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名前：あんどう　れい 「流石に本名じゃねぇよ。ま、この国ならいてもおかしくねぇ名前だろ？」 遺書屋として裏社会に生きている男性。殺した相手の遺書を届けている方。 「遺書」に思いいれがあるようで、この仕事を最初にやりだしたのも彼。 遺書を集める仕事に何か変化を、と考えていたある日大勢の大人に追いかけられている少女(HO2)と出会う。 なるほどどうやら、コイツはこっち側で"生きていくしかない"ヤツだろう。そう思った彼は少女にあることを持ちかけた。 「匿ってやる。だから、遺書の配達手伝ってくれや」 ・性格 ちょっとぼさぼさの髪、だらしない態度、悪そうな笑み、タバコ常備。色々終わってそうなおじさん。 遺書屋を始める前から裏社会の人間をやっていたため、上手く生きていく"コツ"は分かっている。 他人には興味ない、冷たいといった態度は取るものの、情がない訳では無い。どうしてもだとか、自分たちに利益がありそうなら頼まれ事も聞く。 拾ったHO2のことは面倒くさいガキ扱いしながら、なんだかんだ大事に思っている。 好きなもの：遺書、HO2、タバコ、酒、ギャンブル 嫌いなもの：嘘、荒事、野菜、猫 ・経歴 15年ほど前に、"ヘマ"して日本にやってきた外国人。生まれが良かった訳でもないし、育ちが良かった訳でもない。 必然的に裏社会の連中と付き合ってギャンブルやら女やらで遊んでいたが、ある時仲間の一人に騙され襲われ、その際誤って仲間を殺してしまう。 日本に逃げてからは「もう嘘はこりごりだ」と思いつつ、結局裏切りと騙し合いに満ちた裏社会の人間として過ごしていた。 そんなある時、日本で遺書の存在を知る。死に際に残したい言葉を書いた手紙らしい。男は、それに酷く興味が湧いた。 死に際に残す言葉なら、その人間の本質が見えるんじゃないか。嘘も含めて、嘘偽りない気持ちが現れるんじゃないか。 いつしか男は遺書を集めて届ける仕事を始めていた。人のお気持ちに敏感な訳では無いが、嘘偽りない気持ちが現れる文書に心惹かれてしまったのだ。 どうせもう救えないおっさんなんだ。死ぬその時まで、好きなことして生きていたっていいだろ？

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