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◯トゥイーディア(Tweedia)/『追憶のシードゥス』HO1：魔法使いの弟子 【ブルースター】：「幸福な愛」「信じあう心」「望郷」「星の精」「身を切る想い」 『あなたは【魔法使い／魔女】の従者、または弟子である。年齢は 19 歳。』 ・真昼の輝きを受けた鮮やかな水色の髪を背中の中ほどまで伸ばし、右側頭部の低い位置で緩く括っている。些かおどりとした様子で瞬きを繰り返す双眸は、夕暮れの日差しを思わせる赤みがかった黄金色をしており、水色の長い睫毛の下で時折淡く星のように煌めいている。 　すらりとした体躯ながら、様々に重たいものを持ったり運んだりしている為に、力は強い。だが、半面体力が乏しく、すぐにバテやすい。また、落ち着きない性格ゆえにしょっちゅう物を落としたり転んだりするため、身体には生傷が絶えず、常に絆創膏や応急手当セットとはお友達である。 ・魔法使いの弟子である為に、しっかりとした気の強い性格であろうと頑張っているものの、その実、些細なことで驚きやすい、些か気の弱く、臆病な性格。よく言えば小動物的、バッサリ言ってしまえばビビり。 　人見知りでもあるため、人のことは警戒してしまいがちで、よく顔色や様子を伺ってしまう。人と接することが、実は少し苦手。今まで人と接したことがない、というのもあるが、焦ってしまいやすい性格である上に、また、人のことを考えてしまう性質でもある為に、その人に嫌な思いをさせたくなくて、上手く言葉が出てこなくなることが多い。 ・また、しっかりあろうと様々なことにひとりで挑戦しようとするが、ひとりでから回ってしまって失敗することが多い、些かおっちょこちょいでドジな部分も持ち合わせている。はわはわあわあわしている事が多い。 　はじめての物事や突発的な出来事には驚いてしまいやすく、けれども好奇心や興味は強い為に、思わず近づいてしまってはビクッと悲鳴を上げることも多々。けども、「お、驚いてません！」と強がってみせるが、涙目になっていることが多々の為に、あまり強がりになっていない。 ・でも、自身の師匠である魔法使いさまの為にも、色々と頑張りたくて、必死に勉強と努力を重ねている。あまり上手く行かないことも多く、そういう時は庭の隅っこでひとりで蹲って凹んでいるが、けども、何とか気を取り直して、再びチャレンジして、を繰り返して、様々なことを自分の身にしている真っ只中。 　尊敬する魔法使いさまの為にも、立派な魔女になりたいと切に思っている。 ・また、そんな自分であるがゆえに、あまり自分自身には自信が持てず、自己肯定感が低め。元より、自分よりも他者のことを優先してしまう気質もあり、困っている人のことは放っておけないところもあるため、何か起こった際は、自分よりもひとのことを優先しがち。 　けども、咄嗟な時は体が固まってしまって動けないことも多くて、それで後々余計に自己嫌悪に陥ってしまうことも。 　でもやっぱり、そんな精神的にも未熟な自分が嫌で、ちゃんとしたくて、日々転びながらも、失敗しながらも、挫けながらも、何とか努力を重ねている。 ・自分がよくドジで怪我をする為に、また魔法使いさまに何かあったときの為に、少しでもお役に立てるよう、医学知識を頑張って学んだ。その為、人体や病気のことについてはかなり詳しい。 　ただ、薬学に対しての知識が乏しく、今は様々な動植物がどのようなものかを頑張って学んでいる最中である。ある程度その知識がついたら、今度は魔法使いさまに教えてもらいながら、薬学への知識も深めたいと考えている。 　また、純粋に草花のことや自然のことが好きで、時間があれば触れ合っていることが多い。特に、自分の名前の由来でもある、ブルースターの花が好きで、この花の名前に見合う魔女になりたい、ともずっと思っている。 ・また、星を見ることも好んでおり、よく夜になると、何とか頑張ってひとりで家の屋根にこっそり登って星を見ている。