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サプリ2010ビジネスマンベースに作成 大企業の社長を務める父と良妻賢母の母のもとに産まれ、当たり前のように自らも会社を興し社長になった。 見目の麗しさと生まれついての品の良さ、柔らかな人当たりで人望もあり順風満帆な人生を送っていた。 会社が軌道に乗り部下だけでもある程度回るようになった頃、父の紹介で出自の良いご令嬢を妻に迎える。 新婚旅行を終えて少し休みをもらい、それまでひたすらに走り続けていた日常をふと振り返る時間が出来た。 そこにあるのは”無”だった。 気づけば目の前に鮮血を吹き上げる手首と、悲鳴を上げて駆け寄ってくる妻がいた。 心配を掛けたことを侘び妻を宥めすかしながらも、心は無に囚われ続けた。 それからというもの、終わる事だけを考えるようになり、会社も部下に引き継いでしまうことを優先するようになる。 取れる方法はあれこれ試してみたがどれも周囲に片付けの手間やショックを与えてしまうようで忍びない。 良い死に方を模索するうち海に焦がれるようになる。 そしてある晴れた日、妻へ「気分転換に風を浴びてくるよ」と言い残して姿を消した。 ----- 木偶人形を焚き上げ悪魔祓いをする塞の神まつりという左義長行事、フランス指人形劇のギニョールから 一人称：私 二人称：あなた 『海も枯れるまで』 END①　藍々燈と共に生きる事を決めた。自分の目で再度世界を見ることにした。お金は可能性を広げてくれるんだと気づいた。 顔に大傷…APP-13 這いつくばって生きる姿にふさわしい姿になった。SAN25→46、図書館+4

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