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緑青　(ロクショウ) 　20代半ば　男 怪盗「緑青」。 変装術の達人で本当の姿を誰にも見せないステルス型の怪盗。静かに潜入し、冷静に盗み出す。ただ鍵が開かない時はマスターキー(手斧)でぶち破るなど短気な行動を取ることも。 HO2と話す時は20代半ばの男性の姿を取る。理由は「顔を一つに決めた方が、活動する上で分かりやすいでしょう？」。 荒い人称と不自然な丁寧口調を使う。静けさと平穏を望んでおり、目立つことは好まない。潜入先には証拠品ひとつ残さない徹底ぶり。 同業者に怪盗ルベウスという怪盗がいる。派手なショースタイルの怪盗なのでニュースで見かけるたびに「うるさ……」と思っている。 「緑青……長いでしょう。ロクでいいですよ」 「御前は部屋で待ってなさい。私は気にしません」 「またルベウスが騒いでますね。其方に視線が集中する分にはよろしいが、警備が強化されるのはどうにかしていただきたい……」 【秘匿】 1年前以降の記憶がない。 ボロボロに打ち捨てられてからは運送業など体力仕事の日雇いバイトを行いながら美術館や展示会をなんとなく巡っていた。その際に黄杜と出会う。自身の記憶への手がかりと引き換えに、怪盗として絵画を盗み出すことになった。犯罪をしている自覚はあるが躊躇いは自然となく、自身の望みのためならわりと何でもする性格。 荒々しい口調が素だが、誰かに化ける際に丁寧な振る舞いができないことを避けるために矯正した。 絵画や美術にはまったく興味がなく、良さもいまいち分からない。その中で初めて心を奪われたのがHO2の絵だった。 HO2の絵がいちばん美しいと思っている。本物の絵よりずっともっと良い。正直美術館に持ってかれるのは惜しい。 (HO1は自分から会ってみたい気持ちはあれど共犯したいとは考えなかったと思うので、黄杜から「一緒にやってみたら？」って言われて「それもありか…」ってHO2に声掛けるみたいな流れってお願いできますか？) 仲間には男性の姿もまた一つの仮装にすぎないと言っているが実は素顔であり素の体格。初めて出会った黄杜とHO2にはほぼいつも素顔を晒している。名乗ってる性別だけ違う。HO2には伝えていないが敬意と誠心のつもり。 女性の性を隠しているのは、打ち捨てられていた後拾ってくれた画商の人間に危うく襲われかけたから。やり返して事なきを得たが面倒なので男を名乗っている。 ・黄杜について 　怪しい人物、だが自身の記憶のために必要な人物。ビジネスパートナー。だがしかし付き合いしていくごとに友情のようなものも芽生えている。 ・義眼 　黒-緑のオッドアイだが黒目が義眼、緑目が本物の眼。せめて日常生活に溶け込めるように片方を黒くしている。とはいえ仕事中は大体カラコンをつけて両黒目にしている。義眼の目には傷が見える。 【通過シナリオ】 「レプリカントの葬列」生還

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