嬌」「不用意」「あなたを信じる」) 以下秘匿 　HO2はHO1から不幸を買って幸せになりたい。 　どのような不幸を買いたいのか、その理由やその考えに至った経緯はPLが決めていいし、 　HO2の年齢や性別、職業についてもKPが許可する範囲でPLが自由に決めてかまわない。 　また、原則として新規探索者を想定しているが、KPが許可するのであれば継続探索者でもよい。 　その場合、下記の技能値ボーナスをどうするかはKPと相談してほしい。 【不幸を買いたい理由】 　HO2は死を考えてしまうほどの境遇から不幸を買いたくなったのかもしれないし、不幸を知らないほど幸福な人生を歩んできたため不幸に興味が湧いたのかもしれない。 　あるいは不幸になることで周囲から慰めや愛情が欲しいのかもしれないし、自分が不幸になることで周りが幸せになるという病的な思考さえ持ち合わせているかもしれない。 　 　そんなHO2はこう考えている──不幸もまた幸福の一側面であると。 　例えば、「腹痛で学校を休まねばならなくなった。その代わり、家で自分の時間をゆっくり過ごすことができた」という出来事があったとする。この場合、捉え方によっては「腹痛」という「不幸」が「自分の時間」という「幸福」を得るための契機となったといえるかもしれない。HO2が求める不幸はこうした幸福を得るための手段となりうるものだ。 　しかし、どんな理由でHO2が不幸を求めるにしても、その根底にあるのは「不幸に対する羨望や憧れ」だろう。しかも、それを他人から買おうとしているほどHO2は追い詰められている。これらをHO2自らが自覚しているかどうかはPLに一任する。 　なお、不幸を買いたいという気持ちや、幸福、不幸に関する考え方などはセッション中に適宜変化させても構わない。この秘匿内容については、あくまで「商・不幸堂」というセッション開始時のHO2の心境と捉えてほしい。シナリオを進めていくにつれて、この秘匿の内容を外れるような思想に辿り着いたとしても構わない。もしHO2の心境に変化が生じた場合には、都度KPに共有すると、よりよいセッションとなるだろう。 【技能値ボーナスについて】 　HO2は不幸を売ってくれる店があると聞き、その店が「華譚街」にあると突き止めている。そこまでの情報を得るためにある程度《中国語》に親しんだとして、《中国語》に+10%のボーナスを加算してよい。 ｢本当に俺を愛してくれるのは、親でも、兄弟でも、好きになったコでもない。俺自身だけが俺を愛せるなら、俺が好きな終わり方をしてもいいでしょ｣

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