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◆HO2「殺人 −コロシビト− 」 ――貴方は<遺書屋>の片割れであり、遺書を書かせ見届けたのちにその対象を必ず殺す者だ。 相方である HO1 は「遺書」という存在にとても惹かれている。 貴方もそうかもしれないし、さほど「遺書」という存在に興味がないかもしれない。 しかし、この裏社会では裏切りや殺戮は日常茶飯事だ。信頼している相方も自分だっていつ死んでしまうかわからないし、 自分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあるだろう。 だからかもしれないが、貴方はいつも自身の「遺書」を持ち歩いている。自身が死んでしまった時のためにだ。もちろん相手は相方である HO1 に対してだ。 一人称:兄ちゃん、僕 生活能力ない。猫背で猫舌で猫っ毛。料理とか基本できない。でも弟のためになると判断したことはちゃんとやる。ゴミ出しできます。 めんどくさいと牛乳飲んでごはんとして済ませたりする。エネルギー摂取できれば別になんでも良いでしょ…って思ってる。味覚はちょっと終わってる。 弟(わたる)大好き。唯一の肉親なので真っ当な生活をさせたい。 そのためにも殺しは絶対にさせたくない(でも犯罪の片棒は担がせるんすね) 今の目標は弟を大学に通わせること。あと弟に人の心取り戻したい。 外でなんか絡まれても、こいつもどうせ殺したら死ぬんだよなぁって思って話聞いてない。あんま怒らない。 今まで殺して来た人たちに責められる夢でよく魘されてるけど起きない。いい睡眠取れないのでくまが酷い。 散髪にあまりいかないから髪は長い。シャンプーの消費量が気になった頃に自分でもしくは弟に切ってもらう。 武器は基本的にナイフなど、手に感触が残るものを使う 「兄ちゃんに任せとけ」「守ってやるからな」ってよく言うし思ってるけど、航が何もできないとは思っていないし、むしろ自分より優秀ですごいやつだと思ってる。 弟に対しては嘘を嘘とわかった上でそれもひっくるめて愛してるので追求とかしない。 自分の存在が航にとって全てだということを自覚しているので、航のために自分を犠牲にしたりとかはしない。航ｸﾝの大切なものは兄ちゃんも大切にしなきゃねぇ 翔5年生(11)、航1年生(7) の時に両親が死亡。当初遺書は見つからず事故死扱い(手を引いてたのは身内) →その親戚に引き取られる。 両親死亡から1ヶ月後、航が翔の私物から遺書らしきものを発見し、翔に伝える。 親戚でひどい扱い受けながらも、翔は両親の死について秘密裏に調べて、親戚の犯行に辿り着く →中学卒業(15)後、同じ方法で親戚を殺害。事故死扱いに。(裏社会と通じて事故に見せかけた)高校には進学せず。 航(小学5年生11歳)を連れて2人で暮らすことに。 →航を学校に通わせるため、裏社会で殺しをし続ける。 (航は航で調べている) →航が中学卒業(15)後、お互いに秘密を打ち明ける。航が協力者に。その時点で翔(19) 以降も、航に教育を受けさせるために殺しを続ける。 -遺書- 航へ この手紙を読んでるってことは、僕はもうこの世にいないんだろうな… 兄ちゃんな、遺書書くなら絶対この書き出し方してみたかったんだ。やっぱ王道だよな 僕たちはいつ死ぬかも殺されるかもわからないから、いざという時のために航にだけは手紙を残しておく。 いざという時用ってことだし兄ちゃんこの手紙これから肌身離さず持ってようと思うわけだけど……我ながら重すぎて笑いますわ。 航クンはとってもスゴイ子なので、どんな生き方だって、殺しなんかと縁のないような生き方だってできると思います。 僕はもう手を引いてあげることはできないけど、それでも兄ちゃんだけは航の味方だから。 今これを書いてる生きてる兄ちゃんは航のこと幸せにしたいしフツーの生活をさせたいと思ってるけど、航の選んだ生き方を、絶対に否定しないから。 だから、航は兄ちゃんの求める生き方じゃなくてもいい、航の生きたいように生きて。 何も残してあげられなくてごめんな。航を残して先にいっちゃってごめんな。兄ちゃんのために生きてくれてありがとう。愛している。 翔

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