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・使用ルールブック クトゥルフ神話TRPG、クトゥルフ2010、クトゥルフ2015 ・職業 月面研究所職員：地球にて自身の専門分野で、ある程度優秀な功績を収めた事で国からスカウトされた研究員。 職業ポイントはEDU×20。また、ボーナスポイント+100 ・経験シナリオ 月面世界： ・略歴 有機成分と無機成分が持つ能力を活かした強化外骨格の研究と開発によって米国の軍事に功績を残し、その他にも様々な研究を行い多くの論文を世に送り出した若き天才科学者。それが丹治凛である。生まれついての桁外れの頭脳から周囲に期待されていた事を、期待通りにしただけであるというのが本人の談であるが、そんな彼女の気まぐれは地球での軍事実験に大きく貢献した。「月面世界」開始から1ヶ月前、こうした功績を収めた事から月面研究所より勧誘があり、彼女はひとつだけ望みを提示して月に旅立つ事を決意した。そのたったひとつの望みとは「同じく科学者である自身の兄と共に月へ旅立つこと」である。彼女はそうして月面研究所の職員となった。これは秘密裏に行われた月への輸送であり、丹治凛という女性は地球での戸籍を抹消されている。かなり酷な事ではあるが、彼女にとっては月面で研究に打ち込めるという喜びと、兄と共に月面に行けるという喜びの方が大きいようである。その事を全く気にしていないようだ。 性格は素直で真面目で、だけれど貪欲。知識に敏感で勉学を怠る事のない努力家。しかし生まれついての天才肌でもあるため、努力が確実に実を結び成長できる。知識を得られる機会を絶対に逃さないように動き、そして力を蓄える事を喜びとして生きている。自分の頭が良いことを認めており、たまに自分を天才であると称する。また、自分と同じように知識を探求したり、何かに真っ直ぐな人間には強い関心を示す。 また、超が付くほど兄の事が好きである。幼い頃から面倒を見てもらっていたこと、そして両親の死後は唯一自分の傍に居てくれる肉親であったということもあり、兄に半ば依存している節がある。何をするにも兄の事を気にしていて、傍に居てくれるだけで心が安らいでいる。兄にはとある日の誕生日にぬいぐるみを送ったが、このぬいぐるみは今でも大切にして貰っている。これは、中々人と話せない兄に「お兄ちゃんが人と喋れるように、このうさぎさんが代わりに喋ってくれるよ」と言って渡したものである。兄の事は「兄さん」と呼んで慕っている。兄弟の絆、家族愛以上の想いを兄へ向けている事は確かだろう。 「私の名前は丹治凛。気軽にりんって呼んでくださいな。」 「凄いでしょ！最高でしょ！天才でしょ！」 「あー…もう、最悪……どうしよ…」

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