たまに失敗して落ちることもあるけど、最近はだいぶ上手くなったのか、転がり落ちることも少なくなった。 　何となく、星の光に惹かれるような。手を伸ばしても届かないって分かっているけれど、それでも、あの星の煌めきに、手を伸ばしてしまいたくなって。触れられない光に、何処か安心してしまいながら、降ってくる星の光に、今日の反省と明日の願いを託して、そして御礼をいって、眠りにつく。楽しいことがあったときも、嬉しいことがあったときも、ひっそりと星に聞いてもらう。 　星はいつも、見守っていてくれるから。 ・何も上手く出来ない私だけど。でも、明日はきっと、少しでも何か、上手くいったらいいな。 　トゥイーディア、ブルースター。その青い星の名前に見合う、魔法使いさまの隣に立っても相応しい、立派な魔女になりたい。 ・カラーコード：659AD2 ヒヤシンス 【特徴表】 37：俊敏 【花言葉】 96：土筆（つくし） 「向上心」「意外」「驚き」「努力」 まっすぐ上を向いていて。歩みを止めず、一歩、一歩を確実に。それはきっと報われるだろう。貴方の突然の成長に、周りが驚く時もあるだろう。貴方は歩を止めず、成長する。いつしか皆が貴方についてくるだろう。貴方は導だ。上を向け。 36：チューリップ 「博愛」「思いやり」「名声」「恋の宣言」 かわいらしい人。貴方の尽力はきっと結ばれることだろう。人と人を繋げる力が貴方にはある。 2：アマリリス 「誇り」「内気」「おしゃべり」「強い虚栄心」 本当の自分を隠そうとする。どんなにちっぽけでも、醜くても、そうしないと貴方の全てが崩れ去る気がするから。 【通過シナリオ】 ・『追憶のシードゥス』 ・『31LOCKERs』(KPレス) ＜以下、『追憶のシードゥス』HO2：魔法使いの弟子、秘匿情報有り＞ 【所持呪文】 ・治癒（P.272） ・生命の察知（P.267） ・農作物を枯らす／農作物に祝福を与える（P.276） ・10歳のときに、自分を拾ってくれた魔法使いさま、ラミアさまのことは、とてもとても大事で大切に思っていて、そして尊敬をしている。 ㅤ記憶だけじゃなくて、言葉までもすっぽり抜け落ちてしまって、何も覚えていなかった自分に、ここまでたくさんのことを教えてくれて、育ててくれたひとだから。そのことを心から感謝していて、拾って育ててくれたラミアさまの為にも、立派な魔女になりたい気持ちが強い。 ㅤ何かあったときに、ラミアさまの役に立てるような。何かあったときに、ラミアさまの為になれるような。 ㅤそして、ラミアさまだけじゃ、なくて。もしも何かあったときに、誰かのことを守れるような。助けられるような。 ㅤそんな魔女に、なりたい、の。 ・だから、ラミアさまが手ずから色んなことをおしえてくれる授業の時間が何よりも好きで、いつも真剣に、けれども楽しげに授業に臨んでいる。 ㅤ新しいことも、びっくりはしてしまうけれど、知れることは嬉しい。はじめてのことも、どうしたって驚いてしまうけれど、学べることは楽しい。知識欲や好奇心はかなり旺盛であり、学びには積極的。 ・ラミアさまのお役に立てるから、家事の時間もとても好き。ただ、かなりドジでおっちょこちょいであるために、よく失敗をしたり物を壊したりして、その度にへちょ、と凹んでいる。 ㅤしかし、この9年間任せて貰っていたお陰で、以前よりもだいぶお皿を割ったり物を壊したりする頻度は減ったものの、何かあって慌てたり、咄嗟に驚いたりすると今でもやらかしてしまい、その度にへちょっとする。 ・自然が好きなために、お庭の手入れをすることが好きで、その為の呪文も頑張って習得した。 ㅤ庭に出て、草花や野菜の世話をしながら、彼らが健やかに育って、美しく成長してくれるのがとても嬉しい。そんな野菜に感謝をして、美味しく育ってくれた彼らを時折頂いてもいる。今日もありがとう。 ・魔法以外の技術のことを知ってはいるが、見たことはないため、その実、だいぶ興味津々。その他の外の知識を含めて、ラミアさまにそれらを教えて貰うときは瞳がキラキラしている。