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家族の国 a52a2a ■家族構成:母のみ 母は唯一の家族である息子を溺愛するが、「娘が欲しかった」という願いから娘として接している。女の子として可愛らしい衣服を着せ、女の子らしくお淑やかであることを強要する。 意のままにならなければヒステリーを起こすので幼少期は大人しく従っていた。 母親は子から見れば悪い親だが、心の拠り所と慰めが子供にしかない可哀想な大人。 嶺の父親と愛し合い、結ばれる直前まで行ったが、結局相手は母を捨てて家の用意した婚約者を選んだ。母親はその事実を受け入れられず、いつも嶺に「あなたが良い子にしていればお父さんが帰ってくる」と話している ■幼少期:母の教えの通りに大人しく従順で女の子のように振る舞っている。 母が望むように可愛らしい服を着て、サッカーやドッジボールなどの怪我をするような遊びはやめて室内で本を読み、習い事に通っている。 でも本当は他の男の子と同じような格好がしたいし、サッカーもドッジボールもしたいし、日が暮れても友達と遊んでいたい。 お母さんが厳しくするのは自分を愛してるからなのだと信じている。 ■少年期:中学の後半になるにつれて身体が男らしく大きくなり、少女と見間違えらる事も無くなった頃から母親の態度が一変し、酷く冷たい扱いを受ける。 成長して変わってゆく嶺を受け入れられず、母親自身も心のバランスを崩していく。嶺に対して「私の子はお前じゃない」「嶺を返して」と罵るようになる。 豹変してしまった母親から逃げるように寮制の高校へと進学し、以降母親と関わることは無くなった。 何か打ち込める事を探して、演劇部へ所属する事になる。 ■青年期:高校時代の友人に勧められてそのまま俳優の道へ進む。 大人になってからは自分を支配しようとしていた母親の存在を疎ましく馬鹿らしく感じつつも、見放された事について深く憎悪している。 あれが母の愛だと信じて生きてきたのに、そうではなかったのだと裏切られた気持ちでいる。 ■特徴表 1-4「オシャレ」 APP +1 ＜門の発見＞ MP-1と正気度-1d3消費することで「門」が発見できる呪文。 また、門を通り抜ける場合、正気度とMPが1ずつ消費される。 ■職業:俳優 職業技能：言いくるめ、運転（自動車）、芸術（演劇）、心理学、説得、変装 ＋個人的な関心のある技能２つ(精神分析、組み付き)

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