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「かえして。僕の家族を…たった一人の家族をかえして、かえして…」 「あ…ごめんなさい」 「人がぼろぼろ死ぬの、嫌いなんです。だから僕…」 たった一人の家族の為に全てを捨てた研究者 元より親がレネゲイドに関わりがあったため覚醒にも驚かずに自分の手足と同じ感覚であった(この時はまだ物の創造も容易であった だがたった一つのジャームのために親もろとも姉を殺害され、そのショックからPDSDを発症。記憶をごっそり持っていかれる が、事件のことは覚えているに関わらず錯乱も含めて姉はまだ生きていると錯覚する もしくは彼の中でレネゲイドを使えば姉が生き返る、そう思い込む(彼の心境は彼自身にもわからない) そこから14歳から研究を続け、25歳の時にレネゲイドを用いた死者を蘇らせる研究の最終段階と称して自殺する ただし研究は成功に近く、仮死状態から復活する。この際モルフェウスの物を創造する力を失ってしまう 姉の体は既に灰。 彼は姉の肉体を探し周りつつ、できもしない研究をずっと続けている(完全に死亡した者を復活させる) かれこれ30年は生きているが何かの作用なのか体は腐りゆく一方である。成長もしない。肌の至る所に人工皮膚が貼られてボロボロに見える。(変貌の果て) そんな中UGNからこちらのラボで研究をしないか、とアプローチを受ける。とある条件を約束し、今に至る 精神年齢はかなり幼いが知識は豊富 体型はまるで成人男性とは思えないほど華奢で小さく、かなり無理のある食生活のせいで体重も軽すぎる始末 髪の色は事件によりすっかり抜け落ちて灰色と化している。瞳の色は個性 ちなみに人をかばうことを得意とする理由の一つとして、目の前で人が傷つくことがトラウマとなっているためである

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