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藤咲　ゆかり（ふじさき　ゆかり） CC99CC 穏やかな性格。気配り上手の聞き上手。歌うことと人の話を聞くことが好き。悩み事も恋バナもいつも聞く専門…だったが、今は話すことも増えたり。元吹奏楽部。アルバイトで家庭教師をしている。 怒るときは小さい子に叱るように怒る。浮気されたら貼り付けたような笑顔になって距離を置く。ファミレスではよくパスタを食べており、今度はハンバーグに挑戦したいと思っている。学食はチキン南蛮が好き。夏祭りにはいつもりんご飴を食べる。虫は平気。ジェットコースターは嫌い、メリーゴーランドが好き。LINEのトプ画はお花、ホーム画はツーショット。 職業技能は医師から。趣味技能は幼い頃オカルト好きな看護師さんの話を聞いてた影響でオカルト、常日頃から周りに気を配っているため目星・聞き耳、昔から読書が好きなため図書館。 ｼﾅﾘｵ:くるくる隠れる夏(HO1)、やがて廻るエンピレオ、小さな君(KPC)、小さな君、君におはようと言えたら(KPC)、学生服と君の幽霊(KPC)、花に嵐、さよならだけが人生だ(HO嵐)、スーサイデットメアリンク(KPC)、 ↓くるくる隠れる夏ネタバレあり 子供の頃から体が弱かった。両親は仕事で忙しく一緒に過ごす時間は短かったが、自分のためだとわかっていたので、寂しいという気持ちは自分のわがままだと思い、いつも呑み込んでいた。 小6の夏休みはずっと、祖父母の住む村で過ごした。祖父母が忙しく、ずっと一人で遊んでいたが、不思議と寂しくなかった気がする。 余命を宣告されて、その夏は村で過ごす最初で最後の夏になる、はずだった。でも、村から帰ると、何故か私の体は強くなっていて、理由はわからないらしいけれど、両親は泣いて喜んでくれた。でも、私はあまり驚かなかった。知っていた、気がした。 それから、病気が治った理由を知るため、医学の道を目指すことにした。両親はやっぱり仕事で忙しそうだけれど、今ではいわゆる仕事人間なんだろうと納得している。 ここ最近、頻繁に夢を見る。内容はよく思い出せない。でも、誰かを探し求めていた気がする。起きると、必ず涙がこぼれていた。そして、夢を見るたびに手首の痣の色が強くなっているのを感じる。 そういえば、あの夏の終わりの日もそうだった。知らないうちに痣ができていて、拭ってもとれなくて。でもそれより、溢れてくる涙の理由がわからなくて、ただ、悲しくて。あの日の気持ちに、似ている気がする。 ーーーすべて、思い出した。なんで忘れていたんだろう。あの夏、私は一人でいたんじゃない。ずっとそばにいてくれて、寂しさを塗り変えてくれた、私の大好きな男の子。もう絶対に忘れない。もうこの手を離したりしない。あーちゃんが守ってくれるぶん、私があーちゃんを守ろう。ふたりでならきっと、なんだって乗り越えられるから。 ｷｬﾗｼ(幼少期):https://charasheet.vampire-blood.net/3216384

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