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職業ベース　無し　シナリオオリジナル「宇宙人」 技能＜天文学＞＜応急手当＞＜歴史＞＜目星＞＜聞き耳＞＜跳躍＞＜地質学＞＜回避＞を選択。 特徴表1「影が薄い」生まれつき目立たない。＜忍び歩き＞＜隠れる＞に＋20％ 特徴表2「アウトドア派」暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。＜ナビゲート＞＜博物学＞＜追跡＞にそれぞれ＋20％ 好奇心旺盛な宇宙人（♀） 言葉を学んでから、自分が多分♀だということを認識したため、少しずれた女らしさを正しいと思いこんでいる。 外見は人間の女。 →宇宙人のまま（1d6/1d20） 通過シナリオ 「MAYDAY FROM ♇ANETA」　エンドA生還 ▼HO2 宇宙人 気が付けば、貴方は一人だった。 世界は岩と氷で出来ていて、貴方の他に動くものは頭上の暗闇に光る白点をおいて他にない。 自分がどうして生まれたのかも知らない貴方は、自分以外の誰かを探し回った。 何が見つかることもない鬱屈とした日々の中、頭上の暗闇を裂いて、貴方の元に何かが落ちる。誰かが造った白いそれには、貴方の知らない世界のことが、これでもかと積まれていた。 どれほどの朝と、どれほどの夜が、この星に訪れたことだろう。 貴方は、この星に落ちた探査機「No.88」に搭載されたレコードから言葉を学んだ。 地球という星に魅せられ、そこに住む人々に惹かれ、そして──孤独を知った。 気の遠くなるような長い年月を孤独に過ごしていたある日、貴方は見た。 空の向こうに何かが煌めくのを。 追い駆けたそこには探査機より大きな何かと、乗っていた誰かがいた。 それが貴方と、遠い星に住む”自分以外の誰か”との、初めての出会いだった。 ▼【HO2】キャラクター作成 【HO2】の職業は「宇宙人」で固定となり、また、新規探索者限定となる。 職業技能は特に設けない為、自由にキャラクターを作成して問題ない。 ▼初期ステータス 【HO2】はキャラクター作成をする際、POWの値のみ「2d6＋6」で作成し、その他増加分のPOWの値が+10となる。 またシナリオからの設定として【HO2】は物理的なダメージを受けず、痛みを感じる事が無い。 ▼魔術の修得 【HO2】はシナリオの導入時、呪文を修得する。修得する呪文の詳細は、セッション中に公開される。 ▼特殊なSANチェック 【HO2】がSANチェックを行う場合、現在SAN値の代わりに常に"補正を除いた元々の＜POW*4＞"の値でロールをする。幸運の値も同様である。 （POW10のキャラクターができた場合、シナリオからの補正が追加されPOWの値は20となる。SANチェックの時は＜POW20*5＞では無く"補正を除いた＜POW*4＞"の値でロールを行う） ★また【HO2】はSAN値が減少するのではなく、シナリオ開始時の値から増加してゆく。SANチェックの処理によって、SAN値がシナリオ開始時から10増加するごとに特殊な発狂効果が齎される。 特殊な発狂効果の内容については、シナリオ中に明かされる。 ▼【HO2】ED後の処理 ・「ヒトの幼子」 ＜門の創造＞を行い、生成した門を潜った【HO2】は＜門の創造＞に記載されている通りに、地球で生活するうえで問題ない姿へと変化している。 セッション終了後、あなたは人間の姿になる事ができるようになり、継続探索者として今後も使用する事が可能となる。宇宙人の時の姿は、今後もなれる事にしても問題ない。 地球で生活するうえで必要な住居、戸籍などは航空宇宙局がサポートした為、問題なく用意できたという事にしても良いし、自由に設定しても良い。 シナリオ未通過のPLに対しネタバレにならないように配慮する事。 ・キャラクター作成時に増加していたPOWの値は＜門の創造＞を使用した際のコストとして値が-9減少される。シナリオ終了時の【HO2】のPOWの増減値は+1のみとなる。 ・【HO2】のシナリオ終了時の現在SAN値は「セッション開始時のSAN値-セッション開始後に増加したSAN値」が「現在SAN値」となる。 ・「クトゥルフ2015」を所持しているPLのみ、【HO2】は特徴表「暗黒の祖先」を追加獲得する事ができる。不利な特徴を獲得した時に得られる技能ポイントも、併せて獲得する事ができる。 ただし、次回セッションまでに獲得したポイントを振り分けなかった場合、自動的に失われる。 この特徴表の獲得は必須では無い。獲得を希望しない場合は、獲得しなくても良い。 ・修得した呪文に関しては修得した状態のままで問題ない。ただし、このシナリオで特別にアレンジされた無いような効果を失い、本来の効果となる。 継続の探索者として、別セッションでこの探索者を使用する場合は、各卓のKPの指示に必ず従う事。 ▷「被害をそらす(DEFLECT HARM)」 （基本ルールブックP278）※改変 呪文の使い手に向けられた色々な物理的な攻撃を無効にする呪文である。 呪文をかける為には、1MPと1正気度ポイントのコストがかかる。呪文の使い手は外なる神の名前を口に出して唱え、自分を襲おうとしている者に対して、ぐっと片手を伸ばす。 手を下ろさない限り、攻撃が与えるはずだったダメージ（ロールで決定されるダメージ）と同じ値のMPを消費する事によって、攻撃を次々と脇へそらす事ができる。 その攻撃が命中していない（ダメージをロールしていない）場合には、MPの消費は必要ない。手を下ろせば、そこで呪文は終わる。 この呪文は何度でもかけ直す事ができる。MPを使い切ってしまうまではいくつでも攻撃をそらす事ができるのである。 どの攻撃をそらす事にし、どの攻撃からはダメージを受ける事にするか選択できる。 本来であれば、ダメージの値が分かるより前に呪文を使用するかを決めなければならないが、本シナリオに限り、ダメージの値が分かってから使用の宣言をしても良い。 ──────────────────────────── ▷「門の創造(VIEW GATE)」 （基本ルールブックP289）※改変 この呪文は使う者を別の場所、別の次元、別の世界へ行かせてくれる重要な呪文である。 1つの「門」は、別のところにある1つの場所にだけ通じている。 門を想像するためにはPOWを永久的に消費しなければならない。消費する値は、門が通じている場所までの距離をマイルで表した値を10を底辺とした対数に変換したのと同じ値である。 門の形態にはいろいろなものがあるが、一番よくあるのが、床にペンキで描かれた模様で示されるもの、野原に奇妙な形で並べた石で示されるものなどである。 門を使うためには、門を創造するために使ったPOWと同じ値のマジック・ポイントを消費しなければならない。門を通って行う旅行1回につき、正気度ポイントを1減少する。 門はそこを通る者を向こう側の異世界で生き残れるような姿に変える力がある事でも知られている。 ★ただしあなたは、呪文に習熟した魔術師ではない。そのため門を繋ぐには目的地が視認できなければならない。

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