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冠木眩 #EF4868 【特徴表2-5】 鋭い洞察力:優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%。 POWは2024/9/3「その容貌に果てを見る」から2セッションor2ヶ月で回復 ＜シナリオ＞ ・天使たちの黙示録 ・その容貌に果てを見る ----- HOⅠ-｢冠を乗せて｣ あなたはミカエル寮に属することになる天使だ。 特記:説得に+30の補正 君は勝利を得る代わりに何かを失うだろう。この世全てが白い綿で出来ているわけでは無いと知れ。 ■探索者はシナリオ開始前に1d12を振り、出た目の数d3の分だけSANを減少させておくこと。 →1d12→8 8d3→14 【人物概要】 現世では南の国出身の炭鉱夫、当時は20代頃の青年だった。 身寄りがなく身分としては下民的な労働者だったものの、本人がポジティブなため豊かな暮らしに漠然とした憧れはありつつ現世での生活に不満はなかった。 暴力的なまでのカリスマ性を秘めているが、それが現世で開花する前に楽園へと至った。 暑すぎる真夏の太陽、闇に理解がなく不幸に鈍感 。 ●探索者の送る最悪な人生のルート（こちらのIfについては現代を舞台に設定すること／具体的な出身地と享年を決めておく必要がある） 親の反対を押し切り駆け落ちした日本人と日系人の若い夫婦の元に生まれ、質素ながらほどほどに幸福な生活を送っていた。 しかし中学生に上がる頃、出稼ぎに出ていた父親が職場で事故死して以来、環境が緩やかに崩壊していく。 しばらくは母親がなんとか切り盛りし、高校進学後はアルバイトを掛け持ちながら家計を助けつつ、慎ましく家族二人で過ごしていた。 その内に母親が男を連れ込むようになり、堰を切るように男遊びに溺れるようになっていく。 時折それに巻き込まれ、母親や連れ込まれた男から暴行を受けるようになる。 生来前向き過ぎるほどの明るい性格であった彼は、この環境を憎むことなく耐え抜く。 学校ではたまにトラブルに巻き込まれることはあっても幸い目立った問題に発展することはなく、 貧しさの面で家庭環境が大変であるとは同級生に悟られつつもそれ以外は彼の自然な笑顔の下に隠れた。 終わりはあっけなく、酔った男が母親を殴りつけたところに帰宅した際だった。 母親を庇うように間に入り、揉み合った末に男を殺してしまう。 その後半狂乱の母親に拒絶され、言い知れない衝動から母親を殺害し、自らも窓から身を投じる。 日本、東京ほどの都会ではないが地方ほど田舎過ぎない、閑静な郊外。享年18歳。 素養がありながら世界に見初められず、何にも成らない内に密やかに摘まれた命である。 和名は「冠木眩（かむらき-くるめ）」 ■PC作成条件 探索者は今年度からアポカリプス大天使養成学校に入学する天使たちである。 ｢世界観｣記載の通り、楽園へ向かうと同時に人間の持つ寿命という概念は消えるため、探索者の現在の年齢を決める必要は無い。 しかしPLが望めば、探索者が現世で過ごしていた頃の年齢や外見について設定を作っても構わない。 現世での家庭環境や周囲の環境についても同様だが、預言者の十戒に背くような物は望ましくない。 探索者4人の出身地は被っても問題無い。 入学時点での天使は皆純粋で清い心を持っているため、あまりにひねくれた思考だったり、残虐性がある探索者は認められない。 ■PC作成関連 追加 探索者が現世で過ごした人生はある程度幸福なもの(あるいは平凡なもの)である必要がある。 それとは別に、PLは探索者の送る最悪な人生のルート(最終的に何らかの原因で死亡する)を考えてKPに申告する。 こちらのIfについては現代を舞台に設定すること(十戒や神の概念すらない世界かもしれない 。具体的な出身地と享年を決めておく必要がある)。 また、セッションで使用する探索者はこのIfのルートについては知りえない。

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