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クトゥルフ PC作成ツール
巳捧来 達 (みささぎ とおる)
ID:3960426
MD:778aa449ae7c95e8fcc498528dacf3d1
巳捧来 達 (みささぎ とおる)
タグ:
ふも
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
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EDU
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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簡易表示
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■好きなもの:小さな子供(助兵衛な意味ちゃうで!)、雨の日の京都(京都はええとこやで、全部好きやねんけど……うちは雨の日がいっちゃん好きや!)、みたらし団子 ■嫌いなもの:デカ女って呼ばれる事(言うても笑って許すけどな?)酢豚のパイン(あればっっかりはほんまわからへんねんな) ■概要 大阪で生まれ大阪で育って大阪で成人した生粋の大阪人。何故京都で番傘職人に? 「それはな?話せば長くなるんやけど──────────」 (3年くらい前 大阪の実家 大体夕食前) 「オトン聞いてえな!」 「なんや」 「うち京都で働きたいねん!」 「ほうけ。お前京都に何しに行くねん」 「何って仕事やんけ。うち来年卒業やで?」 「ほんまか。昨日までこン(溜め)なちっこかったんやけどなあ」 「アホか!時間抜け落ちとんか!」 「ええで」 「ほんま!?おおき」 「どうせ行くんやったら自分なんかおもろい事せえや」 「うわ出たわ自分……そういうノリほんま、若い子にも嫌われるで?」 「ええから。何しに行くねん」 「番傘作るねん」 「ええで」 「ほんま!?おおきにな!」 ──────────……(ここまで一人芝居) 「って感じや!あ、そういうんちゃうくて?」 彼女はフィールドワークで、しばしば京都を散策していた。 生憎その日は雨で、祇園の町並みは観光客がさした傘ばかりで 町並みが殆ど楽しめへん……と、友人が嘆いていたのを覚えている。 「……ほんまに?うちは好きやで、この景色」 そう聞いて横に立つ彼女を見上げた。頭一つ抜けて背の高い彼女は、一面に敷き詰められた色とりどりの傘の絨毯を眺めていた。 町屋並びの黒を基調とした花見小路の中で、色とりどりの傘が並ぶ姿。雨粒が光を掬い上げて、きらきらと目の端から端までを祝福している。彼女にとっては、それが幻想的とも言えるほど美しい景色だった。 二年坂に連れられ、漸くその意味がわかった気がした。……彼女はいつも、こんな景色を見ているのか、と。 「でも、確かにテイストはごっちゃになってまうな。それも今っぽくてええけど……うーん」 商屋の通りを散策して、そろそろ帰ろうかと話しながらも頭を悩ませていた。 ふと、その時目に留まったのが……今の師匠でもある、番傘職人沫喰三笠(うわばみみかさ)の工房だったのだ。 「……ッ、これや!!」 その出会いが大きな大きな彼女の、小さな冒険心を擽った。 ■性格 基本的にはおおらかな関西人。というか大阪人。大概の事は笑って許す。でも傷付いてはいるっぽい。 感受性豊かで繊細な癖に、耐久度が高いせいで何となくその場を流してしまう。 陽気で軽快、誰に対しても大体同じノリ。 全部がデカいのを気にしていて、『デカい』『巨人』みたいにイジられるのはあんまり好きではない。 せやけど実際デカいからしゃあないなあ、と全部怒るに怒れず流してしまってきた。近しい友人は、そんな彼女を見て何を思っただろうか。 ■プロローグ 「沫喰のおっちゃーん!見てえな!」 京都の古い街並みの片隅にある工房。閑静な屋敷の並びに、今日も声が響く。 渡されたそれをくるくると回す暫く眺めていた男は、 「……んん、ダメや。この構造やるんやったら骨の柔軟さが足らんわ。売り物にならん」 「嘘やん!?わ、ほんまやな……今回はええ線いったと思うとったんやけど……うっし、またちょっと揉んでみますわ」 売り物仕込むんも忘れなや、という声に背を向けたまま気の抜けた返事を自分の作業台に投げかけるように戻る。 あれもこれもと悩むこと数時間、師匠の入れた茶を飲みながら昼過ぎの祇園を眺めている。 京都の、特に祇園の町並みは好きだ。古めかしくて、でも朽ちてはいなくて。 大切に、大切に引き継がれてきた美しい形。伝統というものを護る意味とか、そんな難しい事までは思い至らないけど。 人の少ない京都も、静かな味わいがある。 観光客で溢れかえった京都も、賑わいがあって忙しなくてそれもいい。 雨の日も、晴れの日もまた違う顔を見せる。 朝も、昼も、夕も、夜も。こんな景色に比べれば、私なんて小さなものに見えて─────。 