けいたい。ぱそこん。実際のそれは、どんなものなんだろうか。 ・外の世界や、外の知識にも興味はあって、気になってはいるけれど、でも、ラミアさまからの言いつけがあるので、きちんと守って、家の敷地外には出たことはない。 ㅤ気にならない訳では無いけれど、同時に、ほんの薄ら、恐怖心も抱いている。まだ、見た事のないもので、触れたことがないもので、そして、────ラミアさま以外の誰かとも、喋ったことがないから。はじめてのことは、どうしたって怖い。 ・けれど、時々見る不思議な夢で。知らない場所で、知らない誰かと、自分じゃない誰かなのに、それが自分みたいに感じる、不思議な夢。物語の中に、直接入ってしまった、ような。 ㅤいつか、この夢みたいに、自分も知らない何かを見たり、知らない誰かと話せるのかなって、少しだけ、思いを馳せることがある。夢を見ることがある。……少しは嘘、……よく。 ㅤあの夢の中で、主人公になっていたように。そんな主人公みたいに、新しい場所に、人に、驚かずに触れられる時があったりするのかなって、どうしたって、たまに夢を見てしまう。 ・最近、ラミアさまがしている表情に関して、何かあったのか、すごく心配ではある。 ㅤけども、自分に向けられるその瞳を見ると、問い掛けてくても、言葉が出てこなくて、上手く問いかけることが出来ない。 ㅤどうしたんですか、って、なにかあったんですか、って、その一言が、中々首の奥に引っ込んでしまって、出てこない。 ㅤラミアさまには、そんな顔をしてほしくない。笑っててほしい、元気でいて欲しい。そんな風に思うけれど、やっぱりどんな言葉を掛ければいいか分からなくて、自分まで悲しくなってしまう。 ・だから、せめて。色んなことでラミアさまの力になれれば、ちょっとでも何か負担を減らして、ラミアさまがゆっくり休めるようにして。笑って貰えるようにしたくて、いつも以上に頑張っている、ここ最近である。 ・ラミアさまが日差しで火傷してしまわないように、常日頃から日傘を持っており、それがないときは、日傘代わりになるように、長い布地のついた大きな杖を自分も持つようにしている。 ㅤいざという時の為に、大きな杖を扱う術も頑張って勉強しているが、杖の布を自分で踏んで転ぶことがお約束になっている。 ㅤ杖はラミアさまから頂いたものでとても大事。 ・血を吸われることにも一切の抵抗は無く、日にいちど、自分から「ラミアさま、お師匠様、今日はどうしますか？」って聞きに行くこともある。 ㅤ自分の血が少しでもラミアさまの為になるなら、それは純粋に本当に嬉しい。別にもっと吸っても構わないのに、って思ってもいる。 ・バスティのこともとても大事で、甘えてきてくれたときはよく可愛がっている。 ㅤ一緒に窓辺で日向ぼっこをしたり、一緒に本を読んだりするのがとても至福な時間。バスティの滑らかな黒い毛並みの手触りもとても好きなので、彼女から許可を貰って撫でたり、手入れをさせてもらったりと大事にしている。 ㅤお姉ちゃんのような、妹のような感覚に近いかもしれない。 ・そして、9年前。自分がなんで何もかもを忘れて、ラミアさまに拾われたのか。 ㅤ疑問に思ってしまう、ことがある。何となく、捨てられてしまったのかな、と考えてしまって。そうなのかも分からないけれど、もし万が一本当に自分が何もかもを忘れて捨てられてしまっていたのなら。 ㅤ────また、忘れてしまったら、捨てられてしまうのかな、って、どうしたって考えてしまうことがある。 ㅤラミアさまがそんなことするはずなくて、自分の考え過ぎだって分かっているけれど、時々、むしょうに怖くなってしまう。この怖くなる気持ちは、ラミアさまにも、バスティにも、誰にも言えていない。言っちゃダメだって、思っている。 ㅤラミアさまに大切にしてもらっているのに、こんなことを考えてしまって、怖くなってしまう、自分も嫌だから。 ・でも、やっぱり何事も忘れたくなくて、勉強だって色んなことも、その為に必死になっているところも、その実あったりする。 ・弱い自分が嫌で、強くなりたいと星に願いながら、必死に足掻く魔法使いの弟子。 【公開 HO】 あなたは【魔法使い／魔女】の従者、または弟子である。年齢は 19 歳。 【秘匿 HO】 ・あなたには 10 歳以前の記憶がない。自分の一番古い記憶は、4 月 30 日、【魔法使い／魔女】に拾われたときの記憶である。言葉すらも覚えていなかったあなたを【魔法使い／魔女】は今まで育ててくれた。あなたは【魔法使い／魔女】を「○○様」や「師匠」などと呼び、強く慕っている。 ・あなたは【魔法使い／魔女】と共に非常に素朴な生活を送っている。テレビやスマートフォンなどの電子機器の存在自体は知っているものの、実際に見たことはない。また、【魔法使い／魔女】から「君はまだ魔法使いとして半人前だから」と言われ、家の敷地から出ることを禁じられている。【魔法使い／魔女】以外の人と喋ったことはない。 ・あなたは普段、家事（掃除、炊事、洗濯など）や勉強を中心に生活している。【魔法使い／魔女】から毎日様々な授業を受けており、【魔法使い／魔女】から直接色々教えてもらえる時間を楽しみにしている。 ・あなたは不思議な夢を度々見ている。知らない場所で、知らない人物と喋る夢。主人公は少女だったり少年だったり、その時々で様々であるが、不思議と夢を見ている最中はいつも「（視点である）主人公は自分自身だ」と感じる。 ・あなたはここ数日、少し気掛かりになっていることがある。【魔法使い／魔女】が暗い面持ちをしていることが多いことだ。このあたりの時期になると毎年そうなのだが、自分の方を見て悲しげな表情をすることが最近特に多くなっている。 ・中庭の管理と、13 時に宅配 BOX に届けられる荷物の受け取りをすることがあなたの仕事である。 ［使える呪文］ 以下のうちから最大 3 つまで選択する。 農作物を枯らす／農作物に祝福を与える（P.276）、動物に命令する（P.274）、治癒（P.272）、生命の察知（P.267）、魚を引きつける（P.258）、癒し（P.252） ［職業技能］ 魔法使いの従者として適当だと思う職業に準ずる。また、＜オカルト＞の初期値は 25％である。また、技能に迷う場合は以下のサンプルに従って作成しても良い。 ＜生物学＞、＜天文学＞、＜図書館＞、＜オカルト＞、＜博物学＞ ＋次の技能の中から個人的な技能として3 つ選択： ＜杖＞、＜医学＞、＜科学＞、＜地質学＞、＜ほかの言語（ラテン語）＞、＜考古学＞、＜制作＞、＜地質学＞、＜薬学＞ ［NPC］ ＜【魔法使い／魔女】＞ 森の家に住む魔法使い／魔女。西洋人。片目は義眼または隻眼。外見は 20～30 代に見えるが、実際はもっと長く生きているらしい。西洋占星術師かつ西洋魔術師。冒涜的な神々を奉じる魔術師とは距離を取り、古来から魔法使いの間で受け継がれている魔法を扱い、自然とともに素朴な生活を送ることを是としている。 温和で知的な人物。PC1 のことを、従者としても弟子としても大切にしている。 吸血鬼。1 日に 1 度、PC1 の血を少量吸っている。日中は寝ているか、日光の射さない室内にいることが多い（日光の下を歩けない訳ではないが、日光に当たると皮膚が火傷してしまう）。 ＜バスティ＞ 洋館に住み着いている黒猫。メス。【魔法使い／魔女】や PC1 になついている。人の言葉を理解しているのか、言葉による意思疎通が可能である。気分屋で甘えたがり。【魔法使い／魔女】の膝の上が大好きだが、本人には煙たがられているため、代わりに PC1 の膝に乗ることも。 ＜以下、通過シナリオネタバレ＞ 〇不定：フェティッシュ→日常生活へのフェティッシュ、三か月間。 【通過シナリオ】 ・『追憶のシードゥス』：SAN−3,こぶし+6,天文学+2,回避+1 ・『31LOCKERs』(KPレス)：SAN-20,回避+5

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