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気づいたらここにいた。それともここで産まれたが正しいのかな。この広い部屋でずっと過ごしていた。母さんや父さんはどこに行ったのだろう、本で読むには子供が生まれるには2人の異性が必要らしい。でもここには身の回りの世話をしてくれるライフロボットしかいない。自分と同じ人間なんて誰一人として見たことないよ。ライフロボットたちはしっかり仕事してくれるし勉強も教えてくれた。でもなんだか彼らと話す言葉は無機質で、そんな生活がつまらなかったんだ。 作ってみた、ロボットだ。 僕の子供、家族だ。 幸い、外の人が書いたと思う機械の本がたくさんあったからそういうのには詳しかったんだ。 気に入っていたゲーム機だったけどもう長らく遊んでないから分解して小さなロボットを3体作ってみた。 ちなみに、名前はアルフとベートとガンムだ。 もちろんライフロボットと違って人工知能が入ってるわけでもないから喋ったりはしないけど、自分で作ったって思うとなんだか感慨深いな。 未だに知らないことがたくさんある。お父さんやお母さんはどこに行ったのか、今、外の世界はどうなっているのか、知らないことが山積みだけどきっと僕一人ではどうにもならないのかな。 ロボットを作ってみて少しは満たされた気もしたけどやっぱりここはつまらない。 もっと面白いものを見てみたい。 【性格】 見た目は女の子っぽいが一人称は僕。 落ち着いた印象で喋る。 普段は少し気だるげだが、興味を引くものには少しテンションを上げて反応してくる。 人間とロボットに対しての興味が強い。 【備考】 部屋のライフロボットの他に3体のロボットを作った。 名前は、アルフ、ベート、ガンム。 置いてあったゲーム機をいくつか分解してそのパーツで組み上げた。 全員小型で自立して動いたりはしないが、ゲーム機のコントローラーを使って操作することができる。

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