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今は古き錬金術師の末裔にして、待ち望まれた子。 15年前からUGNエージェントととして活動していた結構な古株であったが、UGN支部長として活動していた数年後コードウェル博士の帰還と共に、FHに鞍替えし、現在はFHセル《OZ - オズ-》のセルリーダー。 稀に一般人に紛れて競売会に参加している姿が目撃されている。 コードウェル博士には、信仰、陶酔とも言える感情を抱いている。 今、彼の目的はゼノスの壊滅。ひいては、プランナー・都築京香の抹殺。 共感を得ることはあるかもしれないが、理解される事はない彼独自の美学感がある。 戦いに対しても独自の美学を抱いており、「闘争は人間同士で行うからこそ意味がある」ものであるという持論を持つ。 「人々の戦う姿勢」を美しいものとして愛しているが、命を奪うものとして戦いを「悪」と認識しているなどの真っ当な倫理観も持ち合わせいる。 プランナーを殺そうとする自分自身も決して肯定せず「悪」だと認識している。 それでいて止まらないため、正義に対する正義などでもなく、まさに悪人としか言いようがない。 （※PC1に対して） 「愛とはあらゆる全ての生命体に持つことが許された力の根源だ。だが、愛はその想い故に、思考を遅らせ刃を鈍らせる。君がもしその場面に直面した時、愛に溺れてくれるなよ」と個人の意思は尊重している。 『プランナー・都築京香』 FHを離反した事もあるが、何より、その為、闘争に対して第三者の意思が介入し、闘争その物を歪めてしまう可能性を持つプランナーの存在を忌み嫌う。 『キャプテン・ジャンジャック』 その生への執着に感服すら覚えるが、それは最早生き汚い。と言う自らの美学に基づいて止めを刺す機会を窺っている。

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