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【基本的な設定】 「で・・・幾ら出すんですか～？」 お金さえ出せば大抵のことは請け負う何でも屋。探偵業も営んでいる。 小娘だろうがオーヴァード優位な世界では問題はない。 組織的に動いてるわけではないのでやれる事に限りはあるが、その分対応は早い。 (エンブレム：デリバリーのフレーバー。) 儲けの2、3割程(それでも決して少なくない金額)を孤児院に寄付するなど善性的な側面も持ち合わせてはいる。 ただし、気が向いた程度の行動であり義賊の様な正義感は持ち合わせていない。 経歴やプロフィールは出鱈目なものしか残っていない。 今の戸籍や住処なども売り買いしているもののひとつを使用している。 例えば"八荻 かなめ"という名前の人物は遺書を残して自殺したが、彼女は死体等を隠蔽し戸籍を使用している。 この世界では自殺する人物が後を絶たないので調達は比較的楽。 戦闘面に関しては、特定の訓練を積んではいないが実践経験の数が計り知れない。 トライ＆エラーの繰り返しで学んだ剣術は我流ながら達人の領域に達している。(白兵の技能値11のフレーバー) オーヴァードの力に頼らずともある程度立ち回れるようにしている。本人曰く「経験を積めば誰でも到達可能な範囲」。 経験や訓練によって培われた技術を彼女はオーヴァードの能力以上に評価している。 その為、非オーヴァードであっても技術を持つ人物であれば(あくまで心の内で)敬意を示す。 「こんな商売してるなら、護身の術のひとつやふたつ、自然と身に付くものだよねぇ」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【世界に対するスタンス】 世界の真実に気が付いているが、自分に益が無ければ動かない性分。 逆に言えば自分に利益さえあればテロリストと呼ばれるUGNへの協力を惜しまない。 FHとUGNの双方の主張(裏を含めて)を知りつつ、今の世界の状態を良いとも悪いとも思っていない。 両親の虐待から自分が抜け出せたのは、現状のオーヴァード優位な状況のおかげなのは紛れもない事実。 しかし現実はこういうものだ・・・と、それ以上の感想は抱いていない。 「正しさは当人の都合だからね。相手の主張をそのまま信じるっていうのはつまるところ・・・いい様に使われてるって事さ」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【UGNに対するスタンス】 彼女にとってUGNはハイリスクハイリターンなお得意様。 主に物資の調達や潜伏場所と情報の提供等を行っている。 また、柏木伊織という人物の潜伏の助力や護衛を請け負ってもいる。 お金が払えない場合は、情報や伝手の貸し出しでも彼女がそれに見合うと判断したものなら代替可能としている。 (エンブレム：キリタニコネクション、エンブレム：ギャランティプラスのフレーバー) 例えば彼女の持つ遺産は、UGNとの取引の見返りに自分に適しているものを選んで対価として受け取ったもの。

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