「ずず──────────……なんか、忘れとるな?うち」 時計を見る。午後2時。……いや違う。カレンダーを見る。 「ハルちゃんらと遊ぶデーin東京!!」 「あ゛───────────────ッ!!!!!!」 「おいタツ!うるせえぞ!!」 「ごめんて!!うち今日東京行きやったわ!!!」 「あ?あー、随分のんびりしてはるなあ思うとったわ」 「この京都人!鬼!行ってきまーす!!」 「まあ待てや……車出したろやんけ」 「ほんまに!!??持つべきは師匠やわあありがとうなあ!!あとうちトオルや!」 そうしてでっかい女は京都を駆け足で旅立つのだった……。 ■エピローグ 「いやいや、ホンマやて!!」 白昼の商家通りに、一際大きな話し声が響いている。 またまた、だとか。おもろいわ、だとか。 大概の婦人たちは口を覆い、宙を扇いで笑うばかりだった。 「信じてえなぁ!うちほんま凄かったんやから!」 「うんうん、信じとるよ?ふふ」 「だああ信じとらーん!!うちは友達を救うべく、椅子くんと一緒に空飛ぶけったいなバケモンとどつきあって」 「タツ、まだ言ってんのか」 放っておけば後十数分は続いたであろう語り口を、遮る男の声がある。 「おっちゃん!」 「あら、沫喰さん。今日はもうずっと工房?」 「へえ、そんなところですわ」 それだけ応えて踵を返す。相変わらず、寡黙で多くを語らない。 ともすれば無愛想でぶっきらぼうでもあるのだが……個人的には、彼のそんなところにも惚れ込んでいた。 「タツ、ぼちぼち店に戻りな。お前宛の客が来とるわ」 「うち宛?なんやろ」 「取材やと。茶ァ出して待たせとる。はよこい」 「はあい!ほんだらうちもう戻るね?ご馳走さん!」 「うふふ、これ沫喰さんの分。走って転ばんでや?」 「おおきにおおきに!大丈夫やって、任せてえな!」 駆け出して、すでに歩幅など合わせる気のない中年の背中に追い縋る。 こういうものを、職人気質とか言うのだろうか。 それに酷く憧れて、根負けさせるまで弟子入りを頼み込んだものだ。 「おっちゃん、おっちゃん足速いわ……」 「お前が遅いんや」 「これな、お団子屋さんがおっちゃんにーいうてくれてん」 「ほうか。後で貰うわ」 「ん!冷蔵庫入れとかななあ」 少しの道のり。大通りを離れ、職人達しか知らないような近道を通る。 「タツ」 「トオルやて」 「もう、あの話するなや」 あまりに突然切り出されて、数瞬なんの事だかわからなかった。 昼過ぎ、けたたましい蝉の声が騒いでいる。 無言のまま暫く経って漸く話が繋がり、遅過ぎる返事を口から送り出した。 「え、なんでなん?」 「なんでもや」 いつものことだが、まるで予見していたかのように返事が早い。予め、頭の中で会話の流れを構築しているのだろう。 「お前は関わらん方がええ」 数分の間を設けて、それが精々の説明だった。 「───い、いうても大事な友達が関わっとったし、うちはただ……」 誰も居ない裏通りで、頑なにこちらを見ない彼の様子が薄気味悪くて。 どれほど無言の時間が続いただろうか。 薄暗がりを歩幅も気にせず歩き続ける背中。幾度となく染めて、誂えられた布が日差しからその首筋を隠したり、晒したりを繰り返す。いつもなら、こんな裏道に見る職人達の生活が好きだなんて気楽なことを思えるのに。 「お前のアホが余計増したと思われるだけや」 「─────…………は、はあ?」 「そないな一夏のアホは、こん中(側頭部を軽く二度小突く)だけにしとけ」 そう言って一瞬振り返った彼は、相手にするでもないかのように乾いた笑いを吐き捨てた。 「はは、は、はっなんや真面目な話や思って聞いとったらあ~~~~~~!!」 安堵とともに、笑いがこみ上げる。持ち前の足の長さで歩幅を広くして追いかけて、 呵々と笑うその背中にタックルをかます。勿論、拳骨を貰うのだが。 ああ、よかった。 ─────ついに達にまで、妖魔の手が伸びてきたのかと思った。 それはそれとして、理が異なるとはいえ埒外の存在とかち合ったのは偶然ではあるまい。 「──────────……そうですか。蟲宮の呪いの兆候は?」 「いや、見られやせん。痣や悪夢も、今のところは」 「よかった。であれば、もう暫く経過を見てください。彼女も例外ではないという事だ」 「はあ……また、連絡します。火雅千様」 「ええ。巳捧来が弟子になるとは、珍妙な縁もあるものですね。沫喰」 「やめてくださいよ。本当、俺もどうしていいやら」 「今は、貴方が護ってやりなさい。それでは、いい報告を待っていますよ」 「…………。」 黒電話を置く。定例の報告にはまだ早いが、取り急ぎというものだ。 ……蟲宮の呪いは、貴族衆と枢木、それに四神護姫の家系を主に狙っているらしいが。 念には念を。いつあの毒牙が降り掛かるかはわからないのだから。 ──────────シナリオ『神蛇道 咽び過つ 事勿れ』へ──────────